2018年07月15日

胃炎と目眩、そして生活習慣

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真面目な若者で…
今年の3月位からお腹の調子が悪い、と。
食欲がなく目眩もある、と。

現状では…
風邪の胃腸炎の状態なので、それなりの薬を投与。
薬の力で…良くなった、と来院。

でも…この様なことを起こさせないように
今後の数ヶ月は仕事が大変ではないので治したい、と。
(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン

そんな治療もできないことはないけど…
「この根本治療は生活にある!」と話しました。

仕事からのストレスが多ければ…
薬(一般薬と漢方薬)で一時良くなってもぶり返す。

だから…人間って環境の変化の受け止め方にかかっているよね。
仕事に没頭できれば、もはや自分のことは忘れているかな。
これも、良い生き方だと思います。

加えて、ある意味…プライドを捨てられればなぁ。
他人の評価より、まずは自分の評価なんじゃないかな?
自分が一生懸命やった…と感じられれば、それ以上の評価はないよね。

他人はご自分のことで精一杯。
なのに…他人の欠点は分かりやすく指摘しやすい。

だから評価するのは自分…だよね。
他人が評価する査定表は2番目だよね。。。

そんな生活習慣を身につけていけば…
ぶり返さないよねぇ〜とか話しました。(^。^/)ウフッ

「もう少し…お腹の調子が落ち着いたら来てごらん。
 治療もしていこうね。」

そんな話をしたら頷いていました。
(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン

ん〜〜〜
自分の内科の視点は…こんなことの連続です。
心療内科の部分にも入っているのかも知れません。
心と体は密接で無視出ませんものね。

スタッフからは…
「心療内科も標榜すればぁ!」とか言われるけど
「内科」と「漢方内科」だけで十分だと思っています。

その理由は…
漢方医学では、漢方薬を使う治療は「上・中・下」の中程度。
漢方医学の上といえば、食生活や考え方の重要性なんだよねぇ。

病気を治すには…
特に慢性病は生活を見直すことが、とても大切です。
薬だけに依存している人には、見直して頂きたい、なぁ…。

そんなことを感じました。

アテンションプリーズの美咲洋子が話していたように…
「飛びたいなぁ〜自分も飛びたい!」

意識が大切であることを…
このブログを読んでいる皆さんに知って頂きたいと思います。

posted by 杉幹雄 at 13:13 | Comment(0) | めまい

2018年07月04日

目眩からみた現代医療

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目眩は女性に多いのですが…
目眩という一つの病態から現代医学を見つめることも出来ます。

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これは三半規管ですよね。
頭の耳の内側にある平衡を司る臓器であることは事実です。

ただし、この三半規管の異常が全ての目眩の元といえば
どうかな? それは違うと考えられます。

脳に原因があれば…この三半規管の異常がなくても目眩が起きます。
(ここで脳という原因臓器と、
 三半規管という症状を出す臓器の違いがあることに注目して下さい。)

次は視点をより大きく取ります。
頭と胴体との関係…それは相対性を維持しているということです。

この事実からすれば胴体に問題があり…
頭に症状を現すことが多いということが当然の結論として導かれます。


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脳幹(首の当たりの脊椎)で神経繊維が左右逆になっています。
左の頭は、右の身体を司り
右の頭は、左の身体を司ります。

これは頭と胴体が
相対性を維持しているということを示唆するものです。

と、すれば…上の図の右側で、
胴体の変化が起き、そのバランスを取るために頭部に症状がでること。

この様な現象が起きることは理論的にも妥当な現象です。
目眩の患者さんの殆どは…首から下の胴体に問題があり
頭の症状としてめまいが起きていることが殆どだと考えます。

一般治療で治らない目眩が…
漢方治療の視点で80〜90%程度は治ります。
残念ながら神経自体が損傷を受けている場合には治すのが困難です。

この様な視点から考えれば、目眩なら三半規管→耳鼻科ですが
内科的な原因から目眩が来ることも多いことを物語っています。

ん〜〜〜
これは人間の身体が如何に生きることに繋がるのではないかと思います。
人間の身体は当然のことながら…三半規管だけで生きてはいません。

全身が一つとして…その生を全うしようとしています。
そろそろ「身体が一つの運動体であるという考え方」を持つ医学の方向に向く時なのでは?

そんなことを感じます。。。

ひとりでも多くの目眩の患者さんの灯台となれるように
自分が考える病気の理論的説明と共に
自分が今正しいと考える医療を頑張ってやっていきます、ね。
(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン



posted by 杉幹雄 at 06:08 | Comment(0) | めまい

2014年04月28日

めまい治療を振り返って…その2

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ブログの更新が
なかなか出来ませんでした。
(m_m)

今日は…
「スタッフさんの音楽発表会!」
というわけで招待を受けて…
久しぶりに音楽のある日曜日でした。
m(__)m アリガトォ


さて、さて。

開業をしていると…
日曜日であろうと仕事のことばかり頭に浮かびます。
(゚_゚;)(。_。;)(゚_゚;)(。_。;)ウンウン


前回のブログの「めまい患者さん」は…
どうにか…目眩が改善とのこと。

2週間の投薬の後に
治療を中止の方針となりました。
Y(^^)ピース!


そんな記事を見られてか?
どうか?…は、分かりませんが???

大学病院で検査しても
大きな異常は確認できず。。。

一方、目眩はとれず…
「死ぬまで、この目眩が続くのか???」

とか…苦しまれた患者さんが
受診されました。

「これなら大丈夫だよなぁ…」とか考えて
処方した漢方薬が上手く効いてくれました。

「先生! 良くなって来たぁ!」
「良かったねぇ。」
(´ヘ`;)ハァ(´ヘ`;)ハァ(´ヘ`;)ハァ


実は、さぁ。
これって…現代医学の考えとしては未知の現象。

あり得ない…から診断できない。
現代医学も…本来はまだまだ。
(゚_゚;)(。_。;)(゚_゚;)(。_。;)ウンウン


「自分の医院で行われている医学を残すこと。
それが自分の医院の使命!」

そんなことを感じたり、するんよなぁ。。。
(゚_゚;)(。_。;)(゚_゚;)(。_。;)ウンウン


ただ…自分の医療は
決して…万能にはならないんだよ、な。

人間は3つの構成要素から成りたつ。
「人間=表在意識+潜在意識+身体」

表在意識と潜在意識のバランスが崩れて
身体に症状を現しているのならば
患者さん自身が自分を見つめる他はない。

表在意識と潜在意識のアンバランスが大きくなく
症状を起こしている身体ならば、
医学で治すことが出来る範疇なんだろう、な。

とか…思うんだよね。
(゚_゚;)(。_。;)(゚_゚;)(。_。;)ウンウン


どんな時にも自分を見つめること。
それが解決策ににつながると実感する、よな。
d(^-^)ネ!


 

医者の基本形…
それが、ドクターコトーだと思う。

(゚_゚;)(。_。;)(゚_゚;)(。_。;)ウンウン
posted by 杉幹雄 at 01:24 | Comment(0) | めまい

2012年02月19日

めまいと相対性

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「めまいが神経の病気と断言するならば
殆どのめまいを治すことは出来ないのでは?」

などど、感じます。

神経の異変や三半規管の異変
これがめまいの原因!とか
学校では習えています。

私も習ってきました!(^^ゞ

でも、これって…

「神経や三半規管以外の他の臓器が変化し
そんな変化に影響を受けた神経、三半規管が
めまいが起きているかもぉ?」

とかって言う考えって無いのかな?

とか、思います。。。(×_×)

神経だけで生きているんでしょうか?
私たちの身体。。。

神経は他の臓器に支えられて機能しているのでは?

「神経が臓器を支配する反面で
臓器からの信号で神経が変化する」

とかの考えはないのかな?

私たち、地球上のもの の特徴とは?
果ては、宇宙のもの の特徴とは?

「相対的に出来ている!」ということです。

「一つのものには、
そのものの対のものがあって成り立っている」

それが宇宙の根本運動です。

と、すれば…

神経といえども、三半規管といえども

その相手がいるはずですよね。

めまいという病気は
確かに、神経自体に問題があって起きる場合もある
一方で神経の相方臓器に問題があって起きる場合もある

一般的には後者が圧倒的に多いということです。

今日は…
一年間、めまいが続く男子学生が受診しました。

安定剤を出されていました。

そんな男の子の身体を診れば
なんてことはない…。

身体が悪いんですよね。
胴体が原因でめまいを起こしています。

医学が進歩して
そんな…相対的な考えも入れて
医療を受けることが怖くないものになれば…

とか感じます。


  

シルクロード

昔…シルクロードと呼ばれる道を
漢方薬をいれた箱を担ぎながら
患者さんの家に向かった医者もいたのでしょう。。。

そんな医師の姿は貴い…と感じます。

また、そんな医学を守ってくれた
日本の先哲の医師に感謝です。

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posted by 杉幹雄 at 00:57 | Comment(2) | めまい

2011年07月22日

めまいの患者さん…。

vertigo002.jpg

めまい…ねぇ。

実際…そんな患者さんが
来院されることが多くなっています。

一般の治療では治らないことを
十分に分かってから
自分の医院を選ぶんでしょうね。

3年前からの「めまい」の患者さんが
来院して下さいました。。。

耳鼻科にかかって
3ヶ月の間、薬を飲んで
治らないと諦めたそうです。

アデフォス・メチコバール・イソバイド
そんな薬を飲んだのでしょう。。。

診察をすると

舌は「腎虚舌」です。
身体は「下腹部がブワブワ」です。

と、すれば
漢方薬は決まってきます。

身体の水の変調によって
引き起こされた病気です。

では…自分が選んだ薬を飲んで
治るのか???

それは、飲んで頂かないと
分からないのです。
残念ながら…(^^ゞ

人それぞれの身体には個性があって
薬に反応する方向が身体によって違います。
症状が取れる時間も違います。

そんなことから…
漢方薬治療を受ける患者さん方には
諦めないで通院して頂きたい…な!
という願いがあります。

4月から通ってくださっている患者さんがいます。
今日、受診して下さいました。

「今の薬を飲んでから
閉じこもりだった以前の状況から
今は外出や仕事ができます」
と話されました。。。
Y(^^)ピース!

今回から
28日処方になりました。

その患者さんの
粘り勝ちですよね。

あ・でも…自分は漢方医では
ないんですよ。。。

明日の最初の患者さんは
区の検診患者さんです。。。

一般医療と漢方医療を
まとめたい、と思っている医者なんです。

だってぇ
病気が治ればよいんでしょ〜
(^o^)/ハーイ
posted by 杉幹雄 at 22:16 | Comment(0) | めまい