すぎ内科クリニックの院長のブログです.

2020年05月01日

漢方医学から推測されるコロナ肺炎発症機序

coronahaien.jpg

東京で開業をしていると…患者さんが保健所に連絡しても
「かかりつけ医の診察を受けるように」と言われ診察を受けに来られます。

その様な患者さんの診察結果からみたコロナ肺炎の発生機序を理論的に説明します。
この記事によってコロナ肺炎の治療の方針を決める手がかりになればと思います。

上記の写真の様な肺炎にはなっていませんが…
軽い肺炎になっている患者さんを診察することが多くなりました。
何となく…コロナウイルス的な肺炎だと考えれば…
次はPCR検査をして頂くことになっていきます。

1.今回のコロナウイルス肺炎の特徴を並べてみます。
a)発症後4〜5日経てから、強い呼吸器症状などがでる。
b)イナビル吸入をすると一時的に良くなるが、その後に悪化する。
c)感染者と食事を一緒にすると感染しやすい傾向にある。

どこのクリニックでも同じですが…
患者さんがコロナウイルスのPCR検査を要望するときに保健所が話すのが…
「まずは、かかりつけ医に診察して貰いなさい」と。

そんなことからコロナウイルス陽性の患者さんは診察には来ませんが
その前の陰性か陽性か分からない段階では受診するのが一般的です。
コロナウイルス感染症が流行っているとは言え、9割方が普通の風邪です。

2.コロナウイルス感染症での肺炎の理論的機序
感冒様症状が起きてから4〜5日後に悪化ということは…
傷寒論でいう「太陽病期」ではありません。「少陽病期」や「陽明病期」です。
このことを別の角度から話します。

a) 病気とは?

iregularityanddisease.jpg
基本的に身体のエネルギー密度(EnergyDensity)は均一性を求めており
この状態が健康体と言うことができる。一方の病的な身体は不均一なエネルギー密度を
持っており、その不均一なエネルギー密度の是正のために病気を引き押すと推測される。

b) トポロジーからみた身体の構造

torusmathematica.png

Mathematicaという数学のソフトで描いた「トーラス」という形態です。
これが人間の胴体の基本的な形態に他なりません。
外側が皮膚であり、ドーナツの内側が腸に相当します。
人間の身体は口と肛門で、皮膚が反転して胃腸を作っています。
これからすれば…上の図のトーラスは人間の胴体を簡略化している姿です。

c)コロナウイルスの最初の寄生地は腸と推測される

coronapneumonia.jpg

今回のコロナウイルス感染に関しては…
a) ウイルス感染者と食事をしているケースが非常に多い。
b) 加えてイナビルで一時的に肺炎症状が改善されるが、再燃する。
c) また直接、肺に寄生するウイルスなら1〜2日で症状が出るはず。

このことから「最初にウイルスが増殖するのは腸ではないか?」と推測される。ウイルス増殖により腸が充血すれば、腸をコントロールしている臓器である肝臓(栄養吸収のコントロール)や脾臓(水分吸収のコントロール)にも影響が出始めて、充血が強まる結果となる。漢方的に言えば陽明病と少陽病の合病である

最後に肺にも充血が起き始めるが…これは他の臓器とのエネルギーの均一性を維持する結果に他ならない。肺の充血を簡便に取るには…細胞より低いエネルギーである水が必要不可欠であり肺内に浸潤影が多発し、呼吸困難となる。この肺炎を起こす力の源は肺にはなく、管腔臓器や実質臓器にあることが強く推測される。このことは肺に力をかけている臓器が管腔臓器や実質臓器の充血ならば…非常に強い肺炎像になるに違いない。

PCR検査では咽頭部粘液や鼻腔内粘液を採取するが、便もPCR検査の対象に入れることが望ましいと考えられる。またヨーロッパの国で行われている下水のコロナウイルスの数値が感染者数と比例するとの記事もあり、積極的にこの様な手法を取り入れることも大切かも知れない。

3.治療について
現状の治療をしている医療関係者には申し訳ありませんが、呼吸器管理だけでは乗り切れないことも多いと推測される。如何に実質臓器と管腔臓器の充血を取ることが治療の優先順位が高いと思われる。薬としては、ワクチンなどがない現状の薬で臓器の充血が取れないことを鑑みると…漢方的見地から以外提案する治療がない。またワクチンやアビガンやレムデシビルで回復したように見えても臓器のアンバランスを残しながらの治療では健康な生活が出来ないと推測される。

呼吸器症状がある実質臓器の熱を取るのならば「柴陥湯」であり、また管腔臓器の充血を取るのには石膏が必要であり「麻杏甘石湯」などが上げられると思う。これはコロナウイルスの肺炎が肺自体が問題でなく、実質臓器や管腔臓器の充血が基盤あると推測されるからに他ならない。この様な病態の場合は肺に力をかけている臓器の力を減弱させる以外ない。

haikeiba.jpg

この考え方は「場の観念」であり、時空間は均一性を求める。この均一性を持たない物質は、消滅して行くに過ぎない。このため上記状態により「肺炎」を発症しなければ、直ぐに死を迎える。この死を防ごうとしている身体の姿に他ならない。それを見過ごしてはならない。

医療関係者以外の皆さんに…
現状で医療をしていると感じることは「コロナウイルス感染症に対しての病的な不安神経症の状態にある人が多い」ということです。報道機関により「コロナウイルス感染症は怖い」と、そして「コロナウイルス感染症は死者が多い」などとの報道があります。今のコロナウイルス感染症の死者数は1シーズンにインフルエンザに感染して亡くなる人数よりも一桁少ないという事実があります。加えて地球上にウイルスがいなければ…人間は生まれていません。また現状でコロナウイルス感染症になっていない健康な人の身体にも多種多様なウイルスが寄生しています。ウイルスを敵視しても負けるのは人間の方です。「自然の偉大さを感じ取るべき時に来ているのでは?」と思われてなりません。マスコミ報道を鵜呑みしてコロナウイルスを怖がる必然性はないと思います。健常な生活を送り体調を整えることが…今、最も重要なことです。(2020/05/06 更新)

医療関係者の皆さんに…
コロナウイルス感染の恐怖と闘いながらの診療や看護に対しては心から応援をしたい。どんな思いでコロナ感染者病棟で働いているのか? 医療関係者の皆さんは患者を助けようと使命を全うしています。それがどんなものか? 実際に自分も勤務医時代に院内感染を経験したこともあり、院内感染が起きている病棟での勤務の厳しさを理解できます。自分も医師の端くれですので、自分が考えられる情報を適宜、ブログにてお伝えしたいと思います。(2020/05/06 更新)

PS:ブログ記事を超えている様にも思いますが…
自分の研究で出した結論は「身体に必然性が無ければ病気は起きない!」ということになります。
新しい活路を見いだすべく、進んで行きましょう。


posted by 杉幹雄 at 04:15 | Comment(0) | ウイルス
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
※投稿者のIPアドレスが取得されることを御理解下さい。