傷寒論は何度も読み返しています。
学生の時に漢文を放棄しちゃったから…
大塚敬節先生の傷寒論解説が、いつも寝室にあります。
非常に難解ですが…
漢方薬を知るのには避けて通れない本です。。。
(・・)(。。)
何故か?と言えば…
処方構成が簡単で意図が分かりやすく
病気の流れから処方を指示している点。
それが、他の書籍と比べてみて
とても分かりやすい部分かな?
(・・)(。。)
「傷寒論に始まり傷寒論に終わる!」
その様に先哲が言われた様に素晴らしい本です。
ひとつの漢方薬の保険適応病名は数十種あって
病名投与で効くのは…単純計算で数十分の1です。
(×_×)
ですから…
いかに正確に漢方薬を使うかは…別の方法が必要です。
手がかりは薬草の配合です。
江戸時代の医師の東堂が「薬徴」を残した通り…
ある程度の薬草の性格を知ることができれば
処方の意味合いが何となく分かってきます。
「これが何を意味するか?」
考えてみると良いかも知れません。
今の現代医療の病名も作られた物です。
現代医療の病名と漢方薬の病名が合うことが…
漢方薬投与の適切さにはなりません。
それは…西洋哲学と東洋哲学の違いにより
病気の把握観念が異なるからに他なりません。
一方では…
近い将来には病名は一本に纏まると考えています。
その病名とは…
たんなる数式の様に思います。
例えば…
「あなたの身体は数式的には、この様に動いています。
また今の状態では、この様な力の配分になっていて…
今の病気を治すには、この力の配分を是正することにあります。」
そんな話しが
診療室でなされる日も近いのかも知れません。
身体には個性があり千差万別です。
その全ての把握をしようとすれば…
病気は定義の範疇に入らないことも多いからです。
難しかな???
(^_^)(^_^)(^_^)
どうして…
亡くなってしまったのだろう?
彼女からは沢山の勇気をもらいました。
人間は死んでいく存在ですが…
いつまでも隣にいて欲しい!という感覚はありますよね。
(・・)(。。)
自分は…
大塚敬節先生が書かれた本の理論的解析をして
現代医療だけをしてきた医師に漢方を分かってもらいたい!
そんなことも思います。
何から先に進めて良いのか?を悩んでいます。