今日の最後の患者さんはじんま疹治療を希望されていました。
漢方治療をしているとじんま疹治療を希望される患者さんは多いです。
多くの患者さんは…
皮膚科にて抗アレルギー剤やステロイド軟膏を出されている間は一応収まる。
しかしながら止めるとぶり返す、と言う訴えで来院されます。
内科医の立場でありながら皮膚科領域のことを話すことには
ある意味では抵抗がありますが。。。
内科医だからこその皮膚病の視点があります。
そんなお話をしたいと思います。
まず内科医から皮膚病をみると、決して悪くない病態だと思います。
何故かと言えば…内臓にたまった熱を逃がすために
じんま疹を起こしていることが殆どだからです。
今日のじんま疹の患者さんの診察の一場面です。
自分:「右と左…どっちが強いかな?」
患者さん:「右がつよい」と。(^。^/)ウフッ
人間の身体で左右差が一番強い場所って、どこかなぁ?
肋骨に囲まれた横隔膜の下の臓器群だよね。
右から肝臓・膵臓・脾臓と並んでいます。
人間の身体で左右差の臓器がこれほど異なる部分はないんですよね。
人間の身体で左右差の臓器がこれほど異なる部分はないんですよね。
と、言うことは肝臓当たりが怪しいということです。
別の言葉で言えば、肝臓の鬱血を逃がすために…
その身体はじんま疹を起こしている、と想像できますよね。
じんま疹を起こさずに肝臓の鬱血が強くなったら???
肝炎になってしまいます。酷いことになります。
そぅ! ハイ(^-^)/
このじんま疹は肝臓の鬱血を逃がすために起きている
身体の保護機能から起きている現象に他なりません。
じんま疹が悪い病気と思っているのは…
人間の心です。
その真実を見分けることができるのも…
人間の心です。
今の世の中では…殆どの人の心が荒んでいます。
「戦争反対!」と声高に叫ぶ一方で…
良い現象も敵視する心を持っている凄い状態です。
自分も含めてですが…
一人一人の人が自分の心を見つめる時期に来ていると思います。
そんなことを、じんま疹診療を通して感じました。
うん!(^-^)
こんな姿が人間の正しい姿だと思います。
人の不幸を一緒になって悲しんであげる姿。
今の世の中では欠点を見つけて貶す人が多いのが残念です。
何故かな?
他人の良さを見えにくいからなのかな?
他人の良さを見えにくいからなのかな?
人間は不完全です…だから欠点を探すのは簡単です。
どんな人でも長所や欠点を持っています。
どんな人でも長所や欠点を持っています。
病気も同じです。
その必然性(長所)を指摘できれば治療は変わります。
長所を探すより短所を見つけるのは簡単です。
でも、さぁ。
でも、さぁ。
その人の長所を見つけ出すこと…それが大切なことだと思います。
きっと…世の中は変わって行きます。
同時に医学も変わってくると信じて疑いません。
うん!(^-^)うん!(^-^)