医学のシンボルです。
このシンボルって…医療そのものを表している様で好きなんですよね。
聖書で人間にリンゴを食べさせ理性を持たせた蛇が2匹
2つの理性が交錯しながら、羽を持つスティックに絡みついています。
2つの理性…
2つの見方がある…ということなのかも知れません。
病気への理解は、その視点によって変わってきます。
敵とみて治療する方法
味方とみて治療する方法
この2つの視点から生まれた医療技術が融合するのが
新しい医学の道なんだと思います。
患者さんを診療しながら、
そんな医学が作られる夢に向かって進んで行きたいな!と
思っています。
ん〜自分が実際に出来ることといえば…
1)身体の運動の数理学的な説明
2)病気、最終的には発癌への異なった観点からの認識
3)傷寒論の数理学的な説明
そんなことかな。
ここでは少し癌のことを話します。
発癌は身体に取っては正常な反応であるということを最初に理解することかな。
細胞内の遺伝子には癌遺伝子が普通にあり、それが発現されれば発癌する。
だから…発癌は正常な身体の反応との視点を持つべきです。
ここで考えることは「なぜ…身体は発癌を欲求するのか?」ということです。
数学的には発癌に対する必要十分条件を満たす必要があります。
現在行われている実験での発癌は、発癌の十分条件しか満たしていません。
発癌の必要条件とは身体にとって不可欠な条件を提示することです。
発癌の必要性を見抜くことが必要となって来るのだ、と思います。
ここで大切なのは視点です。
癌を敵視するか? それとも、癌を身体に取って味方ととるか?
アインシュタインの言葉があります。
「I comfirm that God does not play dice」
神はサイコロを振らない…すべての物事には必然性があるということです。
癌にも、その必然性があるはずです。
もちろん一般の病気も同じです。
そんな視点から見た解析結果を示すことが必要なのだと感じます。
一般の医療研究者にも分かって頂けたらと思います。
発癌理論の英語での公開をしています。
英語に自信がある医療関係者には研究の視点が分かると思います。
電車男のテーマです。
色々な人が力を合わせて、一人の人を成功に導いていく姿って素敵です。
こんな世の中が来ることを願って。(^_^)v
臨床に振り回されながらも…
自分も…やらなくてはいけないんだよなあ。