2013年03月02日

微熱が続く、とは?

binetu.jpg

「微熱が続いて下がりません!」
こんな患者さんも何名が通院されています。


この微熱なんですけど…
一般的な治療で考えると、だなぁ。

一通りの検査をした後で
大きな問題がないのならば…

1) 弱い解熱剤の長期投与
2) 弱い抗生剤の長期投与
3) 抗炎症剤の投与

などの…
医療をするんだろうか、ねぃ。
(゚_゚;)(。_。;)(゚_゚;)(。_。;)ウンウン


だって、さぁ。

「熱=炎症」などと
大学では教えられてきている訳ですから…
これが普通の医者の感覚なんですよねぃ。

「それは、それで正しい!」
(゚_゚;)(。_。;)(゚_゚;)(。_。;)ウンウン


そんなことを教えられた
ある医者(=自分(笑))の子供が
同じような症状となったらぁ???
どうする、べ?
(×_×)

神は試練を与えるのかぃ?
(^_^)v


まぁ…とりあえず
1) 「小児科にかかって小児科医の意見を聞いてよ!」
  とか、家内に言う!(^o^)/ハーイ
2) 受診した小児科医曰く
    「たぶん大丈夫だけど大学病院を紹介します!」とか、ね。
  (・_・ゞ−☆
3) 大学病院での検査で異常なし、とのことで…
   「これは環境不適合です!」とか言われたり、さ。
  (×_×)


あ〜〜あぁ(^^ゞ
「環境不適合」はないよなぁ。。。

まぁ…医者に取っては
患者のことは他人事かも、ね。


でも、さぁ。

自分の子供を環境不適合とか
言われたくないよねぃ。
(*^_^*)

そうだしょ???

そんなことならば…なぁ
もうぅ〜〜〜
仕方ないよなぁ。。。

「大きな病気でないのなら、
これぞ漢方治療しか残されていない!」

とか…
考えるのが自分だったりします。

最後はオヤジが治療を開始する訳です。

出来ることならば…
自分の治療ではなくて他の人に任せたい!(T.T)


身内の治療って大変なんですよ!
(出来れば…したくない!のが身内の治療。)
ほぉ〜〜〜ん、と、に。


そんなこんなで…
漢方治療をすることに…なったりします。

そんな過程を通って来た
息子に漢方治療をすると
やけに効いちゃったりする訳です。。。

「あら…熱が下がってきた!」
とか、になったりします。
(=^_^;=)


そんな時って、さぁ
「自分の習ってきた医学って、なぁに?」とか…
自問自答しちゃう自分がいたり、します。。。(>_<)


医学部の5年生の後期試験
なぁ〜〜んと23科目…
その1科目、1科目が本一冊の容量です。

こんなに勉強してきたのに…
まだ、足りないの、かねぃ???
(T.T)


日本本来の医学を無視しても
西洋医学を日本の主流医学にしてきた人って
だあ〜〜れ???(^_^)

実際には患者さんは治れば
それで文句もでないし
それで良いんだと感じています。。。

でも…
いまの世の中が正しいとした医学を学んで
その学んだ医学よりも
明治の先哲が捨てた江戸時代の医学が正しい、とか感じたら、、。

あなたなら、どうしますか?

出来うる限り…
そんな自分が正しいと思ったことを
残そうとするんじゃないかなぁ???
(T.T)(×_×)(T.T)


そんなこんなでも…
微熱の患者さんが「解熱したぁ!」とか話されたり
その患者さんの笑顔はとっても嬉しかったりするんだよなぁ。
Y(^^)ピース!

一方…
自分の中での葛藤は強いんだよなぁ。
(T.T)

加えて…
「自分の考えを残さねば!」とか、ね。
お尻をたたかれている様にも感じますよね。

あぁ〜ぁ、人生は…
しんどいよなぁ。。。
(´ヘ`;)ハァ(´ヘ`;)ハァ(´ヘ`;)ハァ




ドラム、良いねぇ。
音楽のリズム…って良いよなぁ。

医院に防音室を作って
ドラムも良いよね!
(^_^)

息子はYouTubeを見て
ギターを習いだしました。
(^_^)

オヤジは…???
(^^ゞ

こんな微熱の解明って…ip細胞と同じか、
それよりも重要なことだと思うんだけど…。
なぁ。
(゚_゚;)(。_。;)(゚_゚;)(。_。;)ウンウン
posted by 杉幹雄 at 22:48 | Comment(0) | 発熱

2011年11月09日

発熱とは?

fever01.bmp

サタデーナイトフィーバー!
こちらの熱(フィーバー)では、ないのかな?(^_^)v

「風邪 熱 下がらない」とかの検索用語で、
このブログを訪れる方が多いです。


「熱」って風邪の時のでることが多いんですけど
「何で熱が出るのか?」という疑問に対して
医学は「炎症」との答えを出しています。。。

「でも、この回答が正しいのかどうか?」を
今一度、考えてみることが必要ではないか
と思います。。。

fever02.bmp

お子さんが熱を出して
その熱が下がらないとなると心配です。

そんな気持ちは分かるのですが…
冷静に身体の発熱という現象について考えてみましょう。

人間の体温は36度程度が正常とされています。
この熱が、あがったり下がったりするのが人間の身体です。

では…
何に対しての熱が上がったり下がったりするのでしょう?

36度というのは、統計上の正しさです。

でも…熱を持っている身体にも、
それなりの正しさを持っている!と言えるのは?
と考えるのは自分だけでしょうか。

身体の熱でも
「熱力学」という物理現象の中に収まるはずです。

医学が人間を扱う学問でも…
熱力学から離れた特殊な学問ではありません。

と、すれば。。。

熱せられた一般の物体と同じように
「熱密度を高くすることによって、
身体のバランスを保つ必要性がある状況に身体がある」

そんな状態に身体があることを
物語っていると考えても良さそうです。

炎症は熱密度を高め様とした身体が指令する次の現象です。
熱密度を高めるべくして起きる現象だと考えられます。

と、すれば。。。

治療は…
熱密度を上げようとする身体の状況を理解し
その環境を取り除くことにある!と考えますが…
如何でしょうか?

現代医学は進んでいるように見えます。

でも…
医学の基本である
「病気自体の定義」や
「熱の定義」すら曖昧です。

いまでも進歩し続けているのが
医学の現状に他ならないのです。。。

次の機会には治療を説明したいと思います。

PS:やっと今日…訪問診療のアルバイトを終えてから
レセプトをやり上げました。。。(^^ゞ
posted by 杉幹雄 at 23:55 | Comment(0) | 発熱