すぎ内科クリニックの院長のブログです.

2021年02月28日

コロナ重症化と風邪の病期

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今回の「風邪の病期」の記事も皆さん…読んで下さっている様です。
やはり…残すべき物は残し、その中で使えるものを使い
今の医学を進歩させること。それが大切なんだよね。

コロナが牙をむくのは「少陽病期」以降だよね。
このため…風邪の病期ということを文字にする必要があるのかな、と。

後遺症に至っても、コロナ感染後の身体の熱が取れていない状態だよね。
「傷寒論」は、その様な事象を明確に示しているためコラムにしました。

次は「漢方薬の誤治」と新しい病態のことを書く予定です。
誤治の最大のものは「小柴胡湯による間質性肺炎」だよね。
肝機能障害に単に小柴胡湯を継続投与した結果だから…
漢方薬の病名投与の無謀さと共に、間質性肺炎の発症機序が見える様な。

でも、さ。
最後は…傷寒論をまとめないと、ね。(;゜〇゜)

コラムを書くということは、白紙に文章を書いていくことになります。
だから、そのコラムの方針を決めて、その説明をすることになります。
文章は最初に「トピックセンテンス」と言って方針を決める文章を書きます。
その「トピックセンテンス」に沿って、より深い考察を書く「サポートセンテンス」へ。
結論として、その考察から「コンクルージョンセンテンス」と結論に導きます。
これは英語のライティングの方法ですが、文章作りとしては読みやすいかな。

日本文章の「起承転結」は…日本人らしい考え方で、方向性が一定ではないかな。
国外に人には「何故に起承があり、違った観点から本題にはいるのか?」が
分からない人が多いように思います。つまり…想像力がないのかな?

英語のライティングは「トピック・サポート・コンクルージョン」の三つで
ライティングの技術としては真っ直ぐですよね。これが好まれるのでしょう。

そうだな。英語のライティングを学んだことがない人は分かり難いけど。
報道記事は英語のライティングの方法を使っています。分かり易いでしょ?

そんな訳で…自分は地道に前に進んで行きたいと思います。

PS:本当は新しいattention pleseaseの音楽の動画作りたいけど、なぁ。
  作って下さった方の動画をアップします。

posted by 杉幹雄 at 17:59 | Comment(0) | 医療

2021年02月25日

コロナ感染後遺症の視点

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コロナ感染後遺症の主症状

傷寒論医学の視点からみた主症状を解析してみます。

だるさ
この「怠さ」という病態は一般の風邪でもよく認められる症状です。
風邪の熱が実質臓器(主に肝臓や脾臓)に入り…
それらの臓器の充血が取れていない状況です。

息苦しさ・胸の痛み
風邪でなくても胸部不快感や息苦しさを訴え受診される患者さんも多いです。
これは胃熱が強い時に起きる症状が殆どです。
胃熱というのは左季肋部の上の熱、すなわち脾臓当たりの熱を示します。

長く続く咳
一般の風邪でも咳が続くことも多くありますが…
これは肝臓や脾臓の充血に加えて、管腔臓器である腸の実熱が残っていること。
そんなことが殆どです。

ーーー

現代医学には風邪の後に臓器の鬱血が残るという観点がありません。
しかしながら臨床をしていると…臓器の鬱血が残り症状を出していることが多い。
そんなことを感じます。

現状…当院ではコロナ感染後遺症の漢方治療を積極的に行っています。
その臨床例を示します。

1)コロナ感染から続く咳
診察をすると少陽病期と陽明病期の熱が残っている状況であることが分かります。
このため、それに対応する治療をすると咳も改善されてきます。

2)胸部不快感や息苦しさ
診察をすると胃熱が残っている状況であることが分かります。
このため、胃熱を取る治療をすると症状がなくなってきたと言われます。

ーーー

まとめ

現代医学を優先して、私達の先哲が残した大切な遺産に振り返るべき時が今。
そんなことを感じます。
今の現代医学は万能ではありません。その欠点を補う医学観念が日本に残されています。
それを利用することが…これからの新しい医学を作る道標になると思います。

PS: 新しいコラムがアップされました。
  「「病期」から見た風邪の治療法は、新型コロナとその後遺症に改善につながる
  今の自分の生活は月初めの10日間はレセプト、次の10日間はコラムを書き
  スタッフの給与計算やコラムの校正などもあり、連続して仕事をしています。
  でも…今は病気への視点を残すことを重点に生活しています。

  コロナで振り回されていますが、コロナは私達に新しい視点を求めている。
  そんなコロナの本当の姿を知って、負けないで前に進んで行きましょう!
  
  この動画は10年以上前に5月連休で5日間を使って作った動画でした。
    再生回数は35万回を越えました。コロナに負けないで…JALもANAも
  飛んで欲しいと心から思います。うん(^_^)
  

PS2:藤原直哉先生の政治への視点…
   世の中のことをよく観察していますよね。
   私達は…高見の見物が良い様ですよねぇ〜(^_-)ネッ。

posted by 杉幹雄 at 22:36 | Comment(0) | 医療

2021年02月18日

非常事態宣言の効果とは?

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日本のコロナ感染曲線

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スエーデンのコロナ感染曲線

日本は非常事態宣言をしており、スエーデンはしていません。
この異なる状況で…感染曲線は、ほぼ同じです。。。

北半球にある日本とスエーデンですから…
「季節変動が大きな要因となっていることに尽きる」と思われます。

その様な観点からコロナ感染を再検討することも必要なのでは?
そんなことを考えることが必要な状況なのではないか?と思います。

単なる想像ですが…
コロナ感染をしているものの症状がないため普通に生活してる人も多いのでは?
その感染を今現状、抑制しているのは…季節変動が主であり
政府が率先して行っている自粛での効果は少ない様に感じます。


posted by 杉幹雄 at 23:02 | Comment(0) | ウイルス

2021年02月10日

コロナとインフルの感染曲線は殆ど同じ

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これは一昨年度までのインフルの流行曲線です。

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こちらが去年から今年のコロナの流行曲線です。

ほぼ同じ推移をしていることが分かりますか?
冬には…特に冬至から1ヶ月程度は流行のピークが来るのが普通です。

インフルもコロナもウイルスなので…
流行曲線は変わりないことを意味しています。。。

殆どのコロナ感染の症状は軽いのが特徴ですが…
一握りの患者さんは症状が悪化します。

このためコロナ病棟での医療従事者の勤務は…極めてハードになる!
これではコロナ病棟勤務の医療従事者の負担が減りませんので…
出来るだけ早く2類感染症から5類感染症にすべきだと思われます。

5類感染症にすれば…クリニックでの検査も容易になります。
これをすべき理由とは、インフル流行とコロナ流行とは変わらないことからです。
自粛の影響よりは季節の変化に大きく関わって動いています。

また、今はオリンピックとか言っている余裕はないと考えられます。
インフルと同じ様に同じウイルスであるコロナにも変異種が多く出現してきています。
これに対応することはワクチンも検査でも難しいと思わざるを得ません。

日本にいらしてくれたアスリートの方は…競技が主目的ですが観光もしたいのでは?
これが…平和の祭典として意義だと思います。

アスリートの方のオリンピックに変わる別の大会を模索するべき時に来ている。
そんな気がします。アスリートの方には…そこで活躍して欲しいと思います。

一般の人に関しては…体調を整えコロナ感染をしても強い症状がでない様にすべき!
そんなことを考えます。また…コロナ感染恐怖症の方も一定数いると思われます。
こちらの方には「インフルと同じ様に今後、コロナも、もれなく感染していく」こと。
そのことを考え行動して頂きたいと思います。コロナは特別な病気ではありません。

今、私達がすること。それは…出来ることをすることが最善です。
体調を整えること、感染しやすい状況を作らないことを考え行動するだけで…
他は同じ様に生活をしていれば良いと思われます。

PS: 実際には…なんでこんなに騒ぐんだろう?とかの感覚しかありません。
  負けないで前に進んでい行きましょう!
  今日はZardの「負けないで」が良いかな?とか思いアップしました。

posted by 杉幹雄 at 15:04 | Comment(0) | コロナ

2021年02月03日

皆さん、病気を知りたいのかなぁ?

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ん〜〜〜
今回のコラムなんだけど、このサイトコラムのアクセス数1位かぁ!
「この様な記事って良いのかなぁ???」とか感じたりしています。
(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

「葛根湯」の処方箋から読み取る「風邪」という病気の本質
この様なコラムが分かり易いのかな?とか? 改めて感じたりします。
この記事は編集者の校正が入り、この様な記事になっています。

元の記事は…もう少し難しいのですが…
自分としては、何度も考えていることから当たり前の感覚で書いてしまいます。
それの原稿を直してくださるのが編集者の方で。。。
「編集者の方って…凄いなぁ〜」とか、改めて感じています。

きっと、一般の人も病気を知りたいんですね。

難しく考えすぎるから…分からない人が多いんだよね。
難しいことを…その中に潜む単純さに気づき本来の姿を求めて考えること。
それは…単に簡単に考えることではないということです。

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門司にある旧三井倶楽部でアインシュタインが泊まったベットです。
福岡に50回以上行きましたので…この三井倶楽部にもレンタカーで行きました。
アインシュタインのことは…考え方がとても好きです。

日本に原爆が落とされ沢山の人が亡くなったことに対して…彼は話します。
「もし…このことが分かっていれば公式(mc2)を捨てていた」と。
涙を流しながら…アメリカの日本駐在員?に話したと言います。

実際にラジオで日本に原爆が落とされたことを知った彼は…
その報道を聞いてから数時間、自分の部屋に閉じこもったといいます。

“Everything should be made as simple as possible, but no simpler.”
これは…アインシュタインの言葉です。

出来る限り簡単な姿を追い求めて行くんだけど…その過程は簡単ではありません。
非常に複雑なことを解析していく上でも…単純さが基盤にあるはず。
この単純さを追い求めて行くことが大切な視点としてと考えることの重要性です。
そのため…最後に「単に単純に考えるではない!」ということも加えて話しています。

その様な視点から、漢方薬を解析すると病気の姿が浮かび上がって来ます。
今回は「葛根湯解析」だったのですが…実際に解析した自分が驚くような結果が出てきます。
やはり…傷寒論の著者の張仲景は天才ですね。彼は医聖に他なりません。
全部知っていたのでしょうけど、不思議なことに、その中身は話していないんですよね。

次回のコラムは「風邪は万病の元」の言葉通り…
風邪の熱が、どの様に身体に入っていくか?ということを基本に置きながら
風邪の病期について話して行く予定でいます。

これからは…「自分が勉強し考えたことは世の中に残すに尽きる!」
こんなことを考えておりますので、次から次へと文字として残して行きます。
そんな文章を読んだ誰かが、自分の考えを基盤に研究に生かしてくれたら嬉しいです。

PS:中島みゆき…良いよね。
   著作権を強く求めている様なので中島みゆきのホームyoutubeからです。

posted by 杉幹雄 at 21:44 | Comment(0) | 医療