すぎ内科クリニックの院長のブログです.

2019年09月29日

Plymouth(プリマス)と現代医学の視点

bostonnorth.jpg

ヨーロッパの白人がアメリカに最初に到達した場所が
ボストン中央部から少し南の「プリマス(Plymouth)」という土地です。
実は…アメリカにいた時にボストンにも長くいました。

meifurawa.jpg

上の写真のメイフラワー号と言う船に乗って…
プリマスから南に延びる岬のケープコードにたどり着きます。
その後に湾内の「プリマス」に入植することになります。

purimasuuchi.jpg

「この家は300百年の歴史があります!」とか?
日本人からすると「えぇ???」てな感じです。
日本には1000年前以上の建物が沢山残っています。

だから…アメリカは新しい国ですよね。

このプリマスから西部へと領地を拡大したのが今のアメリカです。
インディアンが住んでいた土地を奪って行くのが西部劇です。

基本的には…アメリカの人の愛想はとても良いですが
その人を信じるかどうか?は、その次に置いています。
日本人からすると、クエスチョンの部分も多いかな?…そん風に感じました。

西洋文明は力で勝ったものが勝ちです。
その考えは医学にも置かれていて、病気に力ずくで対応していきます。

その医療の殆どが対症療法になっていることを考えると…
基本、病気の本質理解よりも勝てることを基盤としている医学の様ですよね。

この様な考え方から出来ている医学が現代医学です。

力だけで押し切れれば良いかも知れませんが…
この考えを基盤とする医療の限界が見えていますよねぇ。。。

einsteindiseaase.jpg

アインシュタイン曰く…
「I comfirm that God does not play dice(神はサイコロを振らない)」
病気に必然性があれば…現代医学の凋落は見えています。

現代医学も良い部分は沢山あるんですけどねぇ。。。

PS:今日はホイットニー・ヒューストンにしました。
  武道館でホイットニー・ヒューストンコンサートでの彼女の声を聞いたときには感動でした。

  マイケル・ジャクソンが好きな医師ということで来院された患者さんは
  少し落ち着いてきました。良かったな、と思います。

posted by 杉幹雄 at 16:58 | Comment(0) | 医学

2019年08月07日

漢方薬処方の現状とは?

syoukanron-ootuka.gif

尊敬している大塚敬節先生が書き残した傷寒論解説です。
うん(^_^)

このブログでも何度もお話をしている様に…
何故…左右の判別である黄連剤と柴胡剤の区別がつかない?
何故…虚実の判定をしない?
何故…簡便な現代医学の病名投与を漢方選択に使う?

ん〜〜〜
診療にため息も多くなりますよねぇ…当然ながら。

大塚敬節先生は自分の主治医でもあったんですよね。
「先生は…漢方を今の医療界に残したかった!」
その理由で病名投与も許してきた方でもあります。

このことに関しては大塚敬節先生の恩師の馬場先生は指摘しています。
「この様なことを許して良いのか?」と大塚先生に尋ねます。
「今は漢方を日本に残すために仕方なくしています」との…
大塚先生の言葉に馬場先生は頷いたと言います。(´ヘ`;)ハァ

(馬場辰二先生は東大医学部卒で漢方医学を敬愛し、
 大塚敬節先生が作った処方の「七物降下湯」の命名者でもあります。
 故吉田首相の主治医であったとも言われている名医の1人です。)

はっきり…自分の感覚を話してみれば
大学病院の漢方診療科から漢方専門医まで…処方は合っているとは言いがたい。
漢方処方が上手な医師は少ない状態だと思います。

こんな状況になっている今は、馬場先生が話したとされる
「漢方の本来の姿を確認することが必要な時期」に入っていると感じます。

そんなことから自分は何をこの世の中に残せば良いのか?と
考える日々が続きます。。。

1)漢方では傷寒論理論解析…
2)現代医学では病気の理論的解析…
そのあたりなのでしょうかねぇ?

もし3つめが出来れば…
3)漢方医学と現代医学の融合理論を展開することなのかな?

そこまで自分の生があるのか?分かりませんが…。
今の生ですべきことが前に迫ってきてる様にも思います。

他院にて患者さんに処方されている漢方薬を見るたび…
診療をしていて…ため息がでます。。。
柴胡剤の適応がないのに…柴胡加竜骨牡蛎湯。
これだけ腹壁が硬くて胃熱があるのに…六君子湯単体の処方。

そんな処方にため息ばかりです。(´ヘ`;)ハァ

なんで…それが分かるのか?と言えば…
自分の場合は気の流れ(体表面磁場)を感じることができることからかな。

一般の人は…この様なことが出来ない!と思っているのかも知れません。
でも、この様なことは人間に与えられた能力です。
多分ですが…縄文時代の人は自然に出来たことでは?と思われます。
現代の人の特徴は…目に見える物や聞こえる物などに意識が集中しすぎて
本来の人間が持っている優れた力を忘れているだけだと思いますよね。

いま自分がすべきことは…
どうにかして「漢方の全体像を理論的に記して行くこと」だと思います。
この理論は理論物理や理論数学で使われる西洋文明が作った理論であって…
陰陽や五行説などの一般的な東洋医学の理論ではありません。

今の自分は病気ではないですが…
息を引き取る瞬間に…この人生で良かったと思いたいですよねぇ。
(-_-;)ホントカ・・・オイ

PS: Sound of Silinceだよなぁ。
そのものなのかも知れないよね。うん(^_^)

ん〜〜〜
なんで…自分がこんな記事を書くんだろう?とか思う客観視する自分もいます。
自分は…一体何者なのかな? 分からないよなぁ〜。うん(^_^) 
でも、さ。分からない方が幸せなのかも、(^_-)ネッ。


Hello, darkness, my old friend
I've come to talk with you again
Because a vision softly creeping
Left its seeds while I was sleeping...
posted by 杉幹雄 at 00:41 | Comment(0) | 医学

2018年08月16日

組織の外力吸収機序

windtree.png

あるとき、風に吹かれる木を見て…思った。
弱い風だと枝や木の葉のみ揺れて…風の力を吸収する。
台風などの強い風だと木の幹までも使って…風の力を吸収する。

これって…もしや???
身体の組織の外力吸収の方法と同じなのでは?


vesseltravelling.jpg

血管も同じ様な構造を取っている、なら?
身体の組織も風になびく木が風の力を吸収するのと同じなんじゃないか?

だ・よ・ねぃ。

katataisuu.png

と、言うことは上の対数表に沿って外力吸収するということ…
そんなことになるという推測ができる訳だよな。
(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン

病院に勤めているときに急性肝炎の患者さんがいて…
治療によってGOTやGPTが下がって来ていた。

「数値を対数表を利用して調べてごらん!」とか
上司に言われ…今までの改善数値を方対数グラフに入れてみた。

katataisuu2.png

と、グラフに入れてみると…
あらぁ〜驚き!w(゚o゚)w オオー!

指数状に検査結果が改善されている…という事実。

これは、さ。風の力を吸収している木の姿と同じ。
フラクタル性を利用して組織が機能している証拠だよね。

この帰結として…
医学の方向性が分かる。

臓器のフラクタル性(入れ子構造)の重要性を
取り上げることの重要性を認識できるか?というポイントを
理解出来るかどうか?だよなぁ。

遺伝子全盛時代の昨今…遺伝子じゃないんだよなぁ〜。
うん!(^-^)うん!(^-^)うん!(^-^)

マクロ的な構造に目を向けることの大切さ。
それに尽きるかな…とか、思いますよねぇ。。。

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ん〜〜〜
荒井由実の「ひこうき雲」は…自分が大学生の時代の歌。

この歌を聴いて…
一つでも治らない病気を治す方法を作り出したいよなぁ〜とか
思ったものだった、なぁ。。。

「あの子の命が『ひこうき雲』にならないように…」

posted by 杉幹雄 at 21:32 | Comment(0) | 医学

2017年12月17日

「病気を診る」ということ DoctorXより…

byoukiwomiru.jpg
doctorX ope10より

病気を診る…ということ。

ドラマですが…
このDoctorXでの大門先生は素敵な言葉を話していました。

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外科医の手術職は…
最初のトレーニングで決まる。

どれ程の熱意を持って…手術を学ぶか。
どれ程、上手い外科医の手術を見るか。

川の水が流れるように…
基本手技を反復し、美しい最終術野を作る。

それが理想の手術。

そして…
一番大事なのは

どんなに厳しいオペでも…
決して患者を見捨てないこと。

私の大事な師匠が教えてくれた。

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医者であるならば…涙がこぼれる様な
とても素晴らしい言葉で感動しました。
(T-T)(T-T)(T-T)


さて…自分ですが
ん〜〜〜
漢方の診察に際しての自分の診療の仕方をお話します。

漢方薬を使うに当たっては…
大学で学んだ医療を全て忘れる。病名を忘れる。
病名が全ての治療を決める現代医療を忘れる。

そして…
子供が不思議がる目つきを持って身体を眺める。

知識は現在の常識であって永遠に続く真実ではない。
その時に役立つのは、子供の頃の自分。知識もなにもない自分。
知識に縛られている今の自分を解放し子供の目線に戻すこと。

そのままの身体を見つめる。
それが新しい医学に繋がると感じます。

今の医学は今の常識でしかありません。
必ず、全身を見つめる新しい医学に変わって行く。

自分は少しでも良いから…
その手助けができれば、と思いながら
診療をしています。うん!(^-^)


ainstein.jpg
(wikipedeaより)

僕は彼(アインシュタイン)が好きです。

Everything should be made as simple as possible, but not simpler.
「全てのことは出来るだけ単純にすべきだ…だが単純すぎてもいけない」

病気のことを難しく考えすぎていることが
今の医学の欠点でもあると思います。

遺伝子を解析できたとしても、
遺伝子はその時の状況で変わるわけで遺伝子治療の優位性はない。

ここで遺伝子を変えるものは何かと言えば…臓器。
その臓器のバランス。。。

臓器のバランスの維持のためには、生を維持するためには
臓器は遺伝子を変える。

考えてみて欲しい。
物の成り立ちは、ミクロ→マクロ→ミクロ→マクロ→ミクロ…
この連鎖をくり返しています。

難しいかな?
原子などの運動は、天体の運動と同じでしょ。
その真ん中に人間みたいな動物がいるんでしょ。

原子運動:ミクロ 天体の運動:ミクロ
その真ん中の人間の運動:マクロ だしょ?

だから
ミクロ→マクロ→ミクロ なんでしょ。


人間の生は臓器のバランスに依存している。
バランスが破壊されれば、臓器が遺伝を変化させて生存をさせる。

マクロがミクロをコントロールしている現実。
これは遺伝子治療の明日はないことを物語っています。
ミクロがマクロをコントロール出来ない事実です。

如何に病気を見つめるか?
やはり…全身を見つめる医学を完成すべきだと思う。
うん!(^-^)うん!(^-^)うん!(^-^)



なんで…医学と飛行機なんだろう???

飛行機が好きです。
乗っているのは、苦手です。(笑)
posted by 杉幹雄 at 22:14 | Comment(0) | 医学

2017年09月30日

夢に向かって…

igakusymbol.jpg

医学のシンボルです。
このシンボルって…医療そのものを表している様で好きなんですよね。

聖書で人間にリンゴを食べさせ理性を持たせた蛇が2匹
2つの理性が交錯しながら、羽を持つスティックに絡みついています。

2つの理性…
2つの見方がある…ということなのかも知れません。

病気への理解は、その視点によって変わってきます。

敵とみて治療する方法
味方とみて治療する方法

この2つの視点から生まれた医療技術が融合するのが
新しい医学の道なんだと思います。

患者さんを診療しながら、
そんな医学が作られる夢に向かって進んで行きたいな!と
思っています。


ん〜自分が実際に出来ることといえば…

1)身体の運動の数理学的な説明
2)病気、最終的には発癌への異なった観点からの認識
3)傷寒論の数理学的な説明

そんなことかな。
ここでは少し癌のことを話します。

発癌は身体に取っては正常な反応であるということを最初に理解することかな。
細胞内の遺伝子には癌遺伝子が普通にあり、それが発現されれば発癌する。

だから…発癌は正常な身体の反応との視点を持つべきです。
ここで考えることは「なぜ…身体は発癌を欲求するのか?」ということです。

数学的には発癌に対する必要十分条件を満たす必要があります。

現在行われている実験での発癌は、発癌の十分条件しか満たしていません。
発癌の必要条件とは身体にとって不可欠な条件を提示することです。
発癌の必要性を見抜くことが必要となって来るのだ、と思います。

ここで大切なのは視点です。
癌を敵視するか? それとも、癌を身体に取って味方ととるか?

アインシュタインの言葉があります。
「I comfirm that God does not play dice」
神はサイコロを振らない…すべての物事には必然性があるということです。

癌にも、その必然性があるはずです。
もちろん一般の病気も同じです。

そんな視点から見た解析結果を示すことが必要なのだと感じます。
一般の医療研究者にも分かって頂けたらと思います。


cancertheory.gif
発癌理論の英語での公開をしています。
英語に自信がある医療関係者には研究の視点が分かると思います。



電車男のテーマです。
色々な人が力を合わせて、一人の人を成功に導いていく姿って素敵です。

こんな世の中が来ることを願って。(^_^)v

臨床に振り回されながらも…
自分も…やらなくてはいけないんだよなあ。

posted by 杉幹雄 at 00:00 | Comment(0) | 医学