すぎ内科クリニックの院長のブログです.

2020年02月17日

自分自身の生活習慣を振り返ること(喘息患者さんから)

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気管支喘息の患者さんからの伝言です。
皆さんに伝えて欲しい!と。。。

「自分は幼少時から喘息に苦しんでいました。
 それが今…喘鳴もなければ風邪も引かない!」と。

「ブログでも何でも良いから…
 そんな私の姿を伝えて欲しい!」と。うん(^_^)

 この治療の勝因は、まず本人の決意に他なりません。
「どうしても治したい」という気持ちが基盤にあります。

この患者さんは女性ですが…
肥満傾向でしたので15キロ程度の減量をしています。

それが、まず最大の勝因です。
それぞれの患者さんの言い訳は沢山ありますが…
「やるか?やらないか?」だけです。

喘息治療の場合には、ふつう気管支拡張剤や鎮咳剤、吸入薬を使います。
彼女の場合も最初の診察では…いつも喘鳴がありました。

そんな彼女でしたが…現状の彼女の病状は
「こんな喘鳴の無い自分って初めて…」と笑顔で話します。

この漢方治療後…すでに2年ほどは経っていますが…
これが感激された患者さんの言葉です。

漢方的に考えてみると…喘息の根源は気管支だけでは無いようです。
使っている薬は肝臓や脾臓などの実質臓器の熱を取る少陽病の漢方薬。
腸熱による咳が起因する咳に対する陽明病の漢方薬。
そして後世法の肺の熱を意識した漢方薬…の3つの合方を使っています。
その後に胃熱をとる古法の漢方薬を別に加えています。

現状では…最初に聴取された喘鳴はありません。
病院で処方していたテオドールも吸入もしなくて良くなった、と。

ここで指摘される最大のポイントは3つあります…
「治す!」という患者さんの決意と行動です。
「全身を診る」ということが医師に取って重要な点だと思われます。
「治療は患者さんと医師との共同作業である」ということです。

ご自分の生活から作り出した病気を他人任せにすることは間違いです。
まずはご自分の生活を顧みることから始めないと治療も進みません。

75才以降ならば…寿命も近いし食事制限はしませんが…
まだ行動しなくてはならない年齢ならば、患者さんの生活改善が大切です。
治療は2番目で、患者さん本人が自覚することが一番重要なこと。
そんなことを示している症例だと思います。

クリックをして下さると励みになります。よかったらクリックして下さい。

PS:今のAmazonprimeは「踊る大捜査線」に入って来ています。
東京ラブストーリーの「カンチ」も…刑事役として素敵な味を出しています。
東京ラブストーリーのリバイバルもされるとのことですが…
鈴木保奈美さんのリカの演技の素晴らしさを越えることができれば素敵ですね。
うん(^_^)

posted by 杉幹雄 at 22:22 | Comment(0) | 気管支喘息

2020年02月11日

アデノイド肥大の治療経過

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この様な感じで…左右の扁桃腺が中央で接している様なアデノイド肥大。
こんな強いアデノイド肥大でも、漢方治療の経過が良いのに驚いています。

この治療は耳鼻科領域ですが…
漢方治療には現代医学の様な科の違いがなく全身を見つめる医学ですので
耳鼻科で治らないのならば、躊躇なく漢方治療をしています。



現状では大人のアデノイド肥大の治療は3名で全員経過良好ですが…
「両方の扁桃腺が中央で接着している状態での漢方治療がここまで良くなるのか?」と。
単に漢方への驚きだけです。最初は「扁桃腺を取った方が良いのか?」とのことでした、が。

この処方は小柴胡湯加桔梗石膏じゃないんですよ。

自分は一例報告は嫌いということと、身体によって処方が異なるためあえて処方名は書きません。
ここに処方を書いても、診断できずに漢方薬を投与して患者さんの体調が悪くなることもあるからです。柴胡剤か黄連剤か…2つに1つの区別もできない診察であれば…漢方治療は無理だと感じます。左右差を是正する漢方治療も柴胡剤と黄連剤の配合割合を個人個人で変更しなくては治らないので…それを処方名で書くことが出来ない部分でもあります。

この漢方治療は実際にはアデノイド肥大を意識していません。
身体の状況を意識し頭に全体像をイメージして…それに適合する漢方薬を投与しているのみです。
自分は現代医学も悪くないと思いますが、この様な漢方治療の視点の大切さを感じます。

扁桃腺肥大ならば、最初に耳鼻科の先生にみて頂きますが…
病気への視点の違いの医学が、ここまでの治療成果を挙げられる医学が日本にあります。
この日本の医学は…捨ててはいけないと感じざるを得ません。

漢方講習会をしちゃおうかなぁ???(笑)

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医者の毎日は、こんな感じに…患者のカルテを見て考えるよね。
どうして良くならないのか? 次の視点はどの様にしたら良いのか?

開業しているとDoctorXの様に17時に「帰りま〜す」とは言えないので…
こんなことを考えるのは…スタッフが帰ってからになります。
そうすると、20時から21時頃からが、患者さんの治療を考える時間になります。

検査結果を見て良くなっていれば大丈夫。あの患者さんの治療はこれで良いのか?
良くないときには治療をどの様にしたら良いのか?そんなことを考えます。

脱線しますが…自分で考えることの大切さを先輩の医師から教えられました。
「胃の調子が悪い」とのことで入院した患者さんが、上部内視鏡(胃カメラ)はしたくない。
それで胃の透視検査をした所、「異常なし」の報告書が届きました。

それをそのまま信じたのですが…何かおかしいんだよな。
自分で上部内視鏡をしたら噴門部(胃の入り口)に腫瘍があるのを確認し
鉗子で細胞を取ろうと鉗子を握った瞬間…堅い組織で…こりゃ駄目だ、と。
つまり、癌ということです。(クリニックでは胃カメラはしていません)

上部内視鏡での内科と外科との総合ミーティングで…
「胃の透視検査で問題ないと報告を受けたので、それを信じました!」とか話したら
 上司の外科医師から「お前は主治医だろ!」と一喝されました。
 「ここまでの責任があるのが医師なのかな?」とか感じましたが…。
 それも正しいよね。主治医が患者さんに取っての最後の砦だから。
 でも、その外科の先生は…最後まで自分のことを考えて下さった先生でした。
 自分が悩んでいる姿を見ると「笑っているんだよなぁ〜(笑)」

本来の自分は外科に向いているんだろうね。
外科って好きだったもん。消化器外科も好きだったし心臓血管外科も好きでした。
大学の消化器外科の主任教授からは「お前、なんで外科に来ないんだ?」とか、ね。
ただ自分は十二指腸潰瘍の手術をしており…ダンピング症状がでて外科は諦めました。
いまは時間が経っているのでダンピングはでませんが、太らない身体ですね。

これから後の人生では今まで勉強してきた医療の知識を残して…
後輩に繋ぐことが今の自分のすることなので…それをしていきます。
内科という分野と他の科と繋げて…身体全身を診る医師の視点を残します。
それが先輩の医師の教えられたことへの償いです。

次に生まれたら…DoctorXの様な外科医になりたいなぁ〜うん(^_^)

PS:カンチィ〜、なんてね。
  カンチは「踊る大捜査線」が凄く良かったよねぇ〜。
      自分はテレビは見ません。Amazonの映画とかドラマの方ばかりかもね。
  DoctorXも「見逃し配信」などで見ているだけです。。。

posted by 杉幹雄 at 08:08 | Comment(0) | アデノイド肥大

2020年02月09日

漢方の陰陽と人間の陰陽:小柴胡湯加桔梗石膏を例にして

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小柴胡湯加桔梗石膏です。
添付書類での保険適用病名は、咽喉がはれて痛む次の諸症:扁桃炎、扁桃周囲炎、とかです。

残念ながら自分は、咽頭炎でこの処方をほぼ使いません。実際には柴胡剤適応の扁桃炎や扁桃周囲炎の患者さんをみたことがありません。はて??? この理由は「今の世の中が世知辛い」からです。柴胡剤が頻用される時代は世の中が安定しており、ストレスが少なく太ってくる人が多いのですが、今はそんな時代ではないことを漢方薬が示していることになります。

小柴胡湯は非常に強固にバランスが取れている処方であり…構成薬草は柴胡6.0;半夏5.0;生姜4.0;黄芩・人参・大棗各3.0;甘草2.0という配合です。これに桔梗石膏(桔梗と石膏の合剤)が加えてあります。

これが何を意味するのか?ということを考えずに…「咽頭炎=小柴胡湯加桔梗石膏」だけの知識で使っている医師が多い様に思います。これでは病名投与の弊害が出てくるに他なりません。漢方処方の意味も意味も分からなければ…患者さんを治すことも出来ないと思います。

ここで「小柴胡湯とは、どんな処方か?」考えてみたいと思います。自分の感覚でしかないかもしれませんが、どんな処方なのかを示した納得できる書物がありません。このため自分なりに小柴胡湯を分析してみます。

この処方は身体の中で表と裏を小腸と肝臓に分けている処方になります。

肝臓: 柴胡(血)・黄芩(水)・半夏(気)の3種類が裏の処方です。
小腸: 人参(血)・生姜(水)・大棗(気)の3種類が表の処方です。
間に太極である甘草が入っており表裏の調和をしています。

この薬草形成からすれば、この小柴胡湯の意味合いが分かります。「肝臓のうっ血がある反面、これを起こした原因が腸の力の低下」による病態です。陰陽バランスをしっかりと捉えている薬ですので…この様な処方は長期処方には向きません…最後の治療の部分で肝臓と小腸のバランスを取らせるような処方になります。ですから下手に長期に使うと間質性肺炎にもなり得る劇薬にもなると言うことも意味しています。

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人間も男女に分かれています。
人が異性を好きになる、ということは、素敵なことですよね。

なぜ、今になって「東京ラブストーリー」なのか?と言えば‥自分は医院で使うものをAmazonで購入することが多いのですが早急に必要なことがあるため「AmazonPrime」に入っています。すると…Amazonでの動画も見ることが出来る様になります。いまは「東京ラブストーリー」がアップロードされており昔を懐かしんで見ています。。。とても素敵なドラマです。鈴木保奈美演じる「リカ」の演技はとても素敵です。放映された当時…このドラマの時間には歩いている人が少なくなる、とも言われた恋愛ドラマの名作の一つです。

そんなことを振り返り…感じることは。
漢方の陰陽も男女の陰陽も変わりない…そんなことを感じます。人間であろうと臓器であろうと陰陽ならば引き合うのが自然の姿です。

こんなことからすれば…
世の中の色々な現象は単純な運動に支配され集約されることになります。それを求めたのがアインシュタインに他ならないのですが。その真意が理解できれば…人生の指針になる程の力はありますよね。本当に。

PS:このブログは患者さん向けに…自分そのままを書いていますが、今日は、患者さんから「先生!東京ラブストーリーを見た!」とか、「私もDoctorXが好き!」とか言われたりします…(^^ゞ。ブログを見て頂いている患者さん方には感謝です。ん〜〜〜クリニックのブログとしては…かなりズレていますが、院長の自分を出すことが一つの目的のブログなので、このスタイルは変えません。友達からは「お前はブログは書くのを楽しんでる!」とか言われますが…真剣に考えて書いている部分と飛んじゃう部分があるブログが自分の好みかな?(^_-)ネッ

posted by 杉幹雄 at 00:05 | Comment(0) | 陰陽

2020年02月02日

東京ラブストーリーと医療

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昔懐かしき「東京ラブストーリー」ですね。
織田裕二と鈴木保奈美のラブストーリーの傑作です。
こんなことと医療を考えて見たいと思います。

リカ役の鈴木保奈美は強い女性を演じます。
でも…リカの心は今の恋愛している女性と同じ様にズタズタです。
その頃は、その様な恋愛のスタイルだったのかも知れません。

不思議なことに、この頃には…
「この程度の恋愛で安定剤を服用している人はいませんでした」
人を好きになればなるほど、苦しいのが事実なので…
「それを薬でどうにか?」ということは、ありませんでした。
笑っていても、心はズタズタなのでしょう。
笑っているのは相手を傷つけないために他なりません。

こんなことからすれば…今の時代は苦しみへの受容性が落ちている様に思います。
加えて、口だけで行動しない人も多くなっている様に思います。

昔だけが良いとは思いませんが…
自己主張だけでは…この世を渡っていくのは今も未来も無理だと思います。
他人と暮らして行くのが今の世なので仕方ないことです。

ただし…人間に与えられた苦しみを薬に頼る姿を
今現代では…許容されていますが、それは違うと思います。

どんな風に生きていても…
生きる以上、辛いのが人間です。その辛さを安定剤で取り除こうとすれば
次の病気が出来る糸口になる様に思います、が。

人のこの世に生を受けて…苦しまないことはありません。
精神の成長を促すのが、この世の役目なんですから…
楽ばかりではなく、辛いのも普通です。

ただ、その中に「苦しみを乗り越えられる光」があることも事実です。
その生き方は…それぞれの人の考え方にかかっています。

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そんなことを「東京ラブストーリー」を見て感じました。
鈴木保奈美さんの素敵な笑顔ですよね。
今は「とんねるず」の石橋貴明さんの奥様ですね。

  PS: 結婚前のこと…オルガンを6年程度やっていましたので
  ピアノも弾けるかな?と言う気持ちと、楽器の音を聞きたいと言う思いから
  勤め先の病院近くのピアノ教室を探しました:

  ピアノ教室はありませんでしたが、自宅でピアノを教えている先生がいました。
  ヤマハから紹介され電話したときに…
  自分は30才を過ぎており半分断られた様な感じでしたが
  「音楽が好きならば教えても良い」と許可を頂き、その先生に通いました。
  
  その先生は、ピアノ以外の小さいことを気にかけて下さる先生でした。  
    少し遅れていくと…「何かあったの?」と心配して下さいました。

  本当のことを言うと、そんなことをして下さる先生のことが好きでした。
  ご主人の転勤でカナダに行く前に、先生ご自身が好きだった人のこと、
  そして今のご主人と結婚されたことを話して下さいました。
  「なんで、こんなこと話しちゃったんだろう?」と話されていました。

  一度だけ、ご主人がいらして自分が弾くピアノを聞いて頂ける機会があり
  「あの曲(東京ラブストーリー)だけ…別の人が弾いているみたいだった」と
  加えて「杉君に女の子を紹介してやれ!」と(笑)

  カナダからハガキが届き……グランドピアノを購入できたこと。
  良かったね、と思う反面、
  ご主人もいらっしゃるので返信しない方が良いかな?と。

  そして先生に教えて頂いている時には…生徒さんの発表会にもでて欲しい!
  とのことで、好きだった「東京ラブストーリーのリカのテーマ」を弾きました。
  ペダルを踏む足は震えていました。その曲を聞いて頂けたらと思います。
  自分の弾いているピアノではありませんが…。

  何年間かの時間でしたが、
  そんな先生と、そんな時間を共有できて良かったな、と。
  思います。。。うん(^_^)

posted by 杉幹雄 at 07:03 | Comment(0) | 音楽

2020年01月22日

アインシュタインは…理想の科学者だよね。

Everything that is really great and inspiring is created by the individual who can labor in freedom.「本当に偉大で素晴らしいものすべては、自由な精神のもとに働くことができる者によって創造される。」

- - -自由な精神と研究- - - 
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(書斎でのアインシュタインです。彼には研究室も何もいらなかったんですね‥、あるのは解放された自由な彼の精神と机一つだけです。それでも新しい研究ができるということですよね。Berlinにて)

その意味とは?
このアインシュタインの言葉の「自由」とは「単なる自由」ではなく「精神の解放から得られる自由」を意味しているように感じます。そんな観点からすれば、人間という小さい生き物の枠を越えて生きることの重要性と、そんな生を通して創造することの重要性を説いている文章だと捉えることが出来ます。簡単な言葉で言えば「一般的な人間は、考えにも枠を持っていて、その枠を越えて創造することは難しい。しかし、そんな人間の枠を越えた時には、偉大で素晴らしいものを創造することができる。」とも言い換えることができます。簡単なようで、ちょっと難しい文章ですね‥‥。

日常への応用
人間は肉体を持っているので精神も肉体に制限されているように考えがちです。しかし、精神は肉体とは違う働きを持っていて、肉体を遙かに越え、地球をも包み込むことができる創造性を持っています。そんな観点を持ってみれば、私達の日常社会で起きている、人間社会での出来事のほとんどは、些細なことに違いありません。より大きい視点に立って考えてみることで、私達自身の精神も解放し、精神の自由を得たとき、自分にしかできない貢献が世の中にできるのだと感じます。

研究への応用
自由に研究をする環境を与えられているのにも関わらず、大きな研究ができないと嘆く研究者の方がいらっしゃるならば、そんな方のポイントが今回の文章に隠されているような気がします。つまり「研究者自身の考え方が狭いばかりに(=精神の解放が十分でないばかりに)、研究をしていても偉大な研究成果を出せないということ」になると思います。簡単に言えば、「常識に捕らわれていないか?」を自問自答すること‥‥。「新しい考えが、この地球上にないからこそ、未知の現象であること」を再認識すること‥‥。そんな未知の現象の把握には、自分の精神が地球をも包み込む位の感覚を持って、現象を見つめるという必要があるということなんでしょう。「極限にまで自己の精神を解放して自由にしてやることが、大きな研究を生む土台となる」ともいえるのではないかと思います。この感覚は哲学的というよりは、宗教的な感覚に近いのでしょう。

医学への応用
巷では、遺伝子を中心とする医療が未来の医療との考えがあり、大きなプロジェクトを次々に組まれています。しかしながら、私個人が考えるには「遺伝子治療に未来はない」と考えています。ワトソンとクリックにより遺伝子の二重螺旋構造が確認されてから、遺伝子を中心とした研究が進められています。でも、「遺伝子の根本的意味合いは何なのか?」 「何故、遺伝子構造が人間のブループリントになるのか?」という根本的な疑問への解答をなおざりにして研究が進められているのではないかと感じるのです。医学研究者も、精神の自由を獲得し、深い視点を持って遺伝子研究を再考する時期にきているとも感じますが、如何でしょうか。

一般的に、精神の解放から得られる自由よりも、精密機械を使って研究の方が得られるものが大きいと考えがちです。でも、機械は人間が使う物であって、機械を使う前に創造性を持って現象の把握をすることが最も大切であることは言うまでもありません。その過程をなおざりにして精密機械を使っても、結果は自ずとから明らかです。精密機械より人間の感性の方が重要で、その感性を極限まで広げることができたとき、精密機械も研究者の手足となって働くのだと感じます。

さて、あなたなら、どう思われますか?

PS: 一つ一つのアインシュタインの言葉は重みがあるため、何日も熟考の上、記事にしています。アインシュタインは、科学者の域を超えていて、哲学者や宗教者でもあるように感じます。「あなたの実験室はどこですか?」の質問に頭を指さす位ですから‥‥、一つ一つのアインシュタインの文章の解析は自分にとっても真剣勝負です。どこまで、アインシュタインの感覚に近付けるのか‥‥、と思いながら解析しています。できれば、皆さんと共にアインシュタインの感覚に近づき、より良い人生を歩めたらと思っています。

PS2:彼女が生きているときには…その歌と感情の出し方に感激して
  ザードのCDは、ほぼ全て買いました。

posted by 杉幹雄 at 23:04 | Comment(0) | 理論形成用意

2020年01月15日

未来の医学への考え方の道筋とは?

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医学理論が作られ、その理論が経験によって淘汰されて完全な医学が出来ます。

理論形成にはアインシュタインの考え方が参考になります。
「Everything should be made as simple as possible, but not simpler.」
「全てのことは、より簡単にという簡便さを求めるのではなく、出来うる限り単純に作るべきである」

これだけだと…分からない方が多いと思いますので説明を加えていきます。

「自然は簡単な原理の上に成り立っているものの、それを考えるとき自分が出来うる限り簡単に考えるべきであり、安易に妥協して単に簡単に考えることを真似してもいい結果は出ませんよ」ということを言いたいんでしょう。つまり徹底した思考が重要であるということをアインシュタインは話したいのでしょうね。出来るだけ考え…必要のない部分を排除していく。但し、この様に作られた考えには美しさがあります。理論を作った本人のゴリ押し的な部分の汚いと感じる考えは間違っている!ということになります。

殆どの人の生活の大部分は他人との協調と言う意味では妥協して生活せざるをえません。でも大切なことまで妥協することがあるのでしょうか? 自分にとって最も大切なことを見つけ決して妥協しない部分も必要なのかも知れません。その妥協しない部分が自分という個性なのではと感じます。周りを見渡して周りと同じことをやっていて安心できる時代から、自己を表現する時代がもうすぐやってくるでしょう。そんな時代に乗り遅れないように人の意見に左右されず、自分の個性を利用して世の中の一員として世の中に貢献することが重要に違いありません。

「横断歩道、赤でもみんなで渡れば怖くない」なんて感じで研究をしている研究者が多くありませんか? 「人がある考えを出したら、その考えを単に延長するだけ‥」なんていう研究者が多いのに失望します。徹底的に自分の個性を応用して考えてみる必要性を理解することが重要です。自分の個性は、この世の中で自分一人しか持っていないものです。もし、そうなら、個性を使えば人が出来ない研究が出来ると言うことです。「自然の単純さを追い求めるときも、安易に妥協して人の延長を行く」のではなく、自分の個性を使って、徹底的に単純さを求めることの重要性をアインシュタインは話していると感じます。それが新天地を開拓できる研究になると信じます。

ーーーーーー
ここまで来ると難しいと感じる方が多いと思います。科学者としての医師の視点から難しいと思っているのらば…その医師の視点がずれている様に思います。ここいら辺は医師の判断にお任せして、患者さんへの視点としてお話を追加します。

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次は、例え話ですよね…キリストがした様に。。。
ある人が自分の意見を言います。それを他人が賛同してくれるかどうか?は「美しさ」にあります。他人が納得出来るということは…その中に美しさがあり自然に適合している部分があります。この様な意見は賛同してくれる人が多くなりますし、その考え方が残ります。

一方では…ゴリ押しの意見では「美しさ」が削がれています。この考えだと、他人が同意してくれることは少なくなります。それは自然の考え方からズレているからです。

ズレている考え方を力尽くで通しても淘汰されていきます。一時的には賛同を得られるかも知れませんが…いずれ、その考え方は無くなっていきます。それは自然の美から逸脱し「美しくない」からです。

自分のワガママでは…自分の意見は残りません。
自然の美を持っている考え方は正解であり、世の中を動かす力になって行くのだ!と思います。

PS:好きだなぁ〜この歌!
  沖縄に行ったときに…島の踊りを見ました。
  本州での踊りは…手を上に上げて天を仰ぐのが一般的です。
  でも沖縄の踊りは手を下に下げて地に向けるんです。
  沖縄は大陸の一部の精神を持っています。
  この土地は日本に取ってとても大切な土地だと感じました。

PS2:細い女性の患者さんが少し太ってきたのが嬉しかったな。
  これで結婚も出産もできるよな。良かったよね…ホント。

posted by 杉幹雄 at 05:41 | Comment(0) | 医学理論形成

2019年12月29日

人間の生きる目的とは?

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この写真は門司港駅です。三井娯楽部の近くにある駅です。
アインシュタインに触れてみたかったんです。

日本にアインシュタインが宿泊した三井娯楽部が移転して
門司港駅近くに再建されています。

自分が陰陽を達観(観ることに達すること)した時に…
「こんな人っていないのかな?」と思い、
国会図書館でアインシュタインの本を初めて読みました。
(陰陽を達観出来ると…目に見えない世の仕組みが分かります)

その文章を読んで…涙しか流れて来ませんでした。
アインシュタインは科学者としては成功していますが…
その人生は大変な困難を伴った人生でした。

その中でも彼は自分の考えを残そうとしたことに
感極まりました。。・゚゚・(>_<)・゚゚・。

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この方は中村天風と言って…財界人に大きな影響を与えた人です。
結核にかかり、日本では死を待つだけだったことから…
船に乗りイギリスに渡り、病気を治そうした人です。

ここで奇妙な巡り合わせがありました。
イギリスでの治療の限界を実感し帰国する時のこと
インドに着いた時に…ヨガの先哲に出会ったことです。
「君は今、胸の病気で故郷に屍を埋めようとしてる。」
達観(観ること)ができる人に出会ったことになります。

中村天風は、その人に付いて修行を重ね病気を克服します。

「君のすべきことは何かね?」とヨガの先哲に言われ
「私のすべきことは世の中のために貢献することです」と。

そのことが分かってからは病気は消退していきます。
「医学ではなく、如何に精神が大切なのか!」ということになります。

世の中に尽くすことが最終的に重要なことだと感じています。

daimon2019.png

逆に医師には…DoctorXの様な考えが必要だと思います。

ーーー
川の水が流れるように…
基本手技を反復し、美しい最終術野をつくる。
それが理想の手術。

そして一番大事なのは…
どんなに厳しいオペでも
決して患者を見捨てないこと。
ーーー

内科的に考えるならば…

ーーー
川の水が流れるように…
基本手技を反復し、美しい全身の病態イメージをつくる。
それが理想の診療と治療。

そして一番大事なのは…
どんなに厳しい治療でも
決して患者を見捨てないこと。
ーーー

自分が研修医だった頃に先輩の医師から言われたこと。
「医師が諦めれば…病態は悪くなる。」と。

また「美しい」と感じることは自然に適合していることで
理論形成でも内科診療でも「これが美しい」と感じる様な視点が
自然に適合して考え方が合っていることになります。

加えて「全身の病態イメージ」というのは…

高血圧ならば血圧しか測定してないのは、どうかな?と。
血圧が上がることも全身でしていることなので…

また胃が悪いと訴える患者さんに対して
内視鏡をして問題なく制酸剤のみを与えていたらどうかな?と。
胃と腸は繋がっている訳だから、腸が悪ければ胃に症状がでる。
胃腸科を標榜しているならば、その程度診断できないと…なぁ。

全身を診なくては本来の診療は成り立たないことになる。

しかしながら医学部では「全身を捉える考え方」を教えていない。
この部分を来年末までに理論的解析によって提示していきます。
今はWordPressでサイトの基本部分を構築しています。

来年も自分に負けない様な治療や研究を進めて行きたいと思います。
未来の医療への展開については、新しいサイトにて説明します。

今年の最後のブログです、読んで頂いた皆さんに感謝しています。
ありがとうございます。(≧▽≦)

PS:同じ動画で申し訳ありませんが、
  この曲が好きですので…ことし最後の曲としてアップします。

posted by 杉幹雄 at 11:32 | Comment(0) | 人間