すぎ内科クリニックの院長のブログです.

2017年11月25日

医療研究の本質…attention pleaseより

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attention please 08より

このドラマでとても好きだった言葉があります。
この言葉は医療研究と全く同じだと思います。

美咲洋子が訓練を放棄したのを知った翔太が
自分の操縦する軽飛行機で会話する場面です。

とても素敵な会話だと思います。

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翔太:なぁ…なんで飛行機が空飛ぶか知ってる?

美咲:あ・あの…推力と抗力があって、あと揚力が。。。

翔太:無理!って思わない人間がいたからだよ。

   こんなでっかい鉄の塊に人乗っけて空に浮かべようなんて…
   馬鹿げたこと。。。

   本当に出来るって信じていた連中が…
   こういう物、作ったんだよ。

   無理!なんて言葉、言うなよ。。


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attention please 08より

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医学研究でも何ら変わりはないと思います。

無理!と話すことは容易いことです。
他人から馬鹿げたことと言われようがやり抜くこと…
そんなことが医学研究から医学の発展に導くものだと思います。

現代医学のトレンドとは関係なく
本当に出来る!って進む研究者達が新しい医学を作るんだろうな!

そんな風に感じます。。。
うん!(^-^)



この動画を作ってから10年弱になります。
今日現在で281451回の再生がされています

この動画を作った頃は…鶴丸のJALがなくなってしまっていた頃でした。
そして今は鶴丸のJALに戻りました。

この動画のコメントでは…
JAL関係者からは「ありがとう」と言うコメントを頂いたり
この動画を1時間以上見ていた…
涙を流しながら見た…というコメントもありました。

本当は鶴丸のJALが恋しいのだと思います。
自分がニューヨークに行ったときのことですが…
鶴丸のJALを見ると、あの飛行機でいつでも日本に帰れるんだ!

そんな思いがこもった鶴丸のJALでした。
鶴丸のJALに戻って良かったです。

一方で胃癌リスク検診の理論的背景は…
全部をまとめるサイトを構築しようと考えています。

ブログのアップする傍ら…
発癌理論や病気理論のまとめサイトを作る準備を進めています。

もう少しお時間を頂けたら…幸いです。
(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

posted by 杉幹雄 at 00:13 | Comment(0) | 医療

2017年11月03日

DoctorXは、ある意味正しい:医学的正当性

igakuhonshitsu.jpg
(ドクターX 2017 ope2の一場面より)

ん〜〜〜
「自分は医療の発展に貢献したい!」
とか思って医師になった訳ではありませんでした。

一般的に考えられるように…
別に自分で無くても、医療を発展させていく頭の良い医師がいるんだから
自分は別だよなぁ!(・・.)グスン…とかでした。


そんなこんなで自分は医師として歩んでいるのですが…
今期の「Doctor X」に対しては、医療関係者から多くの疑問が出ています。

でも、さ。
医者である自分は…大門先生を医者として好きなんですよね。

確かに医療は細分化されており…
消化器外科の手術を、脳外科の医師がすることはありません。
これは今の医療現場の事実です。


一方で…内科医として外来診療をしていると…
こっちが皮膚科で、こっちが産婦人科で、こっちが耳鼻科で…とか
そんな区別はありますが…そんな考えて診療に当たっていません。

内科医として必要なことは…全身を見つめることです。
そんな視点を持たないと病気を治すことが出来ないからです。


例えば…
自分は内科医ですが、女性患者さんに対しては生理の状態を聞きます。
それは生理が病気と密接だからです。

ドラマと違う点があるとすれば…
婦人科での精査が必要と思えば、婦人科に精査を依頼します。
皮膚科での精査が必要と思えば、皮膚科に精査を依頼します。
他の科への精査も同じです。

この様に病気の治療に当たっては…
全身をみつめ統括して診療をすすめる医師がいる必要があります。

こんなことからすれば…
全身を見つめる医療をしているDoctorXの大門先生の医師としての姿勢は正しいと思います。
ドラマなので行き過ぎはありますが。。。


この様な批判の根本原因は…現代医学ができあがっていない学問であるということです。
その中で実際の診療をする医師が多くの悩みを抱えながら診療をしているという事実があります。

医者である以上、患者さんを治したいのが普通ですよね。

そこで…現代医療が未完成ならば
医療を完成に近づくために医師として患者さんを見つめた視点から…
新しい医療を考えて行きたい、と感じています。



ホントは、ね。
今回の記事は「胃癌リスク検診と発癌との理論的解析」にしようかと思いました。

でも、DoctorXが「非現実的」だと非難される記事をみて
この記事を書こうと思いました。

自分はDoctorXから多くの勇気をもらいました。
医師である以上…人間の身体を一つとしてみる医学が必要です。

今の医療は分割により高度化している面があります。
でも、人間の身体は色々な臓器が集まった一つの運動体です。

分割した医療を一つにまとめなければ…
医療の未来はありません。

どうにかしなければ、と思います。
大門先生の姿勢、また米倉涼子さんにはDoctorXを続けて欲しいな!
と、思っています。
posted by 杉幹雄 at 00:06 | Comment(2) | 医療