2018年09月11日

病気に現れる左右差の根源とは?

noukousoku.png

脳梗塞にて右の手が自由に動かないイラストです。

右が動かなければ…
左の脳に障害が出ている可能性があり

逆に左が動かなければ…
右の脳に障害が起きている可能性があるのが医学の常識です。

さて…ここで考えたいことは
「病気の左右差を決める要素は、どこにあるのか?」
ということです。。。

右脳梗塞ならば…
たまたま…左の脳血管に問題があり脳梗塞が起きると考えるのが
今の医学の特徴ですよねぇ。でしょ?(笑)

ここでアインシュタインは「God does not play dice」と
偶然性を否定しています。全ての物事には必然性がある、と。

左の脳血管に異常を起こす何かがある、ということです。
ここに病気の必然性を問う新しい医学の入り口があるように考えます。

人間の身体で左右差が著しい場所…
ということを考えたことがありますか?

人間は基本的に左右対称に出来上がっていますが…
その中で左右差が強い場所があります。

kirokubu.jpg

左右差が強い場所は季肋部直上の臓器配列にあります。
右から肝臓→膵臓→脾臓と異なる実質臓器が並んでいます。

多くの病気の左右差は、この場所で決められる様です。
加えて頭と胴体とは相対性を維持しています。

と、いうことは…
右脳梗塞ならば…季肋部左の脾臓当たりに問題が隠されています。

東洋医学では左の脾臓当たりの熱を「胃熱」として治療の標的としています。
その胃熱が強くなれば…身体を循環している「気」の途絶がおきます。

kirokubu02.jpg

つまり…胴体左の気の途絶がおきたならば…
その次に胴体と相対性を維持している頭の病気として症状が出る場合には
右の脳に異常が起きる筈です。

身体は全身で生命を全うしています。
今の医学の最大の欠点は…身体を分割してしまうことです。
遺伝子全盛時代ですが、遺伝子を解析しても身体が一つとして考えられない。

ここに視点を当てることが次世代の医学の入り口になる筈です。

急性症状では部分を大切にする現代医学は良いのかも知れません。
ただし、大きな病気を作り上げる身体の診察では全身を考える必要があります。

PS:薬剤師の友達がいますが…
  彼曰く…「お前〜ブログ作るの楽しんでるよなぁ〜」とか?(笑)
  
    何で自分が柔らかい記事を書くかと言えば…
  医者のブログって堅いじゃん。
  医者だって普通の人間だって思って貰いたいから、さぁ。

 

素敵な歌詞だよねぇ…
さわりだけ訳しますね。

There comes a time
When we heed a certain call
When the world must come together as one
There are people dying
Oh, and it's time to lend a hand to life
The greatest gift of all

時が来たんだ
ある叫びを受け入れる時が…
私たち全てが一つになる時が…
多くの人達が亡くなっている
その命に手を差し伸べる時が来たんだ。
それは…素晴らしい贈り物に違いない。。。
posted by 杉幹雄 at 20:52 | Comment(0) | 脳梗塞

2011年09月23日

脳梗塞を予防する漢方薬?

noukousoku001.gif
この左が正常の脳で、右が脳梗塞の写真です。。。

脳梗塞って、
脳の血管の動脈硬化だけが原因で
脳の血管を詰まらせておこす病気なんでしょうか?

人間の病気の大きな特徴とは…
生きることに直結しています。。。

人間の体は素直で
その目的は一つです。

「出来うる限り生きる!」
ということだけです。

生きるためには病気も起こします。
それが「出来るだけ生きること」に直結するならば
病気も起こすのは当然のことです。

他人が意地悪をするようなことを
身体がすることはありません。。。

それほど神聖なのが身体です。
精神に比べて身体は、とても素直です。

じゃ〜どうして、
脳の血管は…
脳梗塞を引き起こす原因にするんでしょ?

木を見て森を見ず…
脳梗塞=頭の病気 

「そんな構図が正しい」と思っている
医学関係者が多いからなんですよね。。。

大きな問題がここにあります。

人間の身体は
相対性構造と三つ組み構造を維持しています。

この相対性構造に注目してみると
人間の大きな安定性は
「頭ー胴体のバランス」に起因している。

einstein001.jpg
(相対性の守護神のアインシュタイン!)

そんなことが推測できます。
(そこの医学関係者さん! よく聞いているようにぃ!
特に…理工学部の自分の患者さん!(笑))

と、すれば。。。

頭の病気でも、胸とお腹のアンバランス性によって
起こりうる、ことは容易に推測できます。

こんなことからすれば、
人間の体が何のために、代謝という運動によって
その生を全うしているのか???

改めて考えても良い様な気がします。

首から下の胴体の部分の変化に注目して
漢方薬で、胴体を調節することで
脳梗塞を予防できるのは、当然の結論。。。

頭ー胴体のバランスを整え
頭に余計な力がかからないようにすれば
良いんでしょ…つまりぃ。

「漢方薬を使っての脳梗塞予防も
そんな考え方によって十分可能!」

という結論になるのは、
とぉ〜ても自然なのです。。。


最近、同業者(笑)のアクセスが
増えているような感じです…(^_^)

このブログは、患者さんだけでなく
医者が見るようなブログでありたいです。

それは、患者さんへ
真実のメッセージをを伝える。
そんなブログでありたいからに他なりません。
posted by 杉幹雄 at 23:46 | Comment(5) | 脳梗塞