すぎ内科クリニックの院長のブログです.

2020年12月27日

コロナvsインフル(漢方視点から)

influ-korona.jpeg

今回はインフルとコロナを比較し
コロナ感染と治療法について考えてみたいと思います。

インフルは麻黄湯が効くことから考えて…
皮膚と気管支のアンバランスを狙っている。

一方のコロナは葛根湯的なウイルスだ。
皮膚と腸のアンバランスを狙っている。
次には、この太陽病期から少陽病期に入ることになる。
この時期には肺炎になりやすい身体の状態になる。

ダイアモンド・プリンセスだっけ?
その船を調べて、ウイルスが多い場所は…トイレなんだよな。
だから、最初は気管支ではなく…
腸管寄生から始まることを示唆している。

風邪は大きく3つに分けることが出来る。
一つは麻黄湯系の風邪=皮膚と気管支のアンバランス
二つ目は葛根湯系の風邪=皮膚と腸のアンバランス
三つ目は香蘇散系の風邪=肺と腸のアンバランス

インフルは一つ目の風邪の「皮膚と気管支のアンバランス」だ。
コロナは二つ目の風邪の「皮膚と腸のアンバランス」だ。

コロナの危険な点は強い少陽病に入り易いことだ。
これは…肝臓や脾臓の鬱血が顕著になることにつきる。
そして肺炎となって急変することだ。

この時期には太陽病期に有効な葛根湯は効かない…
毒薬のごとく少陽病期の病態を悪化させるだろう。。。
それほど、風邪の病期の把握は重要なことと言って良い。

また、肺炎は肺の炎症だが…その力を与えているのは背景場である実質臓器だ。
肺だけ診ていても難しい治療になるに違いない…背景臓器に注目すべきだ。
一方で…殆どの症例では背景臓器の鬱血が少なく症状が軽いのが特徴でもある。

コロナ精査の前の患者さんの微熱の状態の身体…
そして、コロナ陰性後の嗅覚障害の患者さんの身体…
この患者さんの身体を診ていて共通しているのは…
少陽病期の実質臓器の熱が取れていない。

ウイルスは見る視点を変えないと敵にしか見えない。
ウイルスを敵視しても無駄の様だ。。。
加えて…「肺炎ならば肺が悪い」という観念を捨てることだ。
肺と、その背景臓器の関連に視点を移すことが次世代の治療に繋がる。

一般の人では「如何にやり過ごすか?」を考えることが重要になる。
日常の体調管理をしっかりとして欲しいと思う。

今年最後の記事。医学の進歩を願って…。
(2020/12/29:仕事納めの日…内容更新)

PS:美しい朝が来るまで…もう少しだよね。
   (^_-)ネッ 大丈夫だよ…乗り越えられる。
   アグネスチャンは…自分に取って不思議な存在。
   風の噂で聞く彼女の姿と…違うのかも知れないけど…
   中学生の自分には…とても素敵な存在だったなぁ。

posted by 杉幹雄 at 17:33 | Comment(0) | 医療
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