すぎ内科クリニックの院長のブログです.

2021年01月06日

K値と現状のコロナ感染者数の意味

kion01.jpg
11月から12月〜1月までの気温の変化

大阪大学 核物理学研究センターの中野先生に見せて頂いたK値は…
東京での夏の感染者数の時は0.6〜0.8まで上がっていた様ですが…
今の東京は0.2〜0.3程度です。

このことは夏の感染と冬の感染は異なることが示唆されます。
中野先生曰く「何度も感染の波が起きていて合成された波になっている」と。

K値のグラフは中野先生の著作ですのでお見せできませんが…
波の最初の気温差をみると、気温差の強さが感染のトリガーになっている印象を受けます。

kion02.jpg
気温差の激しかった日

kannsennsya.jpg
その気温差の激しかった日と感染のトリガーを合わせると相関性があるような?

このことが意味しているのは…
数人の人が感染して感染が広がっている姿とは違うということだと推測できます。
不顕性感染の人が多くいて、温度変化に耐えられなくなり顕性化し感染を広げている。
そんなことを物語るものだと推測できます。

いくら自粛をしても、不顕性感染をしていれば顕性化することは
いつでもあるような状況と思います。
持病を持っている方ならば、顕性化しない様に治療を続けることも大切です。
体調管理がなにより大切な時期に来ています。

加えて、自粛期間が長ければ収まるものでもないような推測もできます。
「4ヶ月の自粛期間があれば数十人以下になる」との政府専門家の言葉もありますが。
どんなに自粛期間が長くても、それが明ければ…元の通り感染者が増えます。
オリンピックのための自粛ではなく、日本人の健康を考えての自粛であって欲しい。
そんなことを切に願います。

人間が消えることがあっても、コロナが消えることはないでしょう。
目先のことばかり追いかけていても…根本的対策にはなり得ないのは明らか…かな。

中野先生の物理学的な視点は、重要な視点だと思います。
自分も理論物理や理論数学を使って、発癌解析に挑みました。
今の研究は機械優位で…人間の創造性がありません。
でも、方針を決めるのは人間の創造性です。それ以外にありません。

そんなことを思います。

PS:今日は休診日でレセプト点検をして帰宅しました。
   そんな中で…非常事態宣言が決まり大都市ではコロナ感染の急増があり
   この様な状況では…こんな視点から記事をアップするべきかな?と思いました。

posted by 杉幹雄 at 22:17 | Comment(0) | 医療
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