2018年05月20日

発癌リスクの検査をした方が良いのか?との質問かぁ…

gene19520.png

ん〜〜〜
発癌はNormalGene(正常遺伝子)がOncoGene(発癌遺伝子)に変化する。
そんなことは最後の変化でしかない。

遺伝子が人間の設計図の青写真???
人間は環境に変化して変わって行く。
遺伝子の配列は、時代と共に変わって行く!と考えられるよね。

加えて、発癌には環境が左右している。
臓器がInitiation(発癌の初期過程)を終えているか?
次にInitiationを終えた後のPromotion(発癌の成長促進過程)があるか?

その2つの過程を経て…最後に発癌遺伝子の発現に至る訳だよな。

なんか、さ。
今は、さ。発癌リスク検査などもあるようだけど…
この意味って…どこにあるのぉ???

ひとりの患者さんのお母様が甲状腺乳頭癌で術後で…
お子さんの心配をしたのかも知れませんが…
「子供に甲状腺発癌リスク検査をした方が良いのでは?」と話され、
その患者さんとの相談となりました。。。うん(^_^)

ん〜〜〜
お母さんの気持ちは…分かるよなぁ。
子供を同じ思いにさせたくない。。。

ただ、さ。
結婚前の状況で発癌リスク検査をして、発癌リスクが高い場合だよなぁ。
それが、この検査での…大きな問題が起きるときだよなぁ。

発癌リスクが高くても…甲状腺癌で死なないかも知れない。
こんなリスク検査って…危ない検査だよね。。。

検査をして発癌リスクが高い結果が出れば…人生の重荷になる。
加えて結婚でのトラブルにもなりかねない。

だ・か・ら・ぁ〜〜〜さ。
知らなくて良いことは知らなくて良いかもねぇ。

医学が出来上がっていて、
発癌リスクが高い人のリスクを減らす方法を今持っているのなら別かな。

それがない現状で…
一人の人の人生に大きな十字架を背負わせてしまう検査のあり方。
これって…人間的じゃないよね。

そんなことを話していたら…
その患者さんは「検査はしない!」と。

ん〜〜〜
そんな所が妥当なんじゃないか、なぁ。
(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン


luminandjigen.png
(「次元大介の墓標」の最後のシーンより)

今は…ルパン三世に凝っています(・・;)。
非常に深い考え方、年齢を重ねても違和感はないなぁ。
おじさんになっても根本的には、こんな生き方が正しい!とか思うよな。

すごい漫画だなぁ〜って思います。
(*^^)//。・:*:・゚'★.。・:*:♪・゚'☆パチパチ


posted by 杉幹雄 at 15:12 | Comment(0) |

2018年03月24日

投錨性:正常細胞と癌細胞の違い

lupinbase.jpg

ルパン三世…好きなんだよなぁ。
クリニックのブログに漫画って?(^。^/)ウフッ

自分は…医学とか医療とかだけに拘りはないんです。
医療も漫画も極めようとしたら大変ですよねぇ。
これって職業による違いない、同じと言うことだよね。
うんうん(^-^)

ーーーーー

さて…細胞の投錨性についてお話をしようと思います。
投錨性というのは正常細胞にあり、癌細胞にはないものです。

これが…なにを意味するか?
そんなことを理論的に解析していきましょう。

患者さんには難しい話題かも知れませんが…
癌研究をしている研究者向けの話題にも触れて行きたいと思います。

そんな難しい疑問を何故…ごく普通の内科医の自分が話すのか?
ん〜〜〜誰も大切な部分に目を向けないからなのかも、ね。
そんなことから…理論的解析をしてみようかな?と思いました。


さて…本論へ!

時空間の運動における安定性は細胞が空間において安定していられるかどうか?
そんなことが細胞安定性を決める要素になります。


dimension2b.jpg
「投錨性」ということは…運動に極性を持たせることです。

この投錨性がなくしては細胞分裂が出来ない正常細胞は…3次元安定性がない内部運動を持っている!と。。。

そんなことが推測できますよ。(^_-)ネッ


一方の癌細胞は投錨性なくして細胞分裂が出来ます。
すなわち…癌細胞は空間安定性を持つ運動である3次元運動を
細胞内に秘めている!…そんな結論になります。


こんなことって…原子では当たり前でしょ?
空間を如何に領有するか?と言うことは…
原子の周りを回っている電子の運動から推測できます。

S起動、P起動など…
そんな運動が空間安定性を維持する運動に他なりません。

遺伝子ばかりに目を向けている癌研究の方向性は間違っています。
細胞にも原子と同じ様に、空間安定性がない水素や空間安定性があるヘリウムなどと
同じ様な運動を持っているに過ぎないという結論に結びつくことになります。

cancercellbase.jpg

これが3次元運動を保持している細胞
つまり…癌細胞の理論的姿です。

詳しく知りたい方はホームページへのリンクを張りますので
そちらの記事を参考にして頂きたいと思います。

目次:投錨性 日本語版(英語版は構築中)

分からないことを追い求めることは好きです…が
ルパン三世の様な生き方が出来たら素敵ですよね。

憧れちゃうなぁ〜〜〜
漫画かも知れないけど…憧れちゃうなぁ。。。

これが医者のブログ?とか思う方もいるかも?
でも自分は、それで良いんだよねぇ(笑)
医者だからって…普通の人間だし、さ。

今は患者さんには漫画家さんもいます。
締め切りに追われて…凄い大変そうですよ〜ん。
(^_-)ネッ 医者と同じですよねぇ。。。

もちろん、どちらが上とか下とかは感じません。
色々な悩みを抱えながら生きている同じ人間ですよねぇ。
そうだ、しょ…。。。
posted by 杉幹雄 at 00:14 | Comment(0) |

2018年02月21日

萎縮性胃炎に発癌が多い訳…とは?


今日は「愛は勝つ!」で気を引き締めて…
患者さん向けの話題も良いけど
医師としての話題もないとねぇ。。。

意外だなぁ〜と言ってはいけないのかも知れませんが…
自分の患者さん、このブログがお好きだったりするんですよね。

そんなわけで…
患者さんには今日はつまらない記事かも???

正常の胃と萎縮性胃炎を起こした胃の外力吸収度の違い…
研究者向けの話だよね…そんなことを話してみようかな。

胃癌リスク検診のペプシノゲンの検査の必要性の理解になるのかな。
(ペプシノゲンの検査は胃の萎縮を間接的に測定している)


フラクタル性の違い
※calculated by Mathematica※
※ん〜これからは医学の中に数学が緊密に入ってくる予感があるな。※

正常の胃では小さいフラクタルから大きなフラクタルまで利用して
外力を吸収しようとするため、上の図になりますよね。

一方の萎縮性胃炎では…
小さいフラクタルのエネルギー吸収が出来なくなってくる。
その場合の胃の外力のエネルギー曲線は、下の図になりますよね。

二つの図の外力吸収の面積が違うことに注目して欲しい。
正常の胃と比較して、萎縮性胃炎では外力吸収能率が弱い。

このため…粘膜上皮と面膜固有層に初期歪みがあったときの
力のかかり具合が違ってくる訳になる。

萎縮性胃炎の場合には初期歪みの増幅が
上の図でも分かるように力がかかる部分で容易に起きることになる。

※申し訳ありませんが…医者でも難しいし、さ。※
 医療関係者でも理論的な思考をしていなくても良い仕事をしている人などには
 脅威に難しい内容なのかも知れません。「なんも分からん!」と。(^。^/)ウフッ

 あのぉ〜〜〜一方では、さ。
 もっと…医療の考えを難解に突っ込んでも書いても良いですけどぉ…
 それに付いて来られれば…
 その人は将来の医療の最前線にいるんだろうな!と思いまよぉ。(^0^*オッホホ

ーーー
ん〜〜〜分かりやすいように…
聖書曰く…「たとえ話」をします。

まず…2種類の木をお見せします。
木の枝が人間の血管、木の葉が人間の細胞です。

正常フラクタルの木異常フラクタルの木

木は根があるため葉を落とすことが出来ますが…
この木の枝の走行からみれば…人間の血管と同じでフラクタル性を持っています。
木の葉は人間の細胞に相当します。人間は細胞である葉を落とすことが出来ません。

この木の小さいフラクタルの部分…すなわち細い枝が無くなった木
それが人間の萎縮性胃炎の姿です。

このことから外力を受けた場合の吸収力が低下してしまいます。
そのことから初期歪みができている時の発癌率が高まるに過ぎません。

この詳しい説明に関しては…
医院のホームページでさせて頂きたいと思います。

記事が出来たら…
リンクを張りますね。うん!(^-^)
posted by 杉幹雄 at 10:06 | Comment(0) |

2018年01月24日

胃癌の発癌理論について:Gastric Carcinogensis

発癌理論 目次

どうにか発癌理論の英語版をクリニックサイトにアップしました。
宜しかったらお読みになって下さい。

次はこれを日本語訳にしてきます。
英語が分からない人はもう少しお待ち下さいね。(^_-)ネッ

まだ出来たてのホヤホヤですので…
リンク切れがあるやも???
((^^)) ユルシテチョンマゲ。

A table of contents: stomach cancer theory

発癌の場所 

腫瘍はゆがみの頂点に出来ているのが理論的に妥当な解釈となります。

このことは大きなポリープの頂点に発癌をしやすかったり、また皮膚下に発がん性のないフィルムを入れるとフィルムの中央付近に発癌するということ。加えて萎縮性胃炎に関してみれば…萎縮するということは正常のフラクタル性がなくなり、小さいフラクタルでは外力が吸収不能の状態になり、外力がかかると大きなフラクタルが動かざるを得ない訳で、この状態の胃では大きな組織的なゆがみが出来ることは明らか。

と、すれば発癌の最初の課程では遺伝子の変化ではなくて、ゆがみが生じて…その場所に新しい組織を作るべく、その組織が遺伝子を変化させるという結論に行き着く。遺伝子はいつも2番目であり、臓器の変化を緩和しようとして腫瘍が出来上がることに他ならないと考えるのが自然だと考えています。

ん〜〜〜簡単に言えば、台風と同じ原理。台風の周辺は上昇気流、その台風を保とうとして台風の中央部に下降気流の台風の目を作る訳。その目の場所が腫瘍を作る場所なんだよね。空気と臓器の違いだけで中身は同じで簡単で単純ですよね。どちらもシステムの維持には安定性が必要だから…に他なりませんよねぇ。自然の運動は人体も台風も同じです。

T. abstruct

U. Introduction

V. Important Points

(1) Humanbody working as a relative system
(2) A Humanbody Created as Fractal Structure
(3) Theoretical Analysis of Inflammation
(4) Tusse Distortion Seen in Pre-Cancer Tissue
(5) Tropical Cyclone and the tissue distiortision
(6) Two-Stage Carcinogenesis
(7) Difference in Momentum between A Normal Cell and A Cancer cell
(8) Theoretical Analysis of Anchorage Dependence
(9) Difference in Level between A Normal cell and A Cancer cell
(10) Anatomy of The Stomach and Tissue Distortion Frequently Occruring in The Stomach
(11)Two Kinds of Force that can oppress an organ

W:Theoretical Analysis of Gastric Cancers


Wa: Theoretical analysis of Adenocarcinoma Arising from The Lamina Muscularis Mucosa
(1) Outbreak of Tissue Distortion (Outbreak of Initial Distortion)

(2) Amplification of Tissue Distortion (Outbreak of Secondary Distortion)
(3) Direction of The Amplified Distortion (Direction of Secondary Distortion)
(4) Outbreak of Adenocarcinoma (Outbreak of Third Distortion)

Wb: Theoretical Analysis of Signet Ring Cell Adenocarcinoma
(1) Outbreak of Tissue Distortion (Outbreak of Initial Distortion)
(2) Occurrence of Posterior Force
(3) Amplification of Tissue Distortion (Outbreak of Secondary Distortion)
(4) Direction of This Amplified Tissue Distortion (Direction of This Secondary Distortion)
(5) Outbreak of Signet Ring Cell Adenocaricinoma (Outbreak of Third Distortion)
(6) Difference in Mechanism between A Solid Tumor and Scirrhus

Wc: Theoretical Analysis of Leiomyosarcoma Arising from The Lamina Muscularis Mucosa

(1) Outbreak of Tissue Distortion (Outbreak of Initial Distortion)
(2) Amplification of Tissue Distortion (Outbreak of Secondary Distortion)
(3) Outbreak of Third Distortion

X: Conclusion

Y: Discussion
(1) Microscopic and Macroscopic Mechanisms
(2) Difference in Carcinogenesis between Vivo and Vitro
(3) Immunity and Carcinogenesis
(4) The Reason Why We Cannnot Easily Contorol Gastoric Scirrhus
(5) H.Pyrori and Gastric Cancer
(6) Our Thought about Cancer
(7) Necessity of Theoretical Medicine

Z. References

すでに15年考えて作り上げている発癌理論ですが…
実際のホームページにして行くのは意外に大変な作業ですぅ。(・・.)グスン

昨日は雪かきも、やらなきゃ…だったしぃ。。。
今日は腰がぁ…。(^。^/)ウフッ



上を向いて歩くしか…ないねぇ。

彼は…なんで
あの日…日航123便に乗ったのかな。

彼の歌と共に…
「上を向いて歩こう!」

このブログを見ている方も…
そうしようね。上を向いて歩こう!
うん!(^-^)

posted by 杉幹雄 at 16:10 | Comment(0) |

2015年06月08日

医院を固めるときに入ってきている…かな。

ganngann.jpg

これは癌細胞ですよね。

勤務医の頃に…
「目標とする研究の方向は?」とか
考えた時に選んだのが発癌の研究でした。

こんだけ…
難しい病気を解くことが出来るんならば
他の病気も解けるんじゃないか?

そんなことを思いました。

色々なことを調べていくうちに…
癌細胞を生ませる遺伝子が誰の身体にもあって
その必要性があって生まれている細胞。

それが癌細胞です。

一方の現代医学は
その癌細胞は敵視され、攻撃をされています。

癌研究の結果を総合して考えてみると。

癌の特徴は他の細胞と比較して
1.細胞のエネルギーが高いこと
2.独立性がある」ということ

それだけしかありません。

これって…
原子周期表と似てることに気が付きました。

きぅと…
細胞も原子の運動を模倣しているとも
考えてもおかしくありません。

原子は時空間の安定性を重視している
運動体だからです。


正常細胞は投錨性(Anchorage dependence)といって
基盤となるものがなくては自立が出来ない細胞です。

一方の癌細胞には投錨性が消えています。
自立が出来る細胞な訳で…
それが他の臓器に転移が出来る特徴になっていることになります。


genshisyuuki.png

ここで元素周期表の水素(H)に
注目して下さい。

水素は非常に不安定です。
リチウムも…まだ不安定です。
ナトリウムも…ある意味不安定で、ナトリウムリボンに火を付ければ燃えます。
次のカリウムになると強い反応性はなくなってきます。

外殻の電子配列が同じでも
内核の電子配列の安定性によって…
不安定さと安定さの変化が現れています。

くわえて…
アインシュタイン提唱のエネルギーは
質量×光速の二乗です。

持っているエネルギー量は
水素<リチウム<ナトリウム<カリウムの順になります。

一方の不安定性は反対です。
水素>リチウム>ナトリウム>カリウムの順になります。

そんな…細胞のエネルギーの密度をあげる工夫を
原子の様な運動性を細胞がもっているだけ、とも言えます。

癌なら…
切って、抗がん剤で叩いてという治療は
数年以内になくなっていくと感じます。

延命をするために生まれた病気を
攻撃しても…結果は見るまでもありません。

死んでいくのは人間での身体でしなかい…
そんな感じに思っています。
癌でしろ
肉体の欲求から生まれている。

そんな医療を提言していくのが…
自分の医院の役割だと思っています。、
d(^-^)ネ!



スタッフのみんなで踊りたいなぁ。。。
(^_^)v
posted by 杉幹雄 at 00:23 | Comment(0) |