2016年05月18日

漢方薬を使うのは難しいよなぁ。その1

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漢方薬は難しい。。。

大塚敬節先生が、
その師匠の湯本求真先生から言われたとされる言葉。

「漢方は悟りだからな…自分で悟る以外ない」

一方で実際に自分が…
学生時代に大塚敬節先生の治療を受けて
「漢方薬の効果」を実感して医者になったのですが。

医学部を出ても
自分には漢方薬に関しては良く分かりませんでした。
(T.T)

とにかく難しいのが…
身体と漢方薬を合わせる部分が非常に難しい。


先日に診察した患者さん。
「当帰芍薬散を薬局の人に勧められて飲んでいる」とか?

足の冷えが強いために
その薬局で当帰芍薬散を買われたそうです。

当帰芍薬散が必要な患者さんの下腹部は軟弱な筈。

だって、さ。
当帰芍薬散は下腹部の虚血を治す薬だから。

でも現実は、さ。
患者さんの身体を診ると下腹部が張っている。
(×_×)(×_×)(×_×)


ここを理解することが漢方医療への近道かも、ね。
(・・)(。。)(・・)(。。)(・・)(。。)

もちろん当帰芍薬散が必要な
下腹部の虚血が原因の下肢の冷えもあります。

その逆もある!と考えるのが東洋哲学なんだな。

「極陽極まれば極陰に至る」

つまり…さ。
下腹部の充血が強くなれば下肢は同じように冷える訳。


ここで大切なのは…
下腹部の虚血でも充血でも症状が同じことなんですよね。

その判断をすることが漢方薬を使う人に求められる訳なんだけど。
そんな考えを理解する環境はないのかな?

勉強会でもしようかな?
とか…思ったりしますよねぇ。

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いまはスタッフさんが入れ替わって行っています。
妊娠・結婚などが主な理由です。。。(×_×)

それぞれのプライベートでの
仕方ない理由での退職ですが。

職場としては…
「どうにかならないかな?」とか考えちゃいますよね。

漢方薬の保険請求は
一般の医療事務を学んだ人でも
分かり難い特殊な難しさがあります。

一方で、こんな実務が出来れば
一般医療の保険請求は難しくはありません。

いつまでも職場にいてくれる様な
スタッフさんを希望しますよね。


ユーミン…
良いよねぇ。(・・)(。。)

ユーミンのコンサートは一回行ったことがあります。

中島みゆきのコンサートに行ってみたいなぁ〜
とか思っています。(・・)(。。)

 

中島みゆきが唄っているのは…
すべて削除されちゃうんだよねぇ。。。

もぅ〜(T.T)

posted by 杉幹雄 at 00:02 | Comment(0) | 漢方
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