すぎ内科クリニックの院長のブログです.

2019年08月07日

漢方薬処方の現状とは?

syoukanron-ootuka.gif

尊敬している大塚敬節先生が書き残した傷寒論解説です。
うん(^_^)

このブログでも何度もお話をしている様に…
何故…左右の判別である黄連剤と柴胡剤の区別がつかない?
何故…虚実の判定をしない?
何故…簡便な現代医学の病名投与を漢方選択に使う?

ん〜〜〜
診療にため息も多くなりますよねぇ…当然ながら。

大塚敬節先生は自分の主治医でもあったんですよね。
「先生は…漢方を今の医療界に残したかった!」
その理由で病名投与も許してきた方でもあります。

このことに関しては大塚敬節先生の恩師の馬場先生は指摘しています。
「この様なことを許して良いのか?」と大塚先生に尋ねます。
「今は漢方を日本に残すために仕方なくしています」との…
大塚先生の言葉に馬場先生は頷いたと言います。(´ヘ`;)ハァ

(馬場辰二先生は東大医学部卒で漢方医学を敬愛し、
 大塚敬節先生が作った処方の「七物降下湯」の命名者でもあります。
 故吉田首相の主治医であったとも言われている名医の1人です。)

はっきり…自分の感覚を話してみれば
大学病院の漢方診療科から漢方専門医まで…処方は合っているとは言いがたい。
漢方処方が上手な医師は少ない状態だと思います。

こんな状況になっている今は、馬場先生が話したとされる
「漢方の本来の姿を確認することが必要な時期」に入っていると感じます。

そんなことから自分は何をこの世の中に残せば良いのか?と
考える日々が続きます。。。

1)漢方では傷寒論理論解析…
2)現代医学では病気の理論的解析…
そのあたりなのでしょうかねぇ?

もし3つめが出来れば…
3)漢方医学と現代医学の融合理論を展開することなのかな?

そこまで自分の生があるのか?分かりませんが…。
今の生ですべきことが前に迫ってきてる様にも思います。

他院にて患者さんに処方されている漢方薬を見るたび…
診療をしていて…ため息がでます。。。
柴胡剤の適応がないのに…柴胡加竜骨牡蛎湯。
これだけ腹壁が硬くて胃熱があるのに…六君子湯単体の処方。

そんな処方にため息ばかりです。(´ヘ`;)ハァ

なんで…それが分かるのか?と言えば…
自分の場合は気の流れ(体表面磁場)を感じることができることからかな。

一般の人は…この様なことが出来ない!と思っているのかも知れません。
でも、この様なことは人間に与えられた能力です。
多分ですが…縄文時代の人は自然に出来たことでは?と思われます。
現代の人の特徴は…目に見える物や聞こえる物などに意識が集中しすぎて
本来の人間が持っている優れた力を忘れているだけだと思いますよね。

いま自分がすべきことは…
どうにかして「漢方の全体像を理論的に記して行くこと」だと思います。
この理論は理論物理や理論数学で使われる西洋文明が作った理論であって…
陰陽や五行説などの一般的な東洋医学の理論ではありません。

今の自分は病気ではないですが…
息を引き取る瞬間に…この人生で良かったと思いたいですよねぇ。
(-_-;)ホントカ・・・オイ

PS: Sound of Silinceだよなぁ。
そのものなのかも知れないよね。うん(^_^)

ん〜〜〜
なんで…自分がこんな記事を書くんだろう?とか思う客観視する自分もいます。
自分は…一体何者なのかな? 分からないよなぁ〜。うん(^_^) 
でも、さ。分からない方が幸せなのかも、(^_-)ネッ。


Hello, darkness, my old friend
I've come to talk with you again
Because a vision softly creeping
Left its seeds while I was sleeping...
posted by 杉幹雄 at 00:41 | Comment(0) | 医学
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
※投稿者のIPアドレスが取得されることを御理解下さい。