すぎ内科クリニックの院長のブログです.

2019年04月21日

樹木希林さんの言葉「あっちに行ったらと思えば…」

okamisan.jpg

樹木希林さんの言葉通り、
「人間は死ぬことを意識していない…」
「あっちの世界に行ったら…名声も資産もなくなる」
「生きるということに際してそんなことを感じた方が良い」

死ということは人間が思うほど怖いことではない。
全てがなくなるわけではないから。。。

死という現象の根源的な姿は…
「肉体から精神が遊離する」だけの話で、自分本来がなくなるわけではない。

一方で精神だけの状態なると…心の中が明け透けになるので。
同じ様な精神だけの人から見れば、今まで行ってきた全てがあからさまになる。
そんな感じになると思います。嘘は通じない世界になって来ることかな。

この世の3つの世界は:神・仏・現世に分けられる。
神のレベルまで行けば…輪廻転生はないんだろうね。
仏のレベルは…精神的に未熟だから人間に生まれ変わって修行が待っているよね。

自分が人間であるということは、現在修行中なんだろうね。
その中で大切なことは心を磨くことなんだろうね。

これは宗教的な概念なんだけど…
人間の身体は3つの要素から出来ていると考えられます。
身体+表在意識+潜在意識 この3つです。
表在意識と潜在意識のアンバランスにより身体に症状が出ることもある。
一方で潜在意識と身体とのアンバランスで精神的な病状がでることもある。

潜在意識は将来への導きを主導する。
表在意識は現在を感じる。
身体は潜在意識と表在意識の間にある。

これからすれば…病気を起こさない身体がどんな状態か?を把握出来ますよね。
潜在意識と表在意識のバランスが取れていることなんだろうね。

自分の心と見つめ合いながらも…それを無視して
自分を裏切った行動をすれば…精神か身体に負担が来るのかも知れません。

PS:あずみ:剣士として生死が紙一重と感じている生き方だと思うな
生死は…人間には紙一重です。それを感じている人生と感じていない人生では
全く生き方が変わってきます。人間は誰でも死ぬということを感じることが必要かも?

posted by 杉幹雄 at 13:04 | Comment(0) | 生と死

2019年04月17日

今は死にたいって気持ちなくなった?(^^)v

jisatukito.jpg

症例1:うつ病?
「食べられないし、目眩があるので来ました!」と。
 ふぅ〜(・_・)......ン?

結構、沢山の向精神薬を飲んでいるよなぁ〜。
さぁ…どうする???

取りあえず考えることは今の身体の状況を治すことに徹する。
内科だから…治療の基本は身体を治すことだもんなぁ。

そんな訳で治療を開始。

1ヶ月後…
「寝られるようになってきたかぃ?」
「大分…寝られるようになってきた」と。
この患者さんに睡眠薬を追加投与などはしていません。

3ヶ月は過ぎたので「全体的にはどうだい?」とか聞くと
「死にたいと言う気持ちがなくなった」と。
 w(゚o゚)w オオ-

前向きになった彼女を見ていて…

今後は…「向精神薬を減らしていくだけだなぁ〜」
とか思ったりして診療を続けて行くんだろうなぁ。

症例2:統合失調症?
心療内科の領域は内科と接点が近いので…
色々な病態を持った患者さんが来院されます。

「統合失調症(昔の分裂病)」の病名とかで
初診は患者さんが中学生の頃の5〜6年前かな。

患者さんにも治療を継続する忍耐が必要だよね。
直ぐに病態が完全に良くなることはないんだよね。

2年後…
外に向かって歩き出す。夜間高校に通い出した。
この時は、結構な向精神薬を服用している。

5年後の今…
彼は大学生になりました。
今は殆ど向精神薬を飲まないで大学に通っています。

ん〜〜〜
彼のお母さんにも話すんですけど…
「統合失調症」との病名は辛いよね〜って。
「早く治療を始めてよかったね。これで社会に出られるよね。」

症例3:自閉症?
「めまいがする」とのことで治療開始。

3ヶ月後…めまいがなくなる。
1年後…外に自由に出られる。
2年程度経ったら…スーツで受診されるものだから聞いてみると。
「この2〜3年…閉じこもっていました。でも今は仕事ができます」と。
 (・o・)(・o・)(・o・)

パニック障害の患者さんも…とても多いのが実情です。
でも…それは治って行くことが多いと思います。

こうなって来ると「心療内科」的な感じですけど…
内科医として身体を眺めているだけです。ホントに!(^_^)

患者さんに分かって頂きたいこと
初診時の患者さんには、基本的には向精神薬は続けて頂きます。
その治療と併用して、内科と漢方内科の治療をします。
向精神薬を直ぐに止めて、内科と漢方治療に変更できる訳ではありません。

体調が良くなってくると精神状態も安定してきます。
この様な時に少しずつ向精神薬を減量して頂いているのが現状です。
心療内科の治療は、心療内科の先生にお任せしています。

PS:
そんなことを話していると…
同じ心療内科の道を歩んでいる同期の先生にも頑張って欲しいな!と思います。

基本、自分は内科なので身体全身を診ることでしかありません。
一般医療に漢方医療を合わせているため多くの病気が診られる機会が多いだけです。
どんな患者さんにも希望を与えて「上を向いて歩かせること」って大切だよね。

posted by 杉幹雄 at 20:11 | Comment(0) | うつ病

2019年04月09日

心肺疾患でない「息苦しさ」を訴える患者さんに対して…

kyoutsu.jpg

当院では…漢方内科を標榜しているからか?
「息苦しい!」と訴えて来院する患者さんは少なくありません。

殆どの患者さんは他の病院に行き精査を受けて…
問題ないとの検査結果から来院されています。

もし検査をしていない患者さんには心電図と胸部レントゲンはします。
でも…その殆どは検査では問題を認めない患者さんばかりです。

自分が漢方医学を知らなければ…
精査で問題がない胸痛と考えれば「心療内科の部類なのかな?と思う」に違いありません。
ところが…これって心療内科の部類の病気ではないんだよね。
 (゚ー゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)ウンウン

ん〜〜〜このブログの役割と言えば、
「こんな病気を如何に説明して行くことが大切なのかな?」とも思います。
そんな訳で、この病態を説明していくことにします。うん(^_^)

ーーーーー
検査で異常がない息苦しさの症例:結構多い症例

ある交通事故から…息苦しさや目眩などが出てきた、と来院。
これだけを聞けば「心療内科的な病気なのかな?」とか思うのが現代医学だよね。
(^_-)ネッ

そこで鍼灸師の先生から教えられた診察方法で診察してみる。
気の流れから身体の悪い場所を探してみると…どうやら「胃熱」が問題だと分かる。

医療関係者の方には、ここが不思議と思う所だと思いますので説明を加えます。

体表面には気の流れがあり…
病気を引き起こしている臓器の場所では「気の停滞が見られる」ということ。
鍼治療は気の流れを調整する医療なので、気の停滞している場所に鍼を刺せば治る。
現状でも鍼治療は効果があるものの現代医学的には、まだ科学的解析までには達していない。

物理的な側面から身体を眺めれば…体表面磁場の測定が今後の医療を左右すると思う。
それは人間という一つの個体も地球という一つの惑星と同じだからです。
臓器の異常が起きることにより「体表面磁場が変化するんだろうなぁ…」と思います。

お話は元に戻り…胃熱が強ければ「黄連剤」の適応だよねぇ。
そして黄連剤を投与して2週間、「大分、胸苦しさが取れた」と。
良かったね!うん(^_^)

この症例から考えて頂きたいこと…
胸痛を訴えても、胸部(心肺系)には異常がない病態が多いということ。
この場合は脾臓当たりの充血が問題になっている事を意味している。
と、言うことは…やはり症状を出す臓器と原因臓器とは異なることが多いと言うこと。
ここいら辺が分かって頂けたら、と思います。

ーーーーー

医学的な側面から見れば、1人の患者さんの訴えが取れた事は大きな問題ではないよな。
とか、思うんだよね。個人的な医師の感覚としては「嬉しい」んだけど。

ただし…自分が現代医学を学び、東洋医学も学び、両方の医学を比較してみると
東洋医学は古い医学で現代科学に入って来ていないし、現代医学は完成されていない。
「このギャップを如何に…是正していくか?」だよね。

自分の診察方法も鍼灸師の先生の伝授で特殊であることに他なりません。
この鍼灸師の先生は亡くなっているし…自分が直接、教えることは出来ないしなぁ。
こんなことから…他の医療関係者には分かりやすい説明をする以外にはないんだよね。

ただ、医師である以上、病気への正しい認識は残したいとは思います。
現代数理学の考えを使い現代医学と漢方医学を結んで…一つの医学にしたいなぁ。
1人の患者さんを救えることは医師として嬉しいですが、こんな考え方を残すこと。
そんなことが自分がすべきことなのかな、と思っています。・゚゚・(>_<)・゚゚・。

PS:
新しい医学に向かって…と言うことだから
それならば「DoctorX」だよな。「私、失敗しないので…」かぁ。
自分は自分の道を歩むこと、だね。(^_-)ネッ

posted by 杉幹雄 at 21:05 | Comment(0) | 胸痛

2019年04月03日

内科での婦人科領域の漢方治療

seiritsu.jpg

内科で生理周期や生理期間、凝血の程度などは聞かないよね。
でも内科でも漢方を使おうとすれば…それを聞かざるを得ません。
お腹の張り具合から…「今は生理周期のどの辺にいるのか?」
そんなことも聞きます。

1.生理痛

ある患者さんが来ました。
「中学時代から生理痛が強かったのですが…
 今日は漢方治療を試してみたい!と思って来ました」と。

診察をすると「鳩尾の痞え」が強いんだよなぁ。
と、すれば。結論は見えてくるよね。

この生理痛は、生理によって下腹部の充血が取れたときに
胸腹のアンバランス性によって起きる生理痛と言える。

この場合には…下腹部は無視して鳩尾の痞えのみを取る治療をする。
結果としては「中学時代以来、こんなに軽い生理痛はなかった」と。
うん!(^-^) 良かったね。

この症例で知って頂きたいのは…
生理痛だからと言っても、子宮や卵巣のある婦人科領域だけを見ていても治らないこと。
是非…婦人科領域の専門医の先生に知って頂きたいのは、全身を意識して欲しいと思います。
人間の身体は全身で一つなので、全身を関連付けることが…これからの医療なんでしょう。

2.不正出血

婦人科領域の患者さんは漢方薬を扱う医院には多いのが実情です。
「生理が止まらない!」と、「ホルモン剤を飲んでも止まらない」と。

婦人科検診では問題なく、ホルモン剤で止まるケースも多いんだけどね。
この症例では出血が止まらないんだよね。

さて、と。こんな場合には…
診察をすると下腹部の張りは尋常ではないレベルの張り方をしている。
この下腹部の張りをとらないと…不正出血も続くんだろうね。

と言う訳で…こんな症例には駆血剤を使うわけだよね。

最初は…駆血剤の刺激に反応して出血が多くなる。
そして数日後には不正出血は止まっていく。
この漢方薬は2000年前に作られているという驚きもあります。

ん〜〜〜ただし、まだ治っていない。
治るまでは最低3〜6ヶ月は必要なんだろうね。

ちなみに、この患者さんのケースでは「胃が悪くなった!」とのこと。
そのため…夕食後に漢方薬の胃薬を追加。

結果としては…「胃の調子が良くなり食欲が止まらない」と。
漢方薬の胃薬を飲まない方が良いのか?とのことを聞かれましたが、
胃が良くなって…食欲が出ることは当たり前なので…
「ご自分で食事をセーブすることが大切」と話した様な感じかな。

この症例で重要なのは…
下腹部の張り具合を手で触診する診察することの重要性かな。
FSH・LH・E2・P4などのホルモンを調べても正常域にあると分からないよね。
検査結果も大切だけど、一番大切なのは「診察」ということなんでしょう。

PS:
今日はフィルコリンズが良いかな。
ジェネシスというバンドを組んでいますが、彼は「バリライト」を作っています。
バリライトというのは…一つのライトで色々な色が出る仕組みと光の方向を自由に変えられます。
武道館で聞いたLand of Confusionもとても素敵でだったなぁ〜うん!(^-^)。
こんな訳で古い動画の様ですが、バリライトを使っているLand of Confusionにしました。
素敵だよねぇ〜ホント。

posted by 杉幹雄 at 18:50 | Comment(0) | 生理