2022年04月20日

漫画家さんを目指そうとしている患者さんに!うん!(^^)

manga.png

体調が悪く…来院した患者さん。

漫画家を目指して会社を辞めて
漫画の専門学校に入ったんだけど…
将来の収入が不安で、とな。
o┤*´Д`*├o アァー

「自分の信じている道を進もうとしているんだから…
最初は、そこから収入が得られなくても別の収入源を確保すること」

そんなことを話しながらの診察でした。
(こんな人生相談の様なスタイルになるのが
 自分の診察になっちゃうんだよなぁ〜)

その後にプロの漫画家さんが診察にいらしたので聞いてみました。
そしたら「漫画をできるだけ書くことが大切」と話していました。
学校じゃないんですね。。。(・_・)......ン?

ご自分の信じている道を歩んで欲しい。
それが茨の道でも…歩んで欲しいと感じました。

頑張って! d(^-^)ネ!

PS:「よみぃ君」上手いなぁ。
こんな感じに人を感動させることが大切なんだろうね。
漫画も同じように思われてならないんだよねぇ。

じゃ〜自分の好きだった漫画っていうと
「ヤングジャンプ」って雑誌の中の漫画だったなぁ。
わたしの沖田君」だったかなぁ???
大学で回し読みしていました、とさ。(^^ )

posted by 杉幹雄 at 20:54 | Comment(0) | 人間…

2021年12月31日

日常の中の幸せ

The-Family-Man.png

英語では「The Family Man」
日本語では「天使がくれた時間」という名の映画です。

AmazonPrimeで観ることが出来ますので…
ご興味がある方はご覧になってください。

「出世街道の中での幸せ」と「家族の幸せ」を
考えさせてくれる映画で、自分はとても好きな映画です。

と、いうのは…
本当に大切な幸せは…毎日の中にあると思うからです。

経管栄養ならご飯を食べられません。
寝たきりならばトイレはベットでします。
入院しているならば…裏道を一人で歩けません。
当然、道端の花も綺麗さも見ることが出来ません。
家庭がなければ…一人の部屋にいつも戻って来るだけです。

「ご飯を食べることの幸せ」
「トイレに行けることの幸せ」
「裏道を散歩できることの幸せ」
「道に咲いている花をみて綺麗と思えることの幸せ」
「小さいながらも家庭があるという幸せ」

この様な幸せは…殆どの人が持っているものです。
大きな幸せは…特異なものではなく、日常にあります。

それを再認識させてくれる映画です。
この年始最初にご覧になっていただければ分かると思います。

では…良い年をお迎えください。

posted by 杉幹雄 at 20:58 | Comment(0) | 人間…

2021年10月31日

単純性を基盤とした複雑性

mikiocyuusyoga.jpg

この抽象画は自分が25年前に書いた絵です。。。
クリニックに飾ろうかな?

世の中は単純性を基盤として、単純性が重なることにより複雑さをしています。
その様な世界の成り立ちを、自分で出来る限り単純化して、この絵を描きました。

こんなことから…自分は単純な線で大きな意味合いを持つ絵が好きですよね。
キースへリング…好きなんですよね。
うん!(^-^)

自分の絵は…まだ単純さが足りないよね。
その点ではキースへリングやピカソは凄いよなぁ。


● ピカソで驚いたこと

学校卒業したての頃にニューヨークに行く機会を得ました。

ゲッゲンハイム美術館に行った時のことです。
ピカソ18才の頃の絵が飾ってありました。

これが凄い絵でした。
暗闇の中に光がある様な、ナイトクラブの絵でした。

picaso.jpg

この絵を直接に見たときの驚きは大きかったです。
「あぁ〜」とか思いながら、外に出ては…また見る。
その繰り返しをしました。

写真では再現出来ていないようですが…
背景の黒に対しての光の鋭さや光の綺麗さを表現しています。

その後にピカソは抽象画に転向していますが…
写実画の技量でも生きていける力のある画家だと思いました。

実際に日本に帰ってきて、自分でも模写をした絵ですが…
色の使い方が複雑で、こんな場所にオレンジ色を入れるんだぁ〜?とか
感じながら模写しました、とさ。(^_-)ネッ

● キースへリングについて

個人的に大好きな画家です。亡くなってしまったのが残念です。
素敵な抽象画を沢山描かれていましたが、若くして亡くなってしまいました。
きっと…世の中を見抜いていた方なのでしょう。

ki-su.jpg

今の受付の絵も素敵ですが…もう開業して10年ですので…
1階のキースへリングの新しいこの絵と取り替えようかな?とか、(^_-)ネッ。

どうしようかなぁ???
レセプトが終わったら…院内の絵の掲示に付いては考え様ても良いのかな?
受付の後ろのキースへリングの新しい絵を新しく変更して、
トイレ入り口の横に自分の絵をだよ、なぁ。
そんなことを考えています。(^_-)ネッ

PS:やっぱり…元気が大切だよなぁ。
そんなわけで今回は「ホイットニーヒューストン」かな。
武道館で聞いた彼女の声の綺麗さに驚きました。

PS2:あと選挙には行こうね。
これから焼き餅を食べたら行ってきます。
国民1人1人の一票は重いんだよね。
国民の意思を政治に示す機会は選挙だけなんですよね。

posted by 杉幹雄 at 08:19 | Comment(0) | 人間…

2021年10月02日

今の日本人の視点…考えさせられるよなぁ。

Roman_Holiday_trailer.jpg
(オードリーヘップバーン ローマの休日より)

ん〜〜〜
「自分の感覚って正しいのかな?」とか思う瞬間があるんだよねぇ。
「時代遅れなのかも?」とか思ったりしています。(T.T)

皇室の新しいご結婚には「ご結婚おめでとう!」と言いたいです。
と一方で、非難している人も多くて。「なんで?」とか感じたりします。

自分も長く生きてきた人に入ってしまっているのか?
自分が考える皇室の結婚って「オードリーヘップバーンのローマの休日」だよなぁ。
身分の垣根を越えられない…だけど、出会った…その一日を大切なものにする。
お互いがお互いの立場を大切にする様な視点なんだよな。

でも今は違うのかな?
そんなことを考えると自分の考えって時代遅れなのかもなぁ?(´ヘ`;)ハァ。

でも「今の常識が違うんじゃ?」と思いながら…
自分の考えを確かめたくて色々なコラムを読んでいます。

今回は2つのコラムを読んで…「このままで良いんだ」と妙に納得しています。
そんなことを題材にします。コラムが2つ入るので今回も少し長くなります。

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「エゴの連鎖」を止めれば心穏やかに生きられる
(綿本 彰先生: 日本ヨーガ瞑想協会会長のコラムより)

(前の部分を略)
新入社員がすぐに会社を辞めてしまうという話が当たり前に聞かれるようになりましたが、私たちの「苦痛に対する耐性」は、過去最低の状態になっているように思います。自分の思いどおりにならないことに対して、不幸なくらいにキャパシティーが低下してきているかもしれないのです。

自然の中、村の中で生きていれば、1人ひとりの思いどおりになることのほうが少なく、不合理なこともある中で、それぞれが折り合いをつけながら生きていたはずです。

その環境の中で、人々は「お互いさま」「おかげさま」と心と心で支え合い、「あの人があのときに支えてくれたから、今回は全力で助けてあげよう」と、自然に相手を思いやるような「人情の循環」があったかと思うのです。

しかし今では、人情に代わって法律やルール、サービスが整備されたため、いろいろなことが「思いどおりになってしかるべき」という感覚の人が増えています。

もちろん今の社会において、ルールやサービスは不可欠ですが、それらが人の心と心のつながりから生み出される「ありがたいもの」ではなく、「当然の権利」としてとらえる感覚を生み出しているのも否めないのです。

「私のこの権利は守られてしかるべきである」という感覚で、ちょっとしたことでも相手を責めたり訴えたりするようになり、相手の立場や気持ちを推し量り、思いやり、尊重するという気持ちが希薄になり、心がすさみやすくなってしまっているのです。

同時に、自然の驚異や不合理極まりない要素を取り除こうとする、強い使命感や信念、生きがいといったものを見いだしにくくもなり、これが「苦痛耐性」を低くしている大きな要因になっている気がします。

その結果、こんなにも便利な世の中であるにもかかわらず、自死を選ぶ人は後を絶ちません。これは、構造的な問題ととらえても過言ではないと私は考えています。
(後の部分を略)

 まさに…この通りの様な感覚があるんだよな。
自己主張ばかりが強くて…他人のことを考えない世の中が今なんだろうか?
それって…可笑しい様な気がするよな。

いままで家庭のいざこざまで警察介入してきた時代があっただろうか?
私的な家庭まで赤の他人の力を必要にさせてる時代の不自然さ、だよなぁ。
それを法制化してしまう政治、その場しのぎの対応の成れの果ての姿では?
一方では、それを皆で選んで来た訳だから…選挙にも行かなくちゃね。

皇室の結婚も…それで良いじゃない。それはそれで大変な人生なんだから。
それを「税金は自分たちが払っているものを勝手にするな!」との意見が多いのに驚き!

皇室って大変だと思うよ。自分の意見も言えないし狭い世界で暮らさなくてはならない。
これを普通の人がしたら…根を上げると思うんだけど。違うのかな?

まぁ…ローマの休日感覚の自分個人の視点から見れば、
ご自分達の立場をわきまえない結婚には違和感あるけど、ね。

そんな大変な部分をご自分達で背負われるんだから祝福してあげれば良いと思うな。

ーーー

私たちがとれる選択肢はウイルスと生きること
福岡 伸一先生 : 生物学者 青山学院大学教授、ロックフェラー大学客員研究者 
伊藤 亜紗先生 : 美学者、東京工業大学教授 
藤原 辰史先生 : 歴史学者、京都大学人文科学研究所准教授

(前の部分を略)
コロナ・パンデミックでも、「生命を守る」という錦の御旗の下に、ニューヨークをはじめ、多くの場所で移動や集会の自粛が求められ、休校によって子どもたちが教育を受ける権利が制限されました。

私が今非常に危惧しているのは、新型コロナウイルスというピュシス(自然)の動きを封じるために、AIによる監視やデータサイエンスによって、私たちの行動履歴を可視化し、接触点をデータ化して感染爆発を抑えようという動きが進められていくことです。

そうやってロゴス(論理)の力を強化するということは同時に、移動の自由や接触の自由、すなわち自由な生命体としての私たちのピュシス(自然)を奪うものでもあると思います。

ウイルスは人間や他の生物とともに長い時間をかけて進化してきた、ある種の生態系のパートナーです。時には害を成すこともありますが、多くの益も成しているのですから、あるウイルスをアルゴリズムやデータサイエンスといったロゴス(論理)の力によって完全に制圧したり、撲滅したり、消去したりすることは不可能です。

たとえ新型コロナウイルスがなくなったとしても、新しいウイルスはこれからも次々と出現してくるでしょう。そう考えれば、ウイルスに対して無益な闘いを挑むべきではない、ということが言えると思います。
(後の部分を略)

 ん〜〜〜この感覚だよね。うん!(^-^)
ウイルスがいたから人間が生まれたんじゃない?
それを敵視して闘っている姿は…漫画に他ならないと感じるんだけど、なぁ。
ウイルスを受け入れて、その必然性を探せば良いわけじゃ?
その必然性を消してあげれば…ウイルス感染って怖くないんじゃないかと?
戦時中と同じ様に…ウイルスと闘う姿を煽る政治・マスコミの姿勢には疑問しかないよね。
感染症の専門家の人達にも…この様な視点は持って欲しいよね。ホント。。

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まとめ
まぁ、個人的な意見なんだけど、さ。

自己主張をする前に自分自身を見つめないと…単なるワガママ人間なんじゃ?
これが若者だけでなく、良い年をした役員勤めの高齢者も同じなんだよなぁ。
良い年をして「ご自分の行動から、その結果が出たこと」を理解出来ない。
「自分の行動を見つめないことからの結果で悩んでいる姿」なんだけどなぁ。

ウイルスに対しても、人間の勝利も敗北も無い訳なんじゃない?
自分たちの身体を作ってきたウイルスへの視点はないよな。
これも自己主張だけで「自分達は悪くない! ウイルスが悪い!」では、なぁ?
まともじゃないよなぁ。。。ホント (´ヘ`;)ハァ
ウイルスよりも人間の感覚に危機感を覚えるんだよね。ホント。。。
(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン


PS1: カメラをぶら下げてくる若い男性患者さんに!(^。^/)ウフッ
    自分は…こんな写真を撮っていましたよん。
    三脚にカメラを固定して30秒程度、露出させる、と?
    湾岸道路の夜景です…綺麗だしょ?(^0^)

wangan_doro.jpg

もう一つ…
上野広小路…松坂屋前の夜景だよね。
フォーカスを動かして撮ると…こんな感じかな。
動きのある写真が好きなんだよねぇ。。。(^_-)ネッ

ueno-hirokouji.jpg

PS2: こんな感じの記事だと…
GenesisのLand of Confusionなのかな?
バリライト(動いて色が変わるライト)が素敵!
今では当たり前の様に舞台に使われていますが…
Genesisのコンサートで初めて使われたと言われています。
武道館のGenesisは格好良かったなぁ。。。

posted by 杉幹雄 at 20:34 | Comment(0) | 人間…

2021年07月02日

親子の関係を見直す視点も必要かな。

oyako.png

親子関係への視点を見直すことが必要な患者さんが増えている様に思います。
今回は、このことに付いてお話ししてみようと記事を作りました。

間違っている親の子供への接し方の代表は…
「子供を親の所有物の様に扱うこと」だよね。

子供は結婚して夫婦の間に生まれてくるのは事実。
ただし子供の肉体には親子の関係がある一方で、精神的には他人と同じ別人格。
このことを自覚することが大切だと思うんだよな。

だから「親は子供を世の中に出す仕事を与えられた存在」でしか無い訳。
それを「自分の所有物の様に親が考え扱うことが大きな間違い」だよな。
何故、子供が自分の言葉で表せないか? 親の方を向いて親の回答を待つ姿。
その一番の原因は、親の子供に対する考え方にあるよな。

子供を社会に出す経済的な負担は当然、親にあるのが事実。
しかしながら…子供を社会に出すには、親の子離れと子供の親離れが必要だよな。
子供は親の所有物では無いわけ。それを親が自覚しないから子離れできない。

学校の先生が親子に、この様なことを言えば…
「親子で騒いで学校を困らせることが今の時代」なんだろうなぁ。
この様な教育現場で、どうやって子供が家族を養って行く大人に成長できるかなぁ?

そのご本人たちが作った環境の中で精神的に苦しんでいる親子を見ると…
親子の根幹を知らない人が多いのを実感するよね。親子は別人格だという事実を。
それで…最後は当事者の親子に困難が降りかかって悩んでいる様な感じでは?

親子は血のつながりはあるけど…別人格の人間との共同生活だよな。
親は子離れを、子供は親離れをして欲しいと感じるよね。

人間は肉体と精神で出来ている。
精神は肉体から生まれた物ではない。
肉体に宿ろうと天から降りてきたものだよね。

しっかりとこの分別が出来る様になることが重要だよねぇ。
牧師さんの説教の様な感じ…かなぁ?(笑)

大切なのは…
You've got a friendの歌詞の通り、親も子も友達を作ることが大切だよね。
こんな友達を作るには…自分の足で立つことが大切なんじゃないか?と。

PS:You've got a friend (Carole King)
(日本語への翻訳は自分の感性で訳しています
 CaroleKingも自分の精神が他人にも伝わることを感じている人だよな)

When you’re down and troubled
And you need some loving care
And nothing, nothing is going right
Close your eyes and think of me
And soon I will be there
To brighten up even your darkest night

あなたが落ち込み困り果てているとき
そして心からの思いやりが必要なのに
何もかもうまくいかない…そんなときには
目を閉じて私を思うの
そしたら私は、すぐにあなたの元にいるのよ
あなたの真っ暗な夜だって明るくしてあげられる

You just call out my name
And you know wherever I am
I’ll come running to see you again
Winter, spring, summer or fall
All you have to do is call
And I’ll be there
You’ve got a friend

あなたのすべきことは…私の名前を呼べばいいだけ
私はいつでもあなたの元に駆け付けるのを知っているよね
冬でも春でも夏でも秋でも
呼んでくれさえすれば私は、あなたの元にいるの
そう、あなたには私という友達がいるのよ

Carole Kingのベーシックな「You've got a friend」だね。
posted by 杉幹雄 at 21:28 | Comment(0) | 人間…