2023年11月09日

コロナ後遺症:クラッシュしてしまいました、とな。

kurash.png
コロナ後遺症の患者さんがいらして…
「クラッシュ」してしまいました、と。

あぁ〜そうなんだ。。。
(自分はクラッシュ症候群については信じていない訳)

「治療を受けて体調が良くなり5時間始めて…
 働いた翌日に怠くて寝込みました」と。

ふぅ〜ん。
(これは一度元に戻っているために…治るなと思いながら)

じゃ、診察してみましょうか?
てな訳で診察してみるわけなんだな。
(患者さんには申し訳ないんだけど…
 クラッシュ症候群と言われている病態に興味津々だったりします)

他のクリニックでは柴胡剤の四逆散を処方されていたんだけど…
胃熱があり、黄連剤の適応だったんだよな。

さて…診察をば。。。
ん〜〜〜あぁ〜あダッシュ、これね。

もぅ〜この程度の病態は見抜いて欲しいよなぁ〜と思いながら。
転院へ向けている様なのですが今は他のクリニックと一緒に受診されているんだよね。

「結論」→風邪引いて胃腸炎を起こしているだけだよなぁ。
     だから力が抜けるし怠いし頭重感もあるって感じになるよな。

これが「クラッシュ症候群」と言われる基本病態の一つなの?
症候群は症状が3つあれば症候群と言えるので非常に曖昧な病名。
すべてコロナ後遺症に結びつけるところがなぁ。。。

これが分からないかなぁ〜とか寂しくなりながら治療を継続。
まず漢方治療を一度止めて胃腸炎の治療を開始、それが治れば元の身体に戻るから
また胃熱が強くなって来るんだろうなぁ。。。

適切に治療をしていれば…復帰は近いと感じています。
下手に怖がらないことが大切なんだろうね。

PS:谷村新司さんが亡くなりました。
   彼の歌を聴くと元気を貰えた様で生きていく力も増えた様な。
   自分の好きな曲の「昴(すばる)」を一緒に聞いてみよう d(^-^)ネ!

posted by 杉幹雄 at 08:26 | Comment(0) | 医療

2023年10月29日

ゆりあ先生の赤い糸…なぁ。

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漫画家さんをしている患者さんの単行本がドラマ化されるとのことです。
ゆりあ先生の赤い糸」とな。
うん!(^^) 素晴らしいよねぇ…(^^)v

この様にご自分の漫画を書いて、ドラマ化できるということは
自分のしっかりとした意思が根底にある仕事をしているということに他なりません。

殆どの人達は「自分が出来ないことは他人の責任」などと考えるが多い様ですが
実際には自分を顧みていないために…ご自分が引き起こしているのに自分を顧みないんだよね。

今時の例になると思うんだけど…
子供が学校での運動で怪我をすれば学校の責任という親が多いんだよな。
「その体育授業がある学校に入れた親の責任はどこに行ったのか?」ということだよな。

ご自分が決めたことを他人に押しつけ…
ご自分を顧みていないモンスターペアレンツが結構いるんだよな。
「悪いことが起きたのは全て他人の責任」なのかねぇ???(T_T)

運動で怪我をすることは…当然のことで別に誰の責任でもないのでは?
それを学校に押しつける親は自分の責任を持っていない様に感じるんだよな。
怪我をしない運動などは…何もないと思うんだけどな。

自分を顧みることないことへの怖さを自覚していない人が主流を占めているけど
残念なことに…これでは終わらないんだよな。残念だけど、d(^-^)ネ!。
そんな人は、時代に乗り遅れて苦しい思いをする様に感じるんだよな。

藤原直哉先生の11月の時事解説です。
この動画も1時間半と長いのですが、どこかにご自分の得るものがあるのでは?

世の中は、かなり緊張しているしている状態なんだよな。

ドルは金利を上げて、取りあえずドルを維持しているんだけど。
日本が金利を上げれば、ドルは崩落するんだろうね。
米国も弱くなってしまったんだよね。戦争の時代じゃなくなっているんだろうね。
米国の占領地の日本は米国に沢山お金を払ったんだけどね。
藤原先生曰く10年で…1500兆とか…(゚o゚;)。良く払いましたよね。
直接のお金ではなくて…為替など米国を考えて行った総額なんだろうけど。

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今日の朝7時頃の空に虹が架かっていました。
「綺麗だよね」うん!(^^)

新しい時代が来るんだろうね。。。

新しい時代の生き方には常識ではなくて…
神と連携しているご自分の潜在意識を感じて、表在意識を動かすことかな。
ここいら辺は、藤原直哉先生も最後で話していますよね。

殆どの人は表在意識の自分しか感じないようだけど…失敗するのでは?
自分を顧みて…自分の潜在意識と共同歩調をとることが、これからの生き方だな。
他人の責任にしていては…話にならんよな。(-_-;)ホント

自分を顧みる生き方をしていると…
最初にお話しした漫画家さんの様になって行くんだろうな。うん!(^^)

PS:この京都橘高校の吹奏楽部の生徒さん達の姿が将来の姿なのかも?
   この動画は昨年の動画ですが…今年も12月に台湾に招待をされているとのこと。
   とても立派だと感じざるを得ません。これなんですよね。。。

posted by 杉幹雄 at 21:50 | Comment(0) | 医療

2023年10月13日

自分でやることを見つけること?

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阪大中野教授の作図より。

題目とは違う…のかな?
コロナは行動制限などは関係なく収束傾向に入った。

それは阪大の中野先生が以前から指摘していたこと。
この先生は…私をメーリングリスト入れて下さった。
そのデータを見ながら患者さんに接していました。
役立ちそうなデータは私も中野先生に送っていましたが…
感謝の気持ちしかありません。。。

ちなみにこの中野先生はご自分のすべきことが分かっていらっしゃいます。
一方で…自分のすべきことが分からない若者が多いことに戸惑います。

会社が社員の本当にやるべきことを与えてくれることは…まずないと思います。
自分の経験ですが…雇用される経営者は自分の同じ感性ではありませんので
自分のやりたいことを理解してくれることは…まず、ありません。

就職先に自分の生きがいを見つけてもらうという姿勢では…
最後まで自分のすべきことが分からないのでは?と感じます。

自分の場合で恐縮なのですが…
医師になった時には漢方医になりたかった記憶があります。
でも…漢方医学は古くて、まず現代医学を学ばなくてはいけなかった。

ですから、奴隷の様な研修医生活を経てから漢方医学を学ぼうと思いました。
研修医生活が終われば…民間病院に行くのも自由です。
ですから…民間病院に勤めましたが、それからは毎日勉強の日々が続きました。

家内にワンルームマンションを借りることを許してもらい。
病院の仕事が終わり、ワンルームでの勉強をして帰るのは毎日11時頃でした。
でも…勉強は楽しかった様に思い出します。。。
それは「病気という現象」を知りたかった…自分を苦しめてきた病気を知りたかった。

これは職場である病院が気づかせてくれたものでもありません。
自分の生きてきた生き様を振り返り…自分で決めたことです。

今は求人が多くどこにでも就職が可能ですが…
色々な職場を転々として自分がやりたいことを得ることは…まず無理だと思います。
それを、今の若者が当たり前のごとくしていることに不思議さを感じます。
自分がやりたいことを自分で気づくこと…それ以外には無いように思います。

他人に自分のしたいことを見つけて貰うことは…親離れしていない子供の姿。
それ以外の推測もできませんねぇ。困ったことですよね。d(^-^)ネ!

そんな当たり前のことをブログの記事にしましたと、さ。
うん!(^^)

PS:京都橘高校のファンになってしまいました。
   素敵な動画を上げますね。

この動画はローズパレードの会長の非公式の京都橘高校への訪問です。
「愛の賛歌」で涙をながすローズパレードの会長さんの姿が印象的です。


京都橘高校の「ローズパレード」での傑作集です。
とても素敵だと…感じています。

posted by 杉幹雄 at 23:09 | Comment(0) | 医療

2023年10月01日

精神の荒廃、それは精神社会の訪れの混乱なんだよな。


自分は新橋で行われていた「藤原塾」に通っていたことがありました。
藤原直哉先生の言うべきことは頭に入れて動いた方が良いと。
そんな感覚しかありません。この内容を全て肯定できるとは思いませんが。

精神の世界に入って来た、と感じます。
ブログは記事が時間により消えてしまいますのでホームページに載せた記事を載せます。

ーーー

1,身体と精神の構造

この説明まで来ると…病気という現象の深さを話さなければなりません。
そんなことを感じて記事にしています。

身体と精神は相対的な運動をしていると考えられます。
精神を深く追求すれば…精神は表在意識と潜在意識の2つに分かれており、大きさとしては潜在意識の方が大きく、その潜在意識は無の世界である神の世界と繋がっています。

このことは、身体は表在意識と潜在意識に狭間にあることになります。
潜在意識が行く方向を示しても「表在意識である自分が嫌だ!」と思えば、精神的な障害がでるか? 身体の障害が出るか? そのどちらかになります。

何故…表在意識と潜在意識の食い違いが起きると病気が起きるか?ですが、これは身体・表在意識・潜在意識と3つ組み構造を取っているからに他なりません。この3つでバランスを取って生きているのが人間という動物なのです。

コロナ後の世の中で精神的に弱い人が多くなった理由は、栄養が良いことから身体が丈夫になり、相対的に精神が弱くなったことに起因すると考えています。そのため心療内科的な病状が多くなっていると推測することができます。平和であることの欠点なのでしょうか? この様なことは戦時下では起きないですよね。

2.私の診療で「症状に固執しないこと」と話すことの意味

身体は身体だけでなりたっていると考えるならば、「症状に固執しないこと」などは話しません。この様に症状に固執する人の特徴は「身体が生まれて精神が身体から生まれる」と勘違いしていることが主たる原因なのです。

潜在意識が生きる方向を決めています。それは陰の自分なのですが…生まれる前に「この様な人生にしようと生まれてきた」ということは殆ど忘れています。人間は生まれるときに…「次の生でどの様なことをするべきか?」ということを選んで両親を決めて生を受けます。

私の場合ですと…記憶にはないのですが。「病気という現象を自ずとから知り…漢方医学を通して今の医学をより良い医学すること」が目的の様な気がします。病気への苦しみは病気への必要性を自分で認めれば収まるもので、自分とは関係がない悪が作り出してきたという考えだと症状は続きます。

この様なことを基盤に考えている私は、そして「患者さんが自分を頼ってくれている」ということから話すべきことは話します。「症状が出ることを生前に許容している自分を忘れ、身体に症状が出ていることを許せない」と考えていらっしゃる姿と感じるときには…ストレートに話すことにしています。本人が気づかなければ私への悪意のみ残るだけですが、私は善意でしていることなので悪意を持たれようが正しいことをしたいと考えれば「楽しんで人生を渡り症状に固執しないで楽しんで欲しい」と望むことは…人間としては正しいことだと考えています。

3.治療の意味

一般医療にしろ漢方医療にしろ、対症療法でしかないのが真実になります。

一般医療は臓器関連性を顧みない対症療法が根本、漢方医療は臓器関連を重視している。しかしながら…本人が自覚し自分と見つめ合い、病気の根底に目を向けることが根本的な医療に繋がる。自分は潜在意識までを説明する器の大きさはないと感じていますが、表在意識と潜在意識のアンバランスが病気を引き起こすことは間違えのない事実です。

自分の出来ることは…曖昧な表在意識の感情に私自身の表現をするだけなのかも知れません。
このため表在意識への指針は色々と患者さんには不満なことでも出来るだけ話します。もし潜在意識に働きかける治療が出来たならば、1回の診療での料金は保健医療ではまかなえない金額になると思います。ご自分がご自分の命の根本である潜在意識に気づかないで症状に振り回されている訳ですから、非常に高額な医療費になるのは当然のことだと感じています。

ーーー

PS:自分は他人のことを思いやる社会になって欲しいと願っています。
   今は自分の責任を他人の責任に転嫁するのが常識になっています。
   でも…医療をするときに身体の気持ちに思いを馳せなくては治療は成り立ちません。
   自分のエゴで通用する時代は…数年で終わると感じています。

   このシルクロードを聞いて感じるのは…
   険しい道を歩きながら患者さんの元に赴く医師の姿です。
   薬草を背負いながら患者さんに向かう姿を感じると、頭が下がります。

posted by 杉幹雄 at 19:35 | Comment(0) | 医療

2023年09月20日

結局…自分は患者さんに対しても、そのままで接するんだよな。

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「シティーハンター」の後編の「エンジェルハート」です。

自分は「シティーハンター」が好きだったから…
AmazonPrimeで「エンジェルハート」を見ちゃったら。
あらぁ〜「凄い…」と思わざるを得なかった。

「自分の人生の道は…自分で選んで歩んでいくこと」

自分は…どんな人の前でも同じなんだよな。
おべっかは使わない…貶す必要があれば、トコトン貶す。
それは…分かって欲しいから、なんだけど、さ。
でも…クリニックのお店の主人としては失格なのかも?な。

そんな時に手紙を貰うんだよな。

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達筆でしょ。。。
江戸時代の封書みたいなんだよな。

文字が分かる様に拡大してみます。

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「謹んで申し上げます
 このたび 次女○×への
 あたたかな お心づかいに
 厚くお礼申し上げます

 先生の言葉に どんなに
 安心したか 話を聞きながら
 安堵致しました

 田舎者でおろおろするだけで
 なにも出来ず こまった
 年寄りとなりました」と。

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「これからも どうかよろしく
 お願い致します

 末筆で 恐縮ですが
 先生のご活躍 お祈り
 申し上げます

 かしこ」

これは患者さんからのお母様からの手紙です。
お子さんの娘さんのご家族もお母様も…自分の患者さんだったりします。

この娘さんに…滅茶苦茶〜って程、キツく話したことあるんだよな。
「言い過ぎたかな?」って思ったんだけど、さ。
でも…言って目を覚まさせないといけない、とか思ったんだよな

こんなそんなでね…
感謝される時には、非常に感謝されたり…するんだよな。

もちろん…その逆もあるんだけど、ね。
でも自分は…いつも同じです。

感謝されようと、憎まれようと、話すべきことは話します。
そんなわけで…少なくとも臨床医ではないんだよなぁ。
そう! 自分は研究医なんだよなぁ…臨床医は仮の姿だよなぁ。

それでも良かったら患者さんになって下さい、d(^-^)ネ!。
今日は…50人以上の患者さんが診察にいらして…
長い時間を待たせてしまった患者さんには申し訳ないと思います。

精一杯…今日の力は使い果たしました、とな。(^^ )

今日の最後の患者さん…
音大大学院の女の子には…2週間後のポーランドのコンクールに行って、
自分の思いを鍵盤から人の心に響く音色として伝えて来て欲しいんだな。

人の琴線にたどり着くには…無心で君の潜在意識と共に鍵盤を叩くんだよな。
君の指が君の潜在意識を通して天の神と一緒になって鍵盤を弾いていたら…
間違いなく…世界的なピアニストになれるんだよな。。。

実は…この女の子にも滅茶苦茶言ってしまいました、とさぁ。
(@゚Д゚@;)あら・・・? いつものことだけど、さ。

「君は心を病んでいる人に鍵盤を通して…その心を癒やすことが仕事なんだろう?
   コンクール前の…今の苦難に一々悩んでいるじゃないの!」とか、ね。

PS: 真っ直ぐに歩くシティーハンターみたいに生きたいなぁ。

posted by 杉幹雄 at 00:50 | Comment(0) | 医療