すぎ内科クリニックの院長のブログです.

2019年06月26日

大人の巨大アデノイド漢方治療

adenoid.jpg

あぁ〜
左右の扁桃腺肥大で、左右の扁桃腺が付いてしまっています。

患者さん:「手術した方が良いのでしょうか?」
自分  :「扁桃腺肥大の漢方治療は他の患者さんでもやっているので…
      まずは漢方治療をしてみれば…どうかな?」
患者さん:「お願いします」

とのことで…漢方治療が始まりました。

大人の扁桃腺肥大の漢方治療は3人目なのかな?
他の2人は…悪いときの1/3程度まで肥大が改善しています。

さて…今回は如何に???
診察をして、アデノイドの基本的な体質が認められたので漢方治療を開始。
そして2週間後の診察。

adenoid03.jpg

きっちりと左右の扁桃腺が付いてしまっていましたが…
1センチ程度の隙間が空いています。(^^)v

年少児からの扁桃腺肥大ですので、最低1年程度はかかると思いますが
漢方治療をしていれば扁桃腺肥大で手術にはならないという推測ができます。

大人の扁桃腺肥大治療は時間がかかることへの覚悟が必要です。
長い病気ほど…身体を元に戻すのは時間がかかります。
こんな感じで良くなって行く場合が多いように思います。

どうしても縮小しない時に手術は残しておいた方が良いのでは。
扁桃腺も必要性があり身体に作られる臓器なので…
確実に言えることは…温存が一番良いに決まっています。

漢方処方を知りたいのかも知れませんが、
人体には個性がありその個性を重要視しているのが漢方医学の長所です。

ちなみに「小柴胡湯加桔梗石膏」はアデノイドの適応に入っていますが…殆ど効きません。
何故…小柴胡湯加桔梗石膏がアデノイド治療の適応になっているのか?
多分…専門医でも柴胡剤系と黄連剤系を見分けることが出来ていないからでは?

病名投与よりは身体を見つめる医療が正しい回答を提示してくれる筈です。
そんな視点を持つ漢方での治療家が増えていくことを願っています。

PS: Zardは好きなんだよね。
  彼女は彼女なりに…一番良い音楽と歌詞を作ってきたに違いありません。
  それでなくては、こんなに心に染み込むはずがないからです。

posted by 杉幹雄 at 04:51 | Comment(0) | 病気
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