2014年05月23日
力の根源:安定性と不安定性
自分が医者となって
臨床の経験がある程度になってきたとき。
「病気ってどんなものが知りたい!」
とか思ったことがあります。
同時に…
「何を目標に医者として生きたら良いのかな?」
とか思ったんだよなぁ。
「一番難しい病気を解析できれば…
他の病気も解析することは、容易なのかな?」
とか、未熟な医者の自分故に感じたことを
覚えているんだよな。。。
そして…
研究のターゲットにしたのは「癌」だった。
正常細胞は投錨性と言って…
他に依存しなければ生存できない。
これは、さ。
他にコントロールの力の元があって
生きていることを物語っているんだよなぁ。
そんな現象の証明に過ぎない。
d(^-^)ネ!
一方…
癌細胞は投錨性を無くしている。
液体に浮いていても
自己分裂を繰り返すことが出来る。
すなわち…
自立性を維持している。
その自立性ゆえに…
身体のコントロールが利かない細胞となっている。
そんな癌の姿が大切だと感じた。
自己安定性と自己不安定性
自立できるか? 自立できないか?
そこには、さ。
電子軌道が証拠を示している姿があるんだよな。
安定性が高い原子
不安定な原子
その違いは…さ。
空間安定性があるかどうか?
それだけ、なんだよなぁ。
それは人間の身体も同じで…
安定性が維持されている身体が健康
不安定さを持っている身体が病気なんだよな。
医院の基盤が出来てきたら
是非、そのすべてを書き残そう!
とか…思っていたりします。。。
安定性と不安定性
安定性を求めて不安性性を是正する力…
それが病気を含めて、
世の中を動かす力…だと思うな。
posted by 杉幹雄 at 23:18
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