すぎ内科クリニックの院長のブログです.

2019年04月03日

内科での婦人科領域の漢方治療

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内科で生理周期や生理期間、凝血の程度などは聞かないよね。
でも内科でも漢方を使おうとすれば…それを聞かざるを得ません。
お腹の張り具合から…「今は生理周期のどの辺にいるのか?」
そんなことも聞きます。

1.生理痛

ある患者さんが来ました。
「中学時代から生理痛が強かったのですが…
 今日は漢方治療を試してみたい!と思って来ました」と。

診察をすると「鳩尾の痞え」が強いんだよなぁ。
と、すれば。結論は見えてくるよね。

この生理痛は、生理によって下腹部の充血が取れたときに
胸腹のアンバランス性によって起きる生理痛と言える。

この場合には…下腹部は無視して鳩尾の痞えのみを取る治療をする。
結果としては「中学時代以来、こんなに軽い生理痛はなかった」と。
うん!(^-^) 良かったね。

この症例で知って頂きたいのは…
生理痛だからと言っても、子宮や卵巣のある婦人科領域だけを見ていても治らないこと。
是非…婦人科領域の専門医の先生に知って頂きたいのは、全身を意識して欲しいと思います。
人間の身体は全身で一つなので、全身を関連付けることが…これからの医療なんでしょう。

2.不正出血

婦人科領域の患者さんは漢方薬を扱う医院には多いのが実情です。
「生理が止まらない!」と、「ホルモン剤を飲んでも止まらない」と。

婦人科検診では問題なく、ホルモン剤で止まるケースも多いんだけどね。
この症例では出血が止まらないんだよね。

さて、と。こんな場合には…
診察をすると下腹部の張りは尋常ではないレベルの張り方をしている。
この下腹部の張りをとらないと…不正出血も続くんだろうね。

と言う訳で…こんな症例には駆血剤を使うわけだよね。

最初は…駆血剤の刺激に反応して出血が多くなる。
そして数日後には不正出血は止まっていく。
この漢方薬は2000年前に作られているという驚きもあります。

ん〜〜〜ただし、まだ治っていない。
治るまでは最低3〜6ヶ月は必要なんだろうね。

ちなみに、この患者さんのケースでは「胃が悪くなった!」とのこと。
そのため…夕食後に漢方薬の胃薬を追加。

結果としては…「胃の調子が良くなり食欲が止まらない」と。
漢方薬の胃薬を飲まない方が良いのか?とのことを聞かれましたが、
胃が良くなって…食欲が出ることは当たり前なので…
「ご自分で食事をセーブすることが大切」と話した様な感じかな。

この症例で重要なのは…
下腹部の張り具合を手で触診する診察することの重要性かな。
FSH・LH・E2・P4などのホルモンを調べても正常域にあると分からないよね。
検査結果も大切だけど、一番大切なのは「診察」ということなんでしょう。

PS:
今日はフィルコリンズが良いかな。
ジェネシスというバンドを組んでいますが、彼は「バリライト」を作っています。
バリライトというのは…一つのライトで色々な色が出る仕組みと光の方向を自由に変えられます。
武道館で聞いたLand of Confusionもとても素敵でだったなぁ〜うん!(^-^)。
こんな訳で古い動画の様ですが、バリライトを使っているLand of Confusionにしました。
素敵だよねぇ〜ホント。

posted by 杉幹雄 at 18:50 | Comment(0) | 生理

2017年06月02日

生理痛…かぁ

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自分は内科医で産婦人科医ではないですが…
「生理痛」でも治療をしています。

女性に取って「生理」はとても大切です。

医学部生の時に産婦人科の講義の最初の言葉と、いうと。
その1:「女性をみたら妊娠と思え」(体調不良には妊娠が多いこと)
その2:「女性は波動する」(生理があること)

この二つでした。。。
(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン

内科領域では生理は別物として捉えるのが普通ですが
東洋医学の漢方薬は内科の病気でも生理の緊密性を示唆しています。

漢方治療に関しては生理周期や生理期間、また生理の量など
普通の内科医では患者さんに聞かないことを聞きます。

そんな中で…自分の医院のスタッフも女性ばかりです。
生理は大切で、何となく生理中か、どうかは分かります。

今日は…生理のスタッフの生理痛の治療を、ば。
ん〜〜〜生理痛を下腹部だけの問題とすると治らないですよね。

でも、ね。
ネットで検索をしてみるとよく分かると思いますが…
生理痛で使われる漢方薬を羅列してみる、と。
桂枝茯苓丸・当帰芍薬散・温経湯・桃核承気湯など。
駆血剤をあげているサイトが殆どです。。。

でも…生理痛の根本は違います。
鳩尾の痞えが原因にあることが多いと感じています。

生理では下腹部の充血が一気に虚血へと変化します。
このときに大切なのは胸部と腹部のバランスです。

生理の時には胸部と腹部のバランスが良くなく
胸とお腹の気の流れの停滞があり…
鳩尾が痞えているとと生理痛は強いものです。

そんなこんなで…
生理痛を訴えているスタッフに漢方薬を処方して
明日は来るかなぁ。

きっと来てくれるのでしょう。
(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン


こう…外科医でありながらも全部の病気を診ようとする姿
これは…医療がどんなに分かれても必要な対応だと思うんだよね。

身体は全部で一つです。
それを教えてくれるのは…漢方薬であり
また、コトー先生でもあるんですよね。
(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン

posted by 杉幹雄 at 22:16 | Comment(0) | 生理

2012年05月08日

生理痛の機序とは?

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自分の頭の中での病気です。
こんな感じに簡単に病気を捉えています。

これは…アインシュタインの言葉につながっていると感じます。

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(I love your clinic: Sugi internal medicine clinic!)
とかね。。。(^_^)v


「 Make everything as simple as possible, but not
simpler.」
「一つの現象を出来るだけ単純にとらえること、単により簡単にではなく!」

(アインシュタインは「相対性…すなわち陰陽の方程式」
を感じていて、「その上に考えることを
but not simplerと話しているんだ」と感じます。。。
ん〜〜〜彼らしいですね。(゚_゚;)(。_。;)(゚_゚;)(。_。;)ウンウン)


生理痛って…
これなんだよなぁ…。。。

一つの病態を探るのに
失敗をして気づく時が多い…という自分ですよね(^^ゞ

気づかないで生理痛をひどくしてしまった
自分の患者さんもいます。

でも…医者として
そんな患者さんの苦しみを無駄にはしたくない!

と、思います。

では
「生理痛の機序」です。

胸部と腹部のエネルギーを支配しているのは
頭部と骨盤部です。。。

生理は突然に骨盤部のエネルギーが落ちる現象です。

と、すれば…生理痛は
胸部と腹部のエネルギーの調和がとれなくなる時に起きる。

骨盤部のエネルギーが落ちれば…
胸部と腹部のアンバランスが起きる

次に…
胸部と腹部の気の停滞が起きやすい状況を生む

その気の停滞が
骨盤部にフィードバックして…生理痛となる。。。


婦人科の病気とされている「生理痛」ですよね。

でも…全身の影響を受けて
生理痛が起きていると推測される事実です。。。


これが今の医学の足りない所なんですよね(×_×)。

今の医学も良いところを沢山持っています。

でも…今の医学は身体を追究したいと
身体のミクロに注目しています。

でもね…身体が全身で一つのシステムになっている!
という事実を忘れていますよね…。

実に…身体は全体が一つとして生きています。

物理的には
「フラクタル性を持った入れ子体」ということになります。

ミクロ的な部分から
マクロ的に全身を見極める考えを持たなくては
現代医学は進歩できません。

そのマクロ的な視野を持っているのが
私たちの先哲が維持してきた日本古来の医学に他なりません。

私たちの先哲は素晴らしい。。。

私たち日本人の心を振り返るとき
新しい世界が来るに違いないと思います。

医学だけでなく
新しい素敵な世界が…来るのでしょう。。。




自分は…新しい医学を夢見て
医者として生きてきました。。。

と、今は開業を成り立たせるだけで精一杯です。
情けない…よな(×_×)

でも、ね。
世界に医学を発信できる準備は
徐々に出来始めています。

英語翻訳ができる翻訳家の患者さん
研究が本職の薬剤師の患者さん

同じ波長の人達が患者さんとして
スタッフさんとして…集まりだしているのだ、と
感じたりします。。。

自分が開業した目的は
自分の医学を残すための時間が欲しかったことからでした。

まだ、まだ大変ですが、

北斎が生まれた墨田区亀沢から
世界に医学を発信していきたいと思います。。。

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posted by 杉幹雄 at 23:51 | Comment(2) | 生理

2012年04月20日

生理痛かぁ。。。

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わぁ〜〜〜sexy (^^ゞ
す・て・き!!!

でも、生理痛って女性にとっては大変なことなんですよね。
(゚_゚;)(。_。;)(゚_゚;)(。_。;)ウンウン

「この生理痛って
病源がどこにあるのか?」って
自分なりの考えを持っていたんですが。。。

これって、痛みの場所に病源がないんですよね。
実感しました…今日。

強い生理痛の患者さんの診察をして。

確かに
「別の所にあるんだろうなぁ…」とは感じてきたのですが

自分が抱いていた「血の病気」ではないんですねぇ。
(゚_゚;)(。_。;)(゚_゚;)(。_。;)ウンウン

この生理痛ですが…
根本原因は「鳩尾の気の停滞にある」と感じます。

鳩尾横にある肝臓の鬱血だとばかり思っていました!

が…

別の機転だったんだと初めて実感しました。
(×_×)

自分を信じて通って下さる患者さんに
極度の生理痛を生ませてしまった自分の治療の安易さ

それでも…自分の診察を受けようと通って下さる患者さんに
感謝以外のなにものでもありません。
(._.)オジギ

「胸腹部の気の流れの停滞…」
あらら。。。

ある哲学者は…
「人間は大海の一滴程度の知識しかない」とか。

自分は、もちろん未熟な人間なんですが…
「せめて、大海の二滴程度の知識は得たいなぁ〜(^^ゞ」
とか思っちゃいます。。。

まだ、まだ、です。
医者としても…人間としても、ね。
(^_-)-☆



春よ、来い!
(^_^)v
posted by 杉幹雄 at 00:00 | Comment(2) | 生理

2012年04月01日

生理かぁ。。。

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生理は女性にとって苦痛である反面
大切なものですよね。。。

なぁ〜〜〜
大切と苦痛が裏返しになっています。

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この表は教科書によく載っています。

上から…

卵子の生育
体温周期
エストロジェンとプロジェステロンの相関関係
子宮内膜の変化

おきまりです。。。

まぁ…確かにホルモン剤を打てば
生理は来るのでしょう。

でも、そのホルモンを乱しているものは
どこにあるのか?という問題がありますよね。

まぁ…人間の身体が
脳と生殖器(卵巣や子宮)だけで出来ているのならば
ホルモンバランスの異常を
ホルモン治療するのは正しいよな。

でもさぁ。。。

生殖器は他の臓器があって
なりたっているんじゃないの???

生殖器ではない他の臓器の影響で
ホルモンバランスが崩れることってないのかね???

それを考えられていないのが
今の医学の不足な部分ですよね。

生理が乱れる
→ ホルモンを調べてホルモンの調節をする
→ 生理が来る
→ 妊娠する
→ 3割の妊娠の確率でしかないけど。。。

でも…なんで3割なんだか?
考えないんだろうかねぇ。

医者も患者も!
(゚_゚;)(。_。;)(゚_゚;)(。_。;)ウンウン

どうなっているんだろうかね???
わからんなぁ。


ある酒さ鼻の治療をしていた患者さん。
酒さ鼻が良くなってきたら…

「先生、月二回の生理が一度になったぁ!」とか
(゚_゚;)(。_。;)(゚_゚;)(。_。;)ウンウン


ある頻脈症の患者さん。
頻脈がなくなってきたら…

「先生、45日の生理が30日になったぁ!」とか
(゚_゚;)(。_。;)(゚_゚;)(。_。;)ウンウン


これが正しい生理の調節方法だと思うのは
自分だけかぃ?(×_×)




医学は涙を見つめる学問なはずなのになぁ。

でも…違う現実なんだよな。。。
力ずくの医療…
身体の欲求も考えない医療…

もう…そろそろ気づいても良い頃だよね。

医者だけでなく
患者もね…

ホントに…。。。
posted by 杉幹雄 at 00:07 | Comment(0) | 生理