すぎ内科クリニックの院長のブログです.

2012年01月24日

新しい医療への糸口…

needle.png

新しい医療への糸口を感じるとき。

こんな患者さんがいました。。。

いままで20年の間
高脂血症、高尿酸血症、高血圧の薬を飲んできた患者さん。

その患者さんが転勤で自分の医院に来ました。
他に痔をもっています。

血液検査をすると正常なために
今まで飲んでいた薬を切りました。

と、その次の検査では
高脂血症と高尿酸血症が出てきました。

これを どのように思いますか?

だって、
高脂血症の数値や
高尿酸血症の数値を下げようと
作ってきた一般薬だから

そりゃ…一般薬を飲んでいれば
検査の結果は良いに決まっているよな。

でも、ね。
根本の身体を変えてないから
薬をやめたときに検査結果は元に戻るんです。

と、彼は痔をもっています。
座薬を使っているときは良いとのことで
座薬を処方していましたが

この前に来たときから
痔の漢方薬も処方することにしました。

と、彼の言葉です。

「最初は漢方薬を飲んでも何にも感じなかった。
でも…今は座薬を使っていません。」

ついでに血圧も落ちてきます。

これが現代医療と漢方医療の違いです。

加えて…ある程度の期間
漢方薬を飲んだ後にやめても再発しないのが
漢方薬や新しい医療の特徴ですよね。。。

たぶん…
数ヶ月後に漢方薬をやめても
痔は再発しませんよ。きっと。。。

未来への医療の
ほのかな糸口を見る瞬間です。



あ・・・歌が好きなんです。
posted by 杉幹雄 at 23:40 | Comment(0) | 現代医学の限界

2012年01月21日

当たり前の物はない。。。

orangejuice.jpg

オレンジジュース…です。
(゚_゚;)(。_。;)(゚_゚;)(。_。;)ウンウン

当たり前のオレンジジュース。

こんなオレンジジュースが
「とても美味しい!」と思った時があります。

自分は学生が終わった頃
十二指腸潰瘍の手術をしています。

手術をしてから何にも食べられず
最初に口にしたのが、このオレンジジュースでした。

そのときの実感とは…
「この世の中に、こんなに美味しい物があるのか?」
という感覚でした。(×_×)

慣れてしまうことの怖さ。

私たちの身の回りには
美味しい物にあふれています。

でも…
そんな一つ一つの物がある有り難さに
あふれている世界に生きているという事実を
忘れてしまうのが人間です。

私たちの一番の幸せは
私たちの身近にあります。

美味しいと感じられること。

トイレに行って
おしっこや大便をすることができること。

自分の足で
裏道をひとり歩けること。

そんな当たり前のことに
大きな幸せが隠されている様に感じます。

当たり前の物なんて
ないのが
この世の中なのかも知れません。。。

posted by 杉幹雄 at 23:37 | Comment(0) | 日記

2012年01月20日

なんか糖尿病の患者さんの経過が良いなぁ。。。

tounyoubyou.jpg

細胞での血糖のコントロールを描いた図です。
インシュリンとグルコース(血糖)の関係を示しています。

あ…そういえば英語を勉強したことがあります(^^ゞ

This is a figure showing the control of Glucose in the body.
It also shows the relatiionship between Insulin and Glucose.

なんて感じなのかなぁ。。。
英語も書かないと忘れていくのが…何とも(^^ゞ

なんか…
糖尿病の患者さん達の経過が良いことに驚いています。
もちろん、漢方薬と一般薬との併用治療をしています。

ひとりの患者さんは血糖800でした…(^^ゞ
入院して治療することを話しましたが、
「入院したくない!」と。
(゚_゚;)(。_。;)(゚_゚;)(。_。;)ウンウン

分かるような。。。

仕方ないので医院での治療を始めました。
と、半年経った現在、受診時の血糖は100前後です。
HbA1c は、6.0です。。。

二人目の患者さんはインシュリンを打っていました。
「インシュリン治療が嫌だ!」ということで受診されました。

インシュリンを中止して半年の現在
一般薬と漢方薬での治療で空腹時血糖は
最低60まで落ちてきていて経口糖尿病薬を減量中です\(◎o◎)/!

三人目の患者さんは
お酒を飲む患者さんです。
彼は医者に「自分の言うことを聞かないととんでもないことになるぞ!」と
脅されて、自分の医院に受診したそうです。

と、彼の血糖も100前後をさまよっており
HbA1c は6.0まで下がってきました。Y(^^)ピース!

彼に話したこと。

それは、
「医者である自分はあなたの糖尿病が治れば良いだけです!
だから…自分でなくても、他に紹介しても治れば、それで良いんです。
他に良いと思う医者がいるのならば、紹介しても良いんですよ。」

と話しました。

「でも、ね。
身体の熱を持っている場所を考えてみて欲しい」

とも話しました。
それは…膵臓の部分でした。

「こんな熱を持っている膵臓が
正常にインスリンを出すのかな?

こんな状態でインスリン強化療法をしたら
打たなくてはならないインスリンが増えていく様に感じないかな?」

と話したときに、彼の気持ちは変わりました。
自分を信じてくれました。

そして今の状況があります。

そんな治療の勝利は医者の自分ではありません。
患者さんが病気に勝ったのだと思います。

「糖尿病外来」をしちゃおうかな?(笑
とか思う今日でした。

posted by 杉幹雄 at 23:02 | Comment(0) | 糖尿病…

2012年01月17日

野生の一輪の花…

hana.jpg

いままで勤務医をしていて
自分が正しいと思う医療ができませんでした。

そして…
崖を飛び降りる気持ちで開業をしました。

そこでの雑感です。。。

勤務医は温室の花です。
開業医は野生の花です。

温室ならば…
強い風も寒さも受けることがありません。
でも…すがすがしい空気に触れることも出来ません。

でも
野生ならば…
強い風もうけて、寒さもそのままです。
でも…すがすがしい空気に触れられます。

一人の足で立つ厳しさと
一人で生きることの清々しさ

その両面を感じている自分です。

そして…
患者さんの言葉に救われています。

「先生…いままで漢方薬が効いたと思ったことは無かった。
でも…先生の所に来て漢方薬って効くんだと思った」

「あんな人を信じない人が
先生のことを信じている…」

自分は開業して良かったのかな?
と思います。

でも…大変のことが多いのが事実。

これが一人の足で立つことだと思います。

そんな大変さを受け入れ
医院を続けて行くのでしょう。

葛飾北斎が生まれた
墨田区亀沢の地で…。。。

日本が守った医療を
次の世代に引き継いで行こうと思います。
(×_×)

posted by 杉幹雄 at 23:00 | Comment(0) | 日記

2012年01月08日

人生初めての講演 終わりました。。。

Shot.png

あぁ…
人生初めての講演が終わりました。。。

脱力ですなぁ。

中学高校の時の友達が薬剤師で
その会合の講師として呼んでくれました(;^_^A アセアセ…

彼の顔が立ったのか
顔が立たなかったのかは…分かりません。

でも…懸命に1時間半の間
自分で確信していることを話しました。

薬剤師さん…80名の前ででした。


大切なことは

一つの臓器は
他の臓器とバランスを取っているということ。


医療は人の涙の中から生まれ、
その涙を取ろうとして生まれた学問。

その学問ならば…医療をする前に
患者さんの涙を重さを感じること。


あとは…

病気とは必然の上に生まれてくること
だから…敵視したら治らないこと。

などを話しました。。。


震えました…(;^_^A アセアセ…


今日は寝ます、ね(^_-)-☆
おやすみなさい。。。

明日はレセプト点検の最後です。
あ〜ぁ(^_^)v
posted by 杉幹雄 at 23:10 | Comment(2) | 講演用意