すぎ内科クリニックの院長のブログです.

2019年11月17日

病気の運動は難しく考えるほど難しくなる

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東京国立博物館より 鍼灸練習用の「銅人形」

今日は鍼灸師さんのご主人の身体の調子が悪いとのことで
来院された患者さんを診ての感想から記事にします。

この記事は鍼灸師さん用になるのかな?
医師が読んでも…病気の違った見方を見つける切欠にはなると思います。
患者さんには鍼治療の意味が分かるのでは?と思います。

鍼灸用の「銅人形」は…
経絡や穴(つぼ)の位置を把握する教育道具として使われてきました。

目を隠して、銅人形を触り穴の位置を正確に探す道具です。

この銅人形を作ったのは…おそらく…
「後世に鍼治療を繋げること」を目標に制作された?と
自分個人的には考えています。。。

鍼治療の根幹は体表面の気の流れを良くする治療です。
気の停滞部位に鍼を刺すと、気の流れが確認出来ます。

この様な事実から考えると…
銅人形を作った人は、体表面の気の流れを感じられる人です。

人間の世界が物質により豊かになるに従い…
本来持っている人間の天性の感性を失ってきています。
それを分かって…銅人形を作り上げたのでしょう。

鍼治療の根幹に関しては…経絡も穴もほぼ関係ありません。
気の流れをつける治療ですので、気の停滞部位を把握できれば
そこに鍼を打つだけで身体は良くなります。

難しいことはないのでは?
言葉を発しない身体と、赤ん坊の時の様な無為の心で対面し、
その病状を出している真意を把握すること。
そこには経験や知識は邪魔です。。。

身体との対面は、何の知識も要求されず
ありのままの姿を赤ん坊の時の視点で見つめることに尽きます。
そこで気づいたことに知識や経験を合わせていく。

そんな視点で身体を見つめると…
新しい医学に繋がり、日本が先導する新しい医学が作れるに違いない!
そんなことを思います。
うん(^_^) うん(^_^)

PS:シルクロードを聞くときに中国の医師の姿が浮かびます。
鍼や漢方薬の薬草を担いで患者さんの家までの道を歩いている医師の姿。
とても…医師の本来の姿ですよね。


posted by 杉幹雄 at 09:09 | Comment(0) | 東洋医学