2011年08月13日

子供の咳を診察して…

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明日から、
自分のクリニックもお盆休みです。

そんな休み前、
最後の患者さんが
小学生の女の子でした。。。

沢山の薬を飲んでいたのにも
関わらず、咳が止まらない!

そんな、娘さんの苦しさを感じて
その子のお母さんが
自分のクリニックに連れてきたのでしょう。

一般薬は限界の様に出されています。

でも…咳が止まらない。。。

そんな沢山の薬を飲んで
お母さんの言うとおり家にいなくてはいけない。

そんなお母さんの言うことを
聞いている、その子の心の素直さに
打たれました。

レントゲンを撮って異常なし

「これは…
漢方薬を使うほかないな!
漢方薬…飲めるかな?」

と話した、その子の答えは
「大丈夫です…慣れています」と。

もう…負けました。(T.T)
大人でさえ、嫌がる漢方薬の苦さ。

そんな時に…
心に浮かぶこと。

「そんな子供達の苦しみを
どんな医者でも取れないといけないよね。

自分は、ね。

どんな医者が診ても治るように
そんな咳の原因を
他のお医者さんに説明しなきゃいけないよね。」

そんな、ことでした。

さぁ…
これから、少しずつ病気を説明して行かなくては。
(^_^)

でも、ちょっと休ませてね。
お盆休み…。
posted by 杉幹雄 at 01:02 | Comment(0) |

2011年05月21日

止まらない咳

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かわいいですよねぇ…うん(。。)(゜゜)ウンウン

「咳が止まらない! どうにかしてくださぁ〜い!」

こんな患者さんが良く来ます。

多分…
一般の医院では吸入とか行ったりするんでしょうけど?

肺炎や悪い病気を除外するためにレントゲンは
撮りますが、次ですよね。問題ない場合。

この時は、漢方的な診察から
身体の悪いところを見つけ出そうとします。

ほぼ全員の患者さんに同じ症状を見つけられます。

季肋部の実質臓器(肝臓や脾臓)に熱がこもっています。
その熱によって鳩尾の部分で気の停滞が認められ…
その気の停滞を取ろうとするための咳が出るようです。

こんな時に祛痰剤・鎮咳剤・気管支拡張剤などは
効果が薄いように思いますが…。。。

ただ、言えることは…

近い将来、漢方医学の考えが
一般医療にも浸透してくるに違いない!
ということです。

(結論…)
今日、診療が終わる前に患者さんからお電話を頂き
「咳が良くなってきた…」とのことでした。

めでたし、めでたしぃ〜〜〜〜〜〜〜(笑
posted by 杉幹雄 at 10:21 | Comment(0) |