2019年03月27日

医者に取っての患者さんへの想い…とは?

症例:その1
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ん〜〜〜?
なんだぁ〜ぃ??? 1人の患者さんが一枚の紙を自分に渡して下さいました。

 「先生には、私から、お願いしまして、
 お世話になって、まいりましたので、余所見(よそみ)を
 することは、ないです。
  主人の介護のときも、ずっと、お世話に、
 なりまして、たいへん辛い時期をのりこえて来ました。
  おかげさまで、私の命があります。
  これからも、よろしくお願い致します。」

なるほどねぃ…うんうん(^-^)
このお手紙を、ご自分のバックに入れようとするから…
「その手紙を頂戴!」と話して頂きましたぁ。(^^)v

彼女の場合には…5年以上受診していて、この様な手紙は初めてでした。
見せて頂いた時に「驚いた!」のが実感でした。

取りあえず…視点が他に行くと良いのかも、ね。
「何時までも元気でいて欲しいな!」と思います。

症例:その2
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生理不順と体調不調で治療をしている患者さんなのですが…
この基礎体温表を持ってきて下さるんです。

こうやって自分の身体に興味を示して下さることが
医者にとっては「嬉しい!」との一言です。。。
自分の身体を治す一番の名医は自分の他ないのですから。

ちなみに、この体温表は二層性になってきています…
排卵があると言うことですよねぇ。

当然のことなんですが…当院は婦人科ではなく内科なんだよなぁ。
でも、なぁ。漢方治療をしていると全部の臓器で一つの身体だから…
婦人科領域の治療も致し方ないのかなぁ? それが漢方医学の考え方だから。

この患者さんには漢方治療をして2年程度が経っていると思いますが…
初診時と比べてみると…彼女の体調は「殆ど良い!」感じです。

次は、良い男性を選ぶことなんだけどなぁ。(^^ゞ
自分:「気に入った男性いるかなぁ?」
患者さん:「いまはいない〜」と。
自分:「おぃぉぃ〜もう見つけても良いんでなぃ?(´ヘ`;)ハァ」(笑)

今の身体は良い状態なので…
良い男性が出てくることを、願っていますよ!

結論として
患者さんには…
「自分で後悔をしない生き方をして欲しい!」と思うな。

これには自分で自分の身体に目を向ける必要があると感じるよね。
それを理解して下さる患者さんが…少数でもいれば、と。
それが医師としての自分から見た患者さんへの想いですよぉ〜ん。
(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

当院では、こんな感じの診療が繰り返されています。
治療期間が長い患者さんは…こんな感じの診療をすることが多いです。
風邪で診断と治療のみを希望する患者さんには…そこまでは踏み込みません。
悩みが多い人には悩みをある程度は聞きます。それはストレス発散をする治療です。
自分の医院は心療内科ではないのですが、それをするのは内科と精神が密接だからです。

ですから…話したいことがあったら何でも話して下さい。

患者さんの中には…
「これから服役(保釈中)するので、好きな物を食べたい!」という方もいました。
それならば、自分は出来るだけ好きな物を食べさせてあげる薬を処方します。

自分が感じるだけかも知れませんが…
医療が「医者の診断による患者さんの治療」という観点からは、医者自身の感情は必要なく…
患者さんを第一に考える治療をするのが医者の使命なのではないか?と。

PS:
Zardの坂井泉水さんの声を聞きたいなぁ〜と。
彼女を生かす人は…いなかったんだろうか?
彼女の死を知ったときに、心に穴が開いた様な感じでした。
彼女の歌声に…若い頃の自分は…どれだけ助けられていたんだか、なぁ。
悔しいなぁ。・゚゚・(>_<)・゚゚・。

posted by 杉幹雄 at 16:39 | Comment(0) | 病気

2019年03月13日

向精神薬投与には日医の生涯教育単位取得でも良いんですねぇ。

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昨日は薬品卸の「スズケン」さんが
今後の内科での向精神薬の投与に必要な情報を持ってきてくれました。

ん〜〜〜
来月から…向精神薬を継続して投与する条件が出来ていることになっています。
1年以上…同じ薬を投与することの懸念なんでしょうか、(^_-)ネッ。
向精神薬の基本を知らない医師には保険点数を減らす!との言い分なのかな?

ーーーーー
日医(日本医師会)の「向精神薬長期投与」の説明では…

問 171 不安若しくは不眠の症状を有する患者に対して1年以上継続してベンゾジアゼピン受容体作動薬の投薬を行った場合に算定する処方料・処方箋料について、「不安又は不眠に係る適切な研修」及び「精神科薬物療法に係る適切な研修」とはそれぞれ何を指すのか。

(答)「不安又は不眠に係る適切な研修」については、現時点で日本医師会の生涯教育制度における研修(「日医 e ラーニング」を含む。)において、カリキュラムコード 69「不安」又はカリキュラムコード 20「不眠」を満たす研修であって、プライマリケアの提供に必要な内容含むものを2単位以上取得した場合をいう。 
ーーーーー

昨年の医療法の改正でのことなので…昨年の8月頃にも耳にしたのですが
基本的に…「どうして良いのか?」分からずに今に至りました。

これって…日医のネット研修でも良いとのこと。(^^)v
「不安」と「不眠症」のカテゴリから「2単位取れば良い!」とのことでした。

日医のネット研修には「不安」のカテゴリがなくて…
カテゴリ20の「不眠」には3つの単位(問題)があります。

と、すれば…この3つの問題の内の2つの単位が取れれば良いのかな?
そんな訳で…頑張って3つ全部をダメ押しで取ってみましたぁ。(^^)v

動画での説明とテキストのダウンロードがあり…
まずテキストのダウンロードをして、動画をみる準備をします。
その上でテキストを見ながら…講師が説明する動画を見ます。

何か…学生時代を彷彿とされるようなぁ。。。
(^_^; アハハ…

最後にはテストがあります。6問あり、それぞれ1問が6択です。
「説明に間違いがあるものをチェックせよ!」と。
(´ヘ`;)ハァ(´ヘ`;)ハァ

そのテストが通ると単位を頂けると!のこと。
(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

どうにか…3単位全てを取得することが出来ました。
これで…今までと同じ様に軽い向精神薬や少ない睡眠薬にならば
内科の当院でも処方できます。(^^)// ハクシュ

ん〜〜〜
だって、さ。

1種類の睡眠薬や安定剤なんかは内科の範疇なので…
それが全て禁止されてしまったら…まずいからなぁ〜。

そんなこんなの休診日の水曜でした。

医師っての医療の勉強は生涯なんですよねぇ。
それも良いかもね、(^_-)ネッ 
良いと判断するか、悪いと判断するかは自分次第だもの、ね。

医院を土台に医師として働くことも色々なことがあります。
そんなこんなで…ドクターコトーを思い出しました。
医師の葛藤を画像にしているようで素敵な動画だと思いました。


posted by 杉幹雄 at 14:41 | Comment(0) | 医療

2019年03月06日

クリニックのモバイルサイト完成

mobilesite.jpg

スマホが普及するにつれて、スマホ用サイトが必要になってきました。

ホームページへのアクセスの半数以上がスマホになってきています。
スマホで検索している方が多いのが今の世の中なんですねぇ。

加えて…検索エンジンのGoogleがスマホ対応を要求してきています。
スマホ用サイトでないと順位を落とす様な感じになっています。

そこで…時間はかかりましたが…
ネットで見つけたテンプレートを基盤に作ってみました。

業者さんに作って貰いたかったのですが…
お正月休みなどの時間を利用して、どうにか自力で作りました。

このサイトは、
アクセスした人の環境:PCかモバイルか?でサーバーでコントロールしています。
PCならPCサイトへ、スマホならばモバイルサイトに転送されます。

pcsite.png

いままでのサイトもそのままありますが…
こちらはいままでと同じように表示される様にしています。

このため病気の詳しい説明などは…
PCからアクセスできる当院のサイトをご覧になって下さい。

現状の検索の動向を見ると半分以上がスマホ経由ですので
一時的なクリニックの紹介サイトとしてのモバイルサイトと
詳しい病気への説明を加えたPCサイトと区別をしました。

なおスマホからPCサイトへのアクセスが出来る様に
pc.sugi-clinic.comにアクセスするとスマホからでも
PCサイトが見られる様にしました。

基本的にモバイルサイトには医院の紹介が殆どで…
一方のPCサイトでは、突っ込んだ病気の説明をしていく予定です。
でも…最終的には一つのサイトにしたいと思っています。

posted by 杉幹雄 at 10:57 | Comment(0) | ホームページ用意