2019年10月27日

じんま疹やアトピーから診た身体全体の運動性とは?

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久しぶりのブログの更新となります。m(__)mスマン!!

今回は患者さんのことを見つめながら「アトピー」を考えます。
アトピーを皮膚科領域のみの病気と診ることは無理があると思います。

それは…アトピーの根源的な原因は…
内臓のうっ血にあり、そのうっ血を逃がすために皮膚に症状を起こしています。

抗アレルギー剤やステロイド軟膏では無理があります。

皮膚は皮膚だけで自立性を持っている臓器ではありません。
身体は全身の安定性を維持しようとします。
これからすれば…皮膚と内臓との関係を考える必要があります。

昨日受診したお子さんの身体は酷いものです。
身体の全面から診ると…季肋部から右と左に色素沈着があります。
背面から診ると…臍部の部分と関連する背部に色素沈着があります。

これは内臓の色々な部分に、うっ血が強いことを意味しています。

皮膚病でも皮膚だけで症状を起こすわけではありません。
内臓との相対的な運動により…その様な症状を示していることになります。

抗アレルギー剤とステロイド軟膏で、病気の噴火口を塞ごうとしても
内臓からのうっ血を発散させる意味において皮膚に症状がでます。

現代医学は部分的には…とても良い医学です。
一方…遺伝子を解明しても、遺伝子から身体を一つの運動体として
成り立つことを実証していませんし…今後も不可能だと思います。

それはマクロの運動とミクロの運動が異なるからです。
遺伝子であるミクロの運動がマクロを全てコントロールできるか?と言えば出来ません。
マクロの運動(臓器のバランス)を維持することからミクロの運動(遺伝子や代謝)も
コントロールすることができます。。。

つまりマクロによりミクロが変化させることも出来ることになります。
具体的には、マクロである臓器のアンバランス性により、
ミクロである遺伝子の変化をさせることが出来ます。

このことから言えば…今の現代医学でも、まだ未熟です。
これから、新しい視点を持った医学が作られていくのでは?と思います。

そんな部分に光を当て、病気の本質を示唆しなくては!と
いつも考えています。。。

病気解明の新しいサイトを作り発信して行く予定です。
考えは出来上がっていますので…後は皆さんに分かる説明をして行きたい!と
思っています。

PS: やっぱりZardの「揺れる想い」だよねぇ。

posted by 杉幹雄 at 05:27 | Comment(0) | アトピー

2013年08月07日

下痢を継続させる方針!

gerigeri.jpg

下痢…です。
(゚_゚;)(。_。;)(゚_゚;)(。_。;)ウンウン

重いアトピーの患者さんに煎じ薬を処方しました。
次に下痢をしている!とのこと。。。
(?_?)(?_?)(?_?)


処方を見て見ると…
確かに排便は良くなるような処方にしてある!

よなぁ。。。

一方…それほどの下痢は
その処方では考えられない!

よなぁ。。。


もしかしたら…
この下痢を通り過ぎれば
治るかもぉ???

とか思う自分がいます。


30年もの間苦しんだアトピー患者さんです。
強い症状が出なくては治らない!

とは考える、けどなぁ。。。

そして…悩む自分もいます。
「良くなってくれれば良いんだけど」


タブン…
ひどいアトピー患者さんなので…
正常に戻るには、さぁ。

カタストロフィー(過激)的な変化が欲求されるのは
考えられるよなぁ。
(゚_゚;)(。_。;)(゚_゚;)(。_。;)ウンウン

加えて…
下痢を怖がったアトピー患者さんは
そのまま治らなかったよなぁ。。。

成長期の子供では…
症状が良くなっている子も多いよなぁ。。。


瞑眩(めんげん)と呼ばれる反応。

そんなことを考えて
患者さんへの指示とは?

「続行して下さい!」
てな、ことになりました。

さて…結論は?
(^^ゞ(^^ゞ(^^ゞ


責任重いよなぁ。
(×_×)(×_×)(×_×)

  

学生の時に…
この「ひこうき雲」を聞いて

飛行機雲を通り過ぎて
亡くなっていく人達を治せる様な医者になりたいなぁ!

とか、思ったのだが…
さてぇ?

近い将来には結果は出ます。。。
怖いなぁ(^_^)v

こんな感じに診察していても
憎まれる時には憎まれるのが医者かも、ね。。。
(>_<)
posted by 杉幹雄 at 01:13 | Comment(0) | アトピー

2011年03月31日

奢ることは悪だよね…

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勉強.jpg


自分のことを頼って下さって…
命を預けて下さる患者さん。。。

重いアトピー性皮膚炎の患者さん。

確かに…重いアトピー性皮膚炎の患者さん
そんな患者さんが自分を頼って下さっています。

難しぃ。

でも、自分が分かろうとしなくては
患者さんを治すことはできないよね。(×_×)

職員のこと・支払いのこと・治療のこと。
開業は3拍子…そろっているんですよね。

でも…
一人の患者さんを治せない医者は
とどのつまり、無力な医者ですよね。(^^;)

- - - - - - - - - - - -


自分はクリスチャンではありませんが…
聖書の文章を思い出します。。。

「一匹の羊がいなくなったことを心配することの大切さ」

だから…
医者は一人の患者さんと真剣に対峙しなくては
何仁もない職業ですよ。

こんなときに聞きたい音楽は…
武田鉄矢の「母に捧げるバラード」だったりします。

「人様の世の中に出たら
働け! 働け! 働け! 鉄矢。

働いて・働いて・働き抜いて…

遊びたいとか。休みたいとか
そんなこと、いっぺんでも思ってみろ!

そんときは…
そんときはを死ね!

それが人間ぞ!
それが男ぞ!」

うん・うん。
そうだよなぁ…。
ホント…そうだよなぁ。。。

武田鉄矢の故郷の福岡の
「雑餉隈(ざっしょのくま)」に行ったことがあります。

その雑餉隈の
居酒屋で話をしてくださった方のお話を思い出します。


 
posted by 杉幹雄 at 22:00 | Comment(0) | アトピー