2022年02月18日

闘病で苦しんでいる方に…

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健康な人がある日、突然、体調を崩すこともあります。
健康な人生を送っていた方ほど、精神的な動揺が大きい様に感じます。

自分からすれば…それだけ幸せな人生だったんだろうなぁ〜とか?
そんなことを思いますよね。

自分は学生時代に「不治の病気」と宣告されました。
入院中の病室で泣きました。。。

そんな時に亡き母に電話をしましたが…
「私が必ず治してあげるから大丈夫!」と。

医者の言葉より…大きな意味合いのある言葉でしたっけ。

退院後の主治医は医学部の内科教授でした。
検査結果の波はあったのかも知れませんが…何も言わない人でした。
一方で…病状も次第に落ち着いてきました。

そんな時に…全国の実力試験の結果を、その先生に見せたんだよね。
全国で30番以内では…なかったかな???

そうしたら…
その先生に言われた言葉が…「おまえは医者になれ!」と。
自分の感覚では「はぁ? 嘘でしょ?」と言う感覚が大きかった様な。。。

そして一浪したら…歯学部や医学部に合格して…
医者になりました、とさ。

これからすれば、苦難に意味があることを感じるべきだと思うな。
今の苦しみに泣いていても仕方がないことを知るべきかな。
確かに…自分が入院していた時は沢山…泣きましたけど、ね。

自分の患者さんには苦難にも意味があることを理解して…
前向きに歩いて頂きたいと思っています。

アインシュタイン曰く「紙はサイコロを振らない」
苦しみも必然性の上になりたっていることを知るべきだと感じます。

PS: 「よみぃ君」の話題ばかりだけど…
  彼の生き方やピアノの音の独立性が強くて
  鋭いピアニストだと思うんだよなぁ。
  彼は立派だと思っちゃうんだよなぁ。

posted by 杉幹雄 at 22:32 | Comment(0) | 医療

2022年02月11日

東京:ピークアウト?

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今週にはいりコロナ感染の増加率が1を切っています。
このことからピークアウトに入っていると言って良いと思います。

ただし…今回はオミクロン株の亜種が出ているため…
ある程度、感染者数は下がり、5月頃には急激に流行する可能性があります。

コロナ感染を撲滅することは…今まで見てきた通り無理でしょう。
全体に広がらないと…収束には移行しないと思われます。
それは…インフルエンザの初期の「スペイン風邪」と同じでは?
今から100年前の感染と変わりない事実に自然の偉大さを感じます。

ワクチン接種の本来の目的は集団免疫の形成ですが…
いつの間にか重傷化予防に変化していて…政治への不信感を感じます。
なぜ…ウイルス感染を受け入れるという視点に立てないのかですよね。
WHOが…とか言う前になぜ、感染状態とコロナ感染の病毒性を比較して
日本独自の視点に立てないないのか?を疑問に思います。

PS:自分はは感染症疑いであっても、これから刑務所に入る人でも診ます。
  ある患者さんが「これから服役をしなくてはいけないので好きなものを食べたい」と。
  「わかったよ…中性脂肪が上がらない薬を出しておくね」とか、そんな感じです。

  ただし…自分勝手で信頼関係が築けない方は診療をお断りすることもあります。
  「この漢方薬を下さい」とか言う患者さんもいますが…
  保険診療では必要な治療を要求されますので、当然…その様なご希望には応えられません。

  また医療はお互いの信頼関係ですので、それが崩れれば医療は成り立ちません。
  プラセボといい「乳糖という粉の砂糖」を病院勤務の時に良く出していました。
  信頼関係があれば…このお砂糖でも効くんだよね。
  だから信頼関係なくして医療はないよねぇ。仕方ないよね。

  しかしぃ…「よみぃ君」凄いよなぁ。感動しちゃうよね。。。

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posted by 杉幹雄 at 19:48 | Comment(0) | 医療