すぎ内科クリニックの院長のブログです.

2020年04月01日

神はサイコロを振らない:必然性の追求

ein202003.jpeg

God does not play dice.
「神はサイコロを振らない」

(今日は研究者向けなので非常に難しい内容です)

どんなことであれ…その意味合いがある。
どんな現象であれ…その必然性がある。
意味のないことは…この世では起こらない。

今回のコロナウイルス感染症に関しても何らかの意味合いがあるのでは?
今は感染の助長を防ぐ段階には違いない。
しかしながら…この感染症が起きた必然性がある筈。
それを追求することが…今後の医学に繋がると思わざるを得ない。

日常の診療をしていて…このことに気づいている人は、ほぼいない。
感染を恐れ…感染のストレスを抱えている人間の姿に他ならない。

このことをよく考えて欲しいと思う。
「必要で無いことが世の中に起きるのだろうか?」という視点。

戦争の意味は「物質文明の繁栄」にあると思われる。
物が豊かな方が勝利する訳なので…「この世に物を豊かにしたい」
そんな意思が、どこかにあった様な推測ができる。

今回のコロナウイルス感染症に関しては?
ニュースコラムに書かれている「ウイルスとの闘い」とかの表現。
「如何にウイルス感染の必然性があるか?」というコラムは皆無。

「闘うか?」 それとも 「必然性を見抜くか?」
今後の医学は、そこにかかっていると思わざるを得ないと感じる。
もちろん、人類の発展も…その様な視点にかかっていると考える。

PS: 電子軌道はボーアの確率論によって成り立っています。
    これを鋭く批判したのがアインシュタインでした。
    その後の膨張している宇宙の考えが出てきてからアインシュタインも
       「宇宙が静的(膨張しない)との判断から、宇宙項を入れて動的宇宙に変えてしまった」

   これはアインシュタインの最大のミスだと思います。
   宇宙は遠距離になると膨張している様に見えるだけの様に自分は推測しています。
   最高速である光速の秒速30万キロで測定できる範囲は30万キロ以内に限られる、と。
   フラクタル運動性を基盤に計算するれば…間違いは直ぐに分かるように思われます。
    
       空間構造はフラクタル性を持っているからです。
   例えば120万キロの空間フラクタル構造での収縮と膨張は…
   秒速120万キロで行われる可能性があります。

   それからすれば…光速の秒速30万キロが上限としたこと自体に問題があるのでは?
       もっと速いスピードがあるのが、この宇宙だと思います。
   光速よりも速い速度を観測できるか? これは宇宙物理学者にお願いします。
   医療は…視点を変えることの大切さを感じることが必要に思います。

   今日は難しかったかな?
   研究者向けでしょうね。気づいて下さる研究者が1人でもいれば価値があるよね。
   さて…? どうなることやら?

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PS: Suzanne Vega - Luka
音楽としては良い感じの曲ですが…内容は自分の住んでいるアパートの上の階で
小児虐待が行われている!と言うことを歌っているんです。
彼女は歌手でありながら…小児虐待を防ごうとして作ったのが、このルカという曲です。

posted by 杉幹雄 at 14:48 | Comment(0) | 哲学

2020年03月29日

じんま疹治療から…現状の医療を考える。

hoshin.jpg

「症状を出している臓器に問題がないことが多い!」という事実。
そんなことを知って頂きたくブログの記事にします。

「皮膚科での治療では…治らない」とのことで漢方治療を求めて来院。
初診時には、38℃台の発熱と背中には強い発赤疹がありました。

自分のクリニックでは、一般治療と共に漢方治療を併用します。
このため皮膚科で一般薬を出されているため抗生剤の中止を指示し
漢方薬を処方し、抗アレルギー剤などは併用して服用するように指示しました。

血液検査では白血球13,000程度、CRP:5程度でやや強い炎症です。

血液検査の結果が出て、炎症反応が強い事から電話連絡し状況を確認。
少し良くなっている感じなので大丈夫とのこと。
また解熱も始まり、解熱薬は殆ど飲んでいないとのことでした。

再診し背中を診ると…あれだけの発赤疹が取れている状態でした。
「漢方薬を飲んでいると日ごとに症状が軽くなることが感じられる」とのこと。

漢方薬も身体にハマっている(合っている)様ですので
漢方薬の継続治療をして行くことになりました。
最終的には体質改善の治療を継続していくことになります。

考察
ここで…自分がしている治療の視点は皮膚にありません。
自分は内臓の充血を取ることを主眼に治療をしているだけです。

この病態は内臓の充血が強いために皮膚に発散しているだけと思われ
内臓の充血を取ることが先決と考えたからです。
内臓の充血をそのままに皮膚の治療をしていても治らない病態です。

どの部分を視点にするか?で治療方針は変わります。
これは他の病気でも同じことが指摘出来ます。
ウイルス感染症でも同じで必然性がなければウイルス感染も必要ないことです。

ウイルス感染症に関しての医療的な視点は…
短期的な視点、中期的な視点、長期的な視点と分ける必要があると。
感染が進んでいる現在では外出の禁止などの短期的な視点が重要ですが…
収束後は「培地となりやすい身体の状況」や
「ウイルスの必然性」を考えて研究をすべきだと感じています。
「ワクチンができたら終わり」ではないと思われてなりません。

収束後の医療研究が今後の感染症対策を強化する原動力になるに違いありません。
一般の医療が分からない方にはコロナウイルス感染が不安でしょう。
ただ日本が強力な研究で世界の行き先を示すことが、
今後の日本の存在を認識させる絶好の機会でもあるのには間違いありません。

PS:ん〜〜〜この動画、面白い!
  「踊る大捜査線」なんだけど音楽が「東京ラブストーリー」だったりして
  こんな感じが良いなぁ〜うん(^_^)
  あれから何度か東京ラブストーリーを見ているんだけど…
  男女って本気になったら苦しいし切ないよね…異性は基本違うから。
  でも…それを乗り切ることが意外に大切だったりするんだろうね。

posted by 杉幹雄 at 06:24 | Comment(0) | 皮膚病

2020年03月18日

漢方医学から解析したコロナウイルス発熱症状

kolona.jpg

次はコロナウイルス感染症での発熱症状に対しての視点を話したいと思います。

現代医学では炎症があれば発熱症状を起こしやすい!という様な考え方です。一方の漢方医学では、血液検査で炎症反応がなくても発熱症状があるときが多いと断言できます。

発熱が取れないという患者さんに対し、診察にて少陽病期であることを確認しながら血液検査をして炎症反応がないことを確認し、漢方治療のみで解熱していく例は、少なくはありません。先日、夜になると38〜39℃の発熱症状が認められる患者さんが来院しました。診察では少陽病での発熱ですので漢方薬を処方し、炎症反応を確かめるために血液検査をしましたが炎症反応は認められません。同時に、昨晩は発熱がなく「もう大丈夫だと思う」と患者さんが話します。

自分の息子のことですが、同じ様に38℃の発熱を1ヶ月程度、継続していたことがあります。小児科にて炎症反応なし、大学病院を紹介され炎症反応を認めないので診断としては「環境不適合」との診断…(T.T) 自分が診察をすると少陽病であることが確認できるため漢方治療を開始。約2週間で平熱になりました。

次はコロナウイルス感染症での発熱です。感染を知りながらカラオケバーに行って「移してやる!」とのことで、その時は元気でカラオケなどを歌っていましたが、その後に亡くなってしまったこと。これは問題行動ですが…カラオケバーに行ったときにはコロナウイルス感染症陽性でも動くことが出来た。そんな点に着目すると…やっぱり少陽病期に強い症状を出すのは間違いありません。この少陽病期にお酒を飲むと症状が急激に悪化します。

傷寒論でも少陽病期の説明は簡略で処方として小柴胡湯程度しかなく、その殆どは太陽病期に記述されています。それは太陽病から少陽病期への移行が多いからに他なりません。WikiPediaでは「少陽病(しょうようびょう)は、三陰三陽病の一つで、太陽病の次に起こる外感性疾病。六経病では少陽経病である。傷寒論では、「少陽の病たる、口苦く、咽乾き、目眩くなり」といわれ、発病後4 - 5日ないし6 - 7日を経た時期の病態で、口苦、咽乾、舌苔白、食欲不振、悪心、脈弦緊などの症候を現わす。胸脇苦満や往来寒熱も出る。」

ここで傷寒論解析からすれば…風邪でも病期があり、太陽病から少陽病に移ると症状が変化することから…「症状が悪化した!」と来院される患者さんも多いのも事実です。一般の風邪では「微熱がでる」とか「怠くてしかたない」とか、一部には少陽病期でも39℃程度の高熱が出ます。また、この時期に肺炎が多いのが臨床での経験から指摘出来ます。風邪の熱は皮膚と腸とのアンバランス性から身体に入ってきます…その熱が管腔臓器(太陽病)から実質臓器(少陽病)に移るときの症状でもあると考えています。これは風邪が推移している姿であり…特別に悪い状況ではありません。実質臓器の熱を取り切れれば風邪は抜けていくからです。

※※※追加 2020/03/19
この様な臓器間の充血の推移は「熱力学第一の法則」に当てはまります。「第一法則は、閉鎖された空間では外部との物質や熱、仕事のやり取りがない限り、熱(そしてエネルギー)の総量に変化はないということを示している。(wikipediaより)」すなわち体内の熱の移動が起こりうるものの外部からの産生熱ではないことを物語ります。

身体は均一性を求めます。部分的に充血や虚血があれば身体の均一性を失い…それに伴い症状を起こします。逆に均一性がある身体では、何の変化(症状)も起きません。この様な現象は気象と同じです。高気圧は気圧が高い場所、低気圧は気圧が低い場所です。一気圧は1,013ミリバールですが…回りの気圧が1,018ミリバールならば正常気圧の1,013ミリバールでも低気圧になります。この様な現象は身体でも起こります。一つの臓器は回りとの熱量の比較を常時行って生体内運動を行っているようです。このため一つの臓器の周りの臓器(背景臓器)の熱量が下がれば、当該臓器は充血している臓器となり症状がでます。この様な現象は他の一般的な物理現象と何ら変わりはありません。

医学は身体を扱う学問ですが…物理の前では自然界の現象も身体の現象も何ら変わりは無いということです。医学が特殊と考えること自体に、「医学は特殊で他の科学と違う」という様な偏見や他の科学との縄張り争いの様な線引きをする様な問題があります。自然の中に生きている運動体である人体が物理の法則を外れることはありません。今回のコロナウイルス感染症が、そんな新しい医学への視点を残してくれることを期待しています。
※※※

検査機械が提示した病態変化も大切には違いありませんが、風邪の経過の流れが分からなければ感染症の治療は難しいとは思います。もっと柔軟になった方が良いように思われてなりません。蛇の様な柔軟性なのかねぇ〜(^_-)ネッ  橋下徹元大阪府知事は「暴論かも分からないけど」と前置きした上で「どこまで政治判断でリスクを引き受けていけるか。高齢者や基礎疾患がある人の命を守る、重症者を出さない医療水準を維持するのは当たり前だけど、感染しても死ななきゃいいじゃないですか?って気持ち、マインドになれるかが大事」 ん〜〜〜こんな視点も大切だよね。
 
igakusymbol.jpg 医学のシンボルです。
6つの方向性の図形に上に向かう杖を蛇が登る姿です。

こんな感じに柔軟な考えを欲求されるのが医学なのかな?
この医学のシンボルのことを自分も好きで…クリニックのロゴに使いたいなぁ〜とか思っているのですが。

傷寒論も素晴らしい医学だし
現代医学も素晴らしい医学だけど…次は融合だよね。

PS: トイレットペーパーを買ってきて下さった患者さん
  また品薄のマスクを100枚以上、持って来て下さった患者さん
      このブログをいつも読んで下さる患者さん
  ありがとうございます。感謝の気持ちで一杯です。

  銀巴里出身のジャズ歌手の患者さんが歌って下った「愛の賛歌」
      ジャズの歌い方の素晴らしさとプロの圧倒的な声量…
  そして全身が包まれる暖かさを感じて、ただポロポロと涙が流れていた自分に…
  手を添えて歌って下さったんですよね…(^_-)ネッ。

  そんな夢の様な時間を下さった患者さんにも感謝しています。
  自分も、そんな患者さんの気持ちを他の患者さん方に返していかなくては、(^_-)ネッ
  
posted by 杉幹雄 at 20:26 | Comment(0) | ウイルス

2020年03月11日

漢方医学から解析したコロナウイルス感染症状

コロナウイルス.jpg

このコロナウイルスとインフルエンザウイルスの違いを
漢方医学の観点から比べてみたいと思います。

漢方医学の原点とも言える傷寒論の病期には6つに区分されています。
太陽病→少陽病→陽明病→少陰病→太陰病→厥陰病(→死)

この傷寒論は感染症が多発した村で治療を行ったと思われる医師
張仲景によって書かれています。今から2000年前です。

傷寒論序文は以下の様な文章から始まります。
「宗族素多,向餘二百,建安紀年以來,猶未十稔,其死亡者三分有二,傷寒十居其七」
 以上の漢文を訳すと…
「自分の一族は200に余る程であったが、建安(と言う年号)に入ってから
10年も経たないのに、死亡するものが3分の2になり、その中での7割が傷寒だった。」

syoukanjobun.jpg
(大塚敬節先生 傷寒論解説 序文)

つまり伝染病の治療方法が傷寒論という本に書かれてあるということです。
この本は平安時代には日本に入ってきており、江戸時代の医学を支えた本になります。この本の特殊性は簡潔であり、風邪による病態変化を経過により繊細に書かれている点にあります。

ただし非常に難しい内容で、自分が手に取ってから何となく分かるまで10年。
その医学的内容の応用が出来るまでには、あと10年(合計20年)が必要でした…(・・;)。
この本は全体を把握しないと、部分的に読んでも内容が分からない様な本です。
加えて…漢文です(T.T)。自分は漢文や英語は学校を卒業してから学び直しました…(^^ゞ。

それでは…
この傷寒論の考えを利用してインフルエンザとコロナウイルスを解析してみます。

インフルエンザの場合には「太陽病期にて症状を出すウイルス」です。
1週間もすれば、何もしなくても去ってしまうことから推測できます。

一方の新型コロナウイルスは「少陽病期にて症状を出すウイルス」になります。
感染して発病し4〜5日後に症状が悪化することから、太陽病のウイルスではありません。
次の病期の少陽病が中心で、陽明病も加わっているのかも知れません。

外来診療ですので、肺炎になっている患者さんを診る機会も多いのですが…
太陽病期で肺炎になることは、まずありません。少陽病期に肺炎の発病が多いのが事実です。

ここが次の医学への鍵に他なりません。

少陽病は実質臓器の充血が顕著です。
傷寒論は江戸時代の医学で古い医学ということに関しては間違いありません。
しかしながら、現代医学が持たない視点を持ち、その視点を利用すれば…
実質臓器の充血を取ることにより肺炎の悪化を防ぐことが出来ると推測できます。

※※※
追加:2020/03/14〜3/16
新型コロナウィルスの漢方薬治療として、お隣の国では「清肺排毒湯」なるものが使われている様です…患者さんから教えられました。
薬草構成:麻黄9g 炙甘草6g 杏仁9g 生石膏15-30g(先煎) 桂枝9g 沢瀉9g 猪苓9g 
白朮9g 茯苓15g 柴胡16g 黄芩6g 姜半夏9g 生姜9g 紫苑9g 冬花9g 射干9g 
細辛6g 山薬12g 枳実6g 陳皮6g 藿香9g wikipediaより

この処方構成から考えると…やはり少陽病と陽明病が中心になっている状況を物語るものだと考えます。五苓散が含まれているのは熱を取る時にでる水分バランスを整える考えを入れている様な感じかな? 冬花・射干・紫苑を入れているのは呼吸器症状緩和のため保険生薬では使えない薬草を使っている感じ。炙甘草を入れるのは急迫症状解除と薬草の結びつきを強めたい目的があるのかな?と感じます。すなわち呼吸器症状を緩和する効果は強いのだろう…と考えることは出来る処方かな。こんな感じで「処方される薬草構成から病態を考えて行くのが妥当」と教えるのは「傷寒論」の解析で知ったことに他なりません。

この様な処方をみて保険漢方ならどうすべきか?
ん〜〜〜コロナウイルス感染症では両肺の肺炎が起きることが多いことからすれば、柴胡(肝臓)だけに充血がある肺炎は少ないに違いない…多分、黄連(脾臓当たり)に充血があるものと推測され柴胡剤だけでは足りないように思われる。このことから処方は基本的に…少陽病の実質臓器の熱と陽明病の管腔臓器の熱を取ることに他ならない。とすれば…柴陥湯・麻杏甘石湯・香蘇散・五苓散当たりになるのかな? 少陽病の実質臓器の熱と陽明病の腸熱を取ることを主体とすれば、後は一般薬の併用でも良い様な感じもします。
※※※

自分は現代医学も良い部分も多いと感じ、一般薬も普通に使っています。
また漢方医学的な視点も重要で、漢方薬も必要なら併用します。

折角、そんな考えの医学を残している国なのですから…それに気づくこと。
そんなことが大切に思われてなりません。

前回の記事に書いた様に「ウイルスの必然性」は顧みる必要があります。
ウイルスがいなければ…地球上に人間が生まれなかったのかも知れない。
もっと「ウイルスが何をしているのか?」を考える必要があると考えざるを得ません。
ウイルスが地球環境を守っているという視点もあるのでは?

PS:ん〜〜〜
感染する人を防ぐことに対しては、国の考えと行動には正しさを感じます。
一方の医療研究では…そんなにウイルスが怖い存在なのか?を確認する時代に来ているのでは?
そんなことを感じます。ウイルスに対する必要条件の解析を急ぐことも重要だと。
それを実証し政府に伝え、感染症がどんなものであるか?を世界に発信する。
そんな日本になって欲しいですねぃ!(^_-)ネッ

さて…
大病院の勤務医だったときに「先生ってトトロみたいね」とトトロのぬいぐるみを看護師さんから頂いたことがあります。 やはり「となりのトトロ」みたいな生き方が良いかなぁ〜(笑)。


posted by 杉幹雄 at 08:22 | Comment(0) | 東洋医学

2020年02月23日

ウイルス感染と身体

virus.jpg
(コロナウイルスですよね)

徐々にパンデミックの感染症になっています、が。
細菌と同じくウイルスを怖がり…感染を防ぐ考え方に違和感を覚えます。

ウイルスでもウイルスなりの存在意義があります。
人間を病気させる以上の意味合いを持っている様に感じてなりません。

細菌は細胞の中に入れません。
一方のウイルスは細胞の中に入れ、遺伝子配列の変化をさせることも出来ます。

もし…このことが人間が地球上に生存しやすくなる意味があるとすれば
ウイルスに感染して、ウイルスに遺伝子配列を現状の環境になじませることが可能です。

感染症の死亡者は…身体の弱っている人ばかりです。
ウイルスでなくても、命を落としやすい状況にあります。
一方の若者では…症状も出ない不顕性感染も多い様です。

昔のことですが…
「ウイルスって身体の中で何をしているのかな?」と思ったことがあります。
ウイルスは遺伝子配列を変えることが出来る訳ですから…それなりの存在意義がある。
そんな結論になります。

私達の身体には、細菌だけでなく多くのウイルスと共存しています。
それに意義があるからに他ならないと思います。

コロナウイルスへの感染である「十分条件」のみを鵜呑みにして
コロナウイルスが一定の利益をもたらすために起きているという考え。
すなわち「必要条件」の確認が必要です。

今の医学は十分条件だけで成り立っているため…
病気を敵視しますが、十分条件だけでなく必要条件もあるに違いありません。
病気を治すには「必要十分条件」が決定的な治療法になる重要なものです。

またアインシュタインの話題になりますが…
「I comfirm that God does not play dice.」
(神はサイコロを振らない:世の中には必然しかないということ)
必要のないものは世の中にない…ということだと思います。

なぜ? そこまで恐怖を抱く必要はないとは思いますが。。。

posted by 杉幹雄 at 00:17 | Comment(0) | ウイルス

2020年02月17日

自分自身の生活習慣を振り返ること(喘息患者さんから)

kikanshizensoku.jpg

気管支喘息の患者さんからの伝言です。
皆さんに伝えて欲しい!と。。。

「自分は幼少時から喘息に苦しんでいました。
 それが今…喘鳴もなければ風邪も引かない!」と。

「ブログでも何でも良いから…
 そんな私の姿を伝えて欲しい!」と。うん(^_^)

 この治療の勝因は、まず本人の決意に他なりません。
「どうしても治したい」という気持ちが基盤にあります。

この患者さんは女性ですが…
肥満傾向でしたので15キロ程度の減量をしています。

それが、まず最大の勝因です。
それぞれの患者さんの言い訳は沢山ありますが…
「やるか?やらないか?」だけです。

喘息治療の場合には、ふつう気管支拡張剤や鎮咳剤、吸入薬を使います。
彼女の場合も最初の診察では…いつも喘鳴がありました。

そんな彼女でしたが…現状の彼女の病状は
「こんな喘鳴の無い自分って初めて…」と笑顔で話します。

この漢方治療後…すでに2年ほどは経っていますが…
これが感激された患者さんの言葉です。

漢方的に考えてみると…喘息の根源は気管支だけでは無いようです。
使っている薬は肝臓や脾臓などの実質臓器の熱を取る少陽病の漢方薬。
腸熱による咳が起因する咳に対する陽明病の漢方薬。
そして後世法の肺の熱を意識した漢方薬…の3つの合方を使っています。
その後に胃熱をとる古法の漢方薬を別に加えています。

現状では…最初に聴取された喘鳴はありません。
病院で処方していたテオドールも吸入もしなくて良くなった、と。

ここで指摘される最大のポイントは3つあります…
「治す!」という患者さんの決意と行動です。
「全身を診る」ということが医師に取って重要な点だと思われます。
「治療は患者さんと医師との共同作業である」ということです。

ご自分の生活から作り出した病気を他人任せにすることは間違いです。
まずはご自分の生活を顧みることから始めないと治療も進みません。

75才以降ならば…寿命も近いし食事制限はしませんが…
まだ行動しなくてはならない年齢ならば、患者さんの生活改善が大切です。
治療は2番目で、患者さん本人が自覚することが一番重要なこと。
そんなことを示している症例だと思います。

PS:今のAmazonprimeは「踊る大捜査線」に入って来ています。
東京ラブストーリーの「カンチ」も…刑事役として素敵な味を出しています。
東京ラブストーリーのリバイバルもされるとのことですが…
鈴木保奈美さんのリカの演技の素晴らしさを越えることができれば素敵ですね。
うん(^_^)

posted by 杉幹雄 at 22:22 | Comment(0) | 気管支喘息

2020年02月11日

アデノイド肥大の治療経過

hentousenswelling.jpg

この様な感じで…左右の扁桃腺が中央で接している様なアデノイド肥大。
こんな強いアデノイド肥大でも、漢方治療の経過が良いのに驚いています。

この治療は耳鼻科領域ですが…
漢方治療には現代医学の様な科の違いがなく全身を見つめる医学ですので
耳鼻科で治らないのならば、躊躇なく漢方治療をしています。



現状では大人のアデノイド肥大の治療は3名で全員経過良好ですが…
「両方の扁桃腺が中央で接着している状態での漢方治療がここまで良くなるのか?」と。
単に漢方への驚きだけです。最初は「扁桃腺を取った方が良いのか?」とのことでした、が。

この処方は小柴胡湯加桔梗石膏じゃないんですよ。

自分は一例報告は嫌いということと、身体によって処方が異なるためあえて処方名は書きません。
ここに処方を書いても、診断できずに漢方薬を投与して患者さんの体調が悪くなることもあるからです。柴胡剤か黄連剤か…2つに1つの区別もできない診察であれば…漢方治療は無理だと感じます。左右差を是正する漢方治療も柴胡剤と黄連剤の配合割合を個人個人で変更しなくては治らないので…それを処方名で書くことが出来ない部分でもあります。

この漢方治療は実際にはアデノイド肥大を意識していません。
身体の状況を意識し頭に全体像をイメージして…それに適合する漢方薬を投与しているのみです。
自分は現代医学も悪くないと思いますが、この様な漢方治療の視点の大切さを感じます。

扁桃腺肥大ならば、最初に耳鼻科の先生にみて頂きますが…
病気への視点の違いの医学が、ここまでの治療成果を挙げられる医学が日本にあります。
この日本の医学は…捨ててはいけないと感じざるを得ません。

漢方講習会をしちゃおうかなぁ???(笑)

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医者の毎日は、こんな感じに…患者のカルテを見て考えるよね。
どうして良くならないのか? 次の視点はどの様にしたら良いのか?

開業しているとDoctorXの様に17時に「帰りま〜す」とは言えないので…
こんなことを考えるのは…スタッフが帰ってからになります。
そうすると、20時から21時頃からが、患者さんの治療を考える時間になります。

検査結果を見て良くなっていれば大丈夫。あの患者さんの治療はこれで良いのか?
良くないときには治療をどの様にしたら良いのか?そんなことを考えます。

脱線しますが…自分で考えることの大切さを先輩の医師から教えられました。
「胃の調子が悪い」とのことで入院した患者さんが、上部内視鏡(胃カメラ)はしたくない。
それで胃の透視検査をした所、「異常なし」の報告書が届きました。

それをそのまま信じたのですが…何かおかしいんだよな。
自分で上部内視鏡をしたら噴門部(胃の入り口)に腫瘍があるのを確認し
鉗子で細胞を取ろうと鉗子を握った瞬間…堅い組織で…こりゃ駄目だ、と。
つまり、癌ということです。(クリニックでは胃カメラはしていません)

上部内視鏡での内科と外科との総合ミーティングで…
「胃の透視検査で問題ないと報告を受けたので、それを信じました!」とか話したら
 上司の外科医師から「お前は主治医だろ!」と一喝されました。
 「ここまでの責任があるのが医師なのかな?」とか感じましたが…。
 それも正しいよね。主治医が患者さんに取っての最後の砦だから。
 でも、その外科の先生は…最後まで自分のことを考えて下さった先生でした。
 自分が悩んでいる姿を見ると「笑っているんだよなぁ〜(笑)」

本来の自分は外科に向いているんだろうね。
外科って好きだったもん。消化器外科も好きだったし心臓血管外科も好きでした。
大学の消化器外科の主任教授からは「お前、なんで外科に来ないんだ?」とか、ね。
ただ自分は十二指腸潰瘍の手術をしており…ダンピング症状がでて外科は諦めました。
いまは時間が経っているのでダンピングはでませんが、太らない身体ですね。

これから後の人生では今まで勉強してきた医療の知識を残して…
後輩に繋ぐことが今の自分のすることなので…それをしていきます。
内科という分野と他の科と繋げて…身体全身を診る医師の視点を残します。
それが先輩の医師の教えられたことへの償いです。

次に生まれたら…DoctorXの様な外科医になりたいなぁ〜うん(^_^)

PS:カンチィ〜、なんてね。
  カンチは「踊る大捜査線」が凄く良かったよねぇ〜。
      自分はテレビは見ません。Amazonの映画とかドラマの方ばかりかもね。
  DoctorXも「見逃し配信」などで見ているだけです。。。

posted by 杉幹雄 at 08:08 | Comment(0) | アデノイド肥大