2023年05月17日

死を見つめて生きる

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ん〜〜〜
今の人達は死を目の当たりにすることが少ない。

この様な患者さんのことをみるとため息なんだよな。
自分は内科医として500人以上の人の死を見守ってきた。
民間病院の内科医は死を看取ることが仕事なんだよね。
大病院は死までは診てくれないから民間病院の内科医の仕事になる。

戦争を経験して人達は強かったかもな。
東京大空襲の翌日には自分のクリニック周りは焼け野原。
マネキンの様な真っ黒に焼け焦げた人が沢山死んでいたんだ。

その中から日本は立ち上がってきたんだよな。
これは…死を見つめて前に進んでいるから強いんだよな。
自分の生の意味を持つ…ということだよな。

政治家も自分の死というものを考えて行動したら
もっとまともに行動するはずだし…
若い人も同じで、死を意識してないから自己主張が強いんだよな。

生と死とは何か?
そんな問いに向き合ったことがない人は殆どなのかも?
肉体の死で全てがなくなるんなら、今の人達の生き方もありだよな。

精神が肉体の死を超えて生きるのならば???
どんな仕打ちもした人にも…あの世で会うことになる。
敵を沢山作って死んでいったらあの世でのお付き合いは大変かも知れないよな。

政治家を含めて…ここいら辺の感性がない訳。だから何でも出来るんだろうな。
ロシアも米国も次期の指導者は神や無の世界を感じられる人を選ぶらしい。
神の支配下で生きているいう意識が大切なんだよね。
戦争でも…地球壊滅などの最悪の場面は避けられるでしょ。d(^-^)ネ!

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飼っている猫が死にそうで…と涙を流す患者さんを前にして。
「本当の猫の気持ちや仕草を理解しているのか?」を疑問に思うんだよな。

自分は訪問診療のアルバイトをしていた。
クリニックが立ち上がるまで…アルバイトは必要だと思っていたから。

そんな訪問診療の患者さんには猫好きの方がいるんだよね。
ベットの毛布を取ると猫が寝ているんだよね。
匂いもするけど…好きな猫ならば仕方ないし仕事だしね。

そんな、ある日、その患者さんが急変したんだよな。
救急車を呼ばないと!と紹介状を書いていた時…
目にとまったのは…猫の姿なんだよなぁ。
タンスの上で目をつぶってジッとしている猫の姿だった。
猫には分かるんだな…と感動したんだよな。

そんな気持ちを猫に思わせたくなければ…
猫の生涯が終わったときに看取ることが飼っていた人の役目なのでは?
猫を飼っている人間ならば…
猫の死を看取ることがどれだけ大切なことか?を理解するべきかな。

ホント…分かってないよなぁ。
そんなことを感じるんだけど…自分はダイレクトだから。
そのまま話します。その人の心が感じるまでクソミソに話す。
それは分かって欲しいからに他ならないんだけど、さ。

そんなこんなの診療をしています。

PS:ホイットニーヒューストンは亡くなってしまったんだけど
  彼女の武道館での歌声を聞いて感動したんだよな。
    こんなに上手いんだ!とかね。


PS2:ミュージカルの団員に入っている高校生が診察にいらして…
   あら??? ストレスを感じていることを感じた。
    何で100%を求めなければいけないのかねぇ。
    そんな生活だからストレス溜まるよな。
    楽しんでミュージカルをやって欲しいなと思います。
       そして自分も患者さんのミュージカルを見てみたいかな?(^^ )
    自分は若い頃…世界で1箇所だけ行きたいところがあった…ブロードウェイ。
   25才の時に行けたので他の国どうでも良いかな?とかね。
   ミュージカルで一番大切なのは…
       歌やダンスを通して自分の気持ちを観客に伝えることなんだよ。

posted by 杉幹雄 at 16:19 | Comment(0) | 医療

2023年05月07日

時代は横方向へ流れるんだよなぁ。


この動画を見て…驚いた。
動き方の方向が横だよなぁ。

この動画は日本人と結婚したフランスの女性がアップしている。
すごく驚いた…普通の人がマスメディアを超えている。
それも動画を視聴した広告のお金を使って高校生を招待している。

江頭2:50さんも横だもんね。
彼の感性は鋭いんだよね。

YouTubeの動きの横に対して…
マスメディアは縦なんだよね。
政府の意向も入れる訳だから。縦だよなぁ。

メディアの力を借りなくても
同じことが出来て、マスメディアの意見も介入できない。

これは…
世の中が縦から横になって来ていることを物語っている。
それを見せてくれているのが今の世界。

これからは…この様であって縦じゃ無いんだよなぁ。
あぁ〜ん〜〜〜これからは縦方向の権力じゃないんだよなぁ。

ーーー

恩師の鍼灸師の先生曰く
「時代は縦から横に動く」とな?

ーーー

「これは何を意味するか???」というと。

世の中に役立つ個人個人の創造性が生かせる時代に入ったこと。
そんなことを物語っているんだよね。

これに伴って…組織や権力の縦の力は弱くなる。
人と人のつながりである横の力が強くなるんだよなぁ。

日本歴代の「お代官様」の世界は終わりが見えてきている。
政治や官僚が国のコントロールする時代が幕を下ろそうとしている。

民衆主体の世の中になってきている。

一人一人が世の中を変えていく。
そんな時代に入っていることに驚きを隠せないんだよな。

PS: こんな時代に入っていることに驚いた。
  言葉がないなぁ。

  一言…「ありがとう」だよなぁ。うん!(^^)

posted by 杉幹雄 at 19:01 | Comment(0) | 医療

2023年05月03日

夢に向かって!



彼のスピーチはとても素敵です。
こんな思いで仕事をしてきたのか?と
考えさせられる様な動画でした。

芸は少しクドいな?と感じるんだけど。
彼は彼の生き様を描いているんだよな。

凄い!と思うよな。

要点を書いてみますね。

1)「何があっても諦めるな!」と言うことです。
  夢を 追いかけていたら必ず壁にぶち当たります。
  簡単に手に入らないから夢なんです。
  それに打ち勝って掴むのが夢なんです。
2) やりたいと思わないんなら…やらなくて良い。
  でも、やりたいと思ったら諦めずにやって下さい!
  真剣にやってみて下さい。俺は、どんな仕事でも真剣です。
3)真剣にやるのは、若い君たちに取って恥ずかしいことかも知れません。
  バカにしてくるヤツもいます。
  でも…99人がバカにしても一人が応援してくれれば…
  それで良いじゃねぇか。

ーーーー

凄い…よねぇ…江頭2:50さん。
彼の言葉は感動だよな。うん!(^^)

=====


kannpouekisu.png
この江頭2:50さんと同じような経緯を辿っているのが漢方の世界です。

今は漢方エキス薬は出荷調整をされるほど…
人気な治療薬になってしまいました。

でもね。漢方薬も一時は存亡の危機があったんです。

それを守ったのは一人の医師でした。
一人の医師が自費で出版した一冊の本でした。

「医学の鉄槌(いがくのてっつい)」
和田啓十郎先生が自費出版された一冊の本です。

そこから…湯本求真先生、大塚敬節先生へと漢方が受け継がれていきます。

なぜ? 漢方薬が存亡の危機にあったのか?
それは明治政府の富国強兵で、海外の思想を日本に入れたかったからでした。

西洋医学と漢方医学を比較させることを目的とした勝負がありました。
「脚気相撲(かっけずもう)」と言います。

脚気の患者さんを治す能力がある医学は、どちらか?を試させたのです。
治療能力に長けていたのは漢方医学でした…西洋医学が負けたのです。

それでも政府が漢方医学を捨てたのは…
漢方の世界の秘匿主義でした。処方を明かさないのです。

でも…それは仕方がないことです。
この様なことが起きたのは…家伝の医薬品で処方内容を明かさないことで
生計を立てていた医療関係者が多かったからなのです。

そんなことから明治政府は漢方を捨てて、西洋医学を取ったのです。
結果…漢方薬は存亡の危機となってしまいました。

その中で一冊の本…「医学の鉄槌」が出されました。
西洋医学を信じ、娘さんを亡くした湯本求真先生の心を救った本です。

湯本求真先生の弟子の大塚敬節先生は沢山の患者さんに恵まれましたが…
師匠の湯本求真先生には僅かな患者さんしかいませんでした。

「今日もヌールガンツだなぁ」(今日も完全ゼロだなぁ:患者さんが誰も来ないなぁ)と。
それでも湯本求真先生が考えられたのは、娘さんの死を救うことだったのかも知れません。
湯本求真先生の書かれた皇漢医学は凄い本です。亡くなった娘さんに対する愛情なのでしょう。

この様に1人1人の医師に守られ漢方医学は受け継がれて来ました。

私は、いつも、この様な先人の先生と共に患者さんに向かうことに幸せを覚えます。
今から二千年前…傷寒論を記した張仲景先生とも共にある様に感じます。

ですから…自分は先哲の残した医療を今の人に分かる様に残したい。
夢…なのかも知れませんが、初心に立ち返りながら真っ直ぐに進みたいと思います。

PS: ん…彼のスピーチに感動して、こんな長いブログを書いてしまいました。
  次は音楽を聴きたいよなぁ。d(^-^)ネ!

  今は「いきものがたり」が好きですね。。。

posted by 杉幹雄 at 15:10 | Comment(0) | 医療

2023年04月16日

夢が見つけられない…とな。

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東京大学入学式より

東大入学式の訓示より…

「夢は、探し続けて行動し続ける人にしか見つけることはできないということです。夢が見つけられないというのは、ほとんどすべての人が抱え続ける悩みですが、夢は、待っていれば突然降ってくるものではありません。探し続けて、行動してみて、その中で少しづつ「彫刻」のように形作っていくものだと思います。周りに流されず、自分の興味のままに、探し続けてください。」

この言葉は…ある意味で正解だと思うんだよね。

自分の人生と当てはめてとみると…
んだよなぁ(ノ_-;)ハア…医師という道は考えなかった。

浪人をして予備校に行っていた時に…好きな女性が出来て、さ。
その子が…「私は薬学部に入りたい」と、言われたことが切っ掛けで、
歯学部と医学部を受けたんだよなぁ。(^^ )

結果は、歯学部は1つ合格、医学部は2つ合格とかの状況に。
恩師の教授からは…「お前は受かりすぎだから考えるんだよな」とか?

でも自分は入院などの経験もあり…
病気の苦しさを知っているから医学部が良いのかな?と。
そんな訳で、医学部に進んだんだと、さ。(^^ )(^^ )

家系を辿ってみれば…
祖父(歯科医師)→母(歯科医師)→自分(医師)→息子(歯科医師)
息子も医療系に進んだのは、自分の影響もあったのかなぁ???

ん〜〜〜
夢って…自分のしたいことが分かる時に感じるんだと思うんだよね。

その夢を感じたときは…自分は30才になっていました。
30才台は夢に向かって、スゴく勉強をしました。
「病気という現象」を知りたかったんですよね。
それならば…難解とされている「発癌機序」に視点を置くと良いかな?

そんなこんなで20年勉強や研究をしてきました。
今は、その研究の結果を世に出すときなのでは?とか思います。

自分のクリニックも強くしないと、ね。
スタッフさんに給与を増やせないから…。

最後の夢のステップなのかも知れませんが…
自分が勉強をして得てきたことの全てを世の中に出そうと思います。
乞うご期待!(^^ )

でも、
自分のすべきことが分からない人が多いんだね。
今は与えられすぎで、幸せすぎ…なのかもね。。。

PS:夢っていると井上陽水と岡村貴子さんの歌かな。

夢への捜しものって…探すのが難しいのかなぁ?
井上陽水の「夢の中へ」かな。
ご自分の夢を見つけて下さい。



夢をあきらめないで! 岡村貴子さんの歌です。
それは…とても大切なことだと思います。

posted by 杉幹雄 at 07:35 | Comment(0) | 医療

2023年03月15日

コロナ後遺症治療の感想

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家内がヒヨコを買って来て…
ヒヨコを押して「ピヨピヨ」と音を鳴らしている姿なんだなぁ。

コロナ後遺症の患者さんは…
新幹線や飛行機を使って受診されていることが多くなった。
一介のクリニックに遠方から患者さんが来ることに少し驚いています。
福岡での往診もあったから、必要とされるならば受診されるのかな?

でも…コロナ後遺症治療では有名になりたくありません。
マスメディアからの取材は全てお断りしています。
それより大切なのは…漢方医学と一般医学を結びつけること。
その時にはメディアの取材もお受けしたいとおもいますが…
その時には、マスメディア取材を通り越していると感じるんだよな。

コロナ後遺症に関して…
「動くと悪化するから寝ていろ!」という医師が少なくない。
何を根拠に話しているのか…この根拠を示して欲しい。
この様なネットの情報で、コロナ後遺症を怖がる人が多い。

実際には…適切な医療をしていれば、身体を動かす方が良い。
コロナ後遺症での一番怖い部分は…
精神的に追い詰められ「自宅に籠もる」ことなんだよな。

「コロナ後遺症は怖い病態では無い!」
一般の風邪の後にも見られる状況だが、症状が強いだけなんだよな。

結果的に今の現代医学では病気という現象を解明し切れていない。
それが…この結果を生み出しているよな。

PS:
いきものがたりの吉岡さんも年齢を重ねて良い歌になっています。
音楽は人生経験と共に人に伝えるのが上手になっていく様に感じます。


音楽は一部の人の物では無くて…
全ての人が感じられる。だからよみぃ君の連弾が好きです。

posted by 杉幹雄 at 23:19 | Comment(0) | 医療

2023年03月01日

先生、ブログ書いてよ! とか言われ。。。

(・_・)......ン?
このブログを読んでいる患者さんって多いのかなぁ?
診察時に「先生、ブログ書いてよ」とか。

そんなら…
今回は…雑多な話題になっちゃうのかなぁ。d(^-^)ネ!

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家にはお猿さんがいます。
可愛いd(^-^) デショ????
家内が出かけている時に撮影しました。
と、いうことは家内が愛情をかけていると言うこと?(^^

本物のお猿さん(息子)は…一人暮らししているから、なぁ。
今は春休みなので今は頻回に帰ってきますよね…(^^ )
(君の家なんだから…帰っておいで!とかの感じ)

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浅草の「釜めし春」の寄せ鍋です。
いつも釜めしと一緒に食べます。
昔ながらの味で…とても美味しい寄せ鍋だと思います。
うん!(^^)うん!(^^)

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なめこ汁なんだけど…出汁が強いのは昔を感じる。
昔ながらの味と感じて、とても好きな「なめこ汁」です。
Googleのコメントでは「なめこの味がしない」とかのクレームがあるけど。
このクレームじみたコメント書いた人って…味が分かるのかなぁ???

今はこの様に理解していないのに…
平気で他人を罵倒する人が増えているんだよね。。。
教育の劣化が根底にあるんだろうね。
家庭での教育も含めて甘えさせすぎかも、ね。。。

この様な人には…辛い未来がまっていると思うんだよね。
完全に一掃されるのでは?と思っています。
時代の変換期なので…今は、こんなことやっていても見逃してくれるけど。
今後の時代は許さないれないのでは、と?
うん!(^^)うん!(^^)

次に医療の話題に移ります。

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何で…この様に薬草を置いてあるのか?だよね。
自分の感覚ですが…「自分の子供」なんです。
自分の子供である薬草棚がないクリニックは考えられなかった。
自分のことを何度も…救って貰った薬草です。

コロナ後遺症らしき?外人の患者さんが来られました。
100キロを超えている巨漢の方でも症状に涙を流すんですよね。
漢方的には単純な状態なのに…こんな感じになることに驚きました。

大丈夫なんだけどなぁ。
治って行くので不安にさせないようにしている感じかな。
家族そろって…不安定になるのが一番駄目なので。
頑張れ! 大丈夫だから。。。

PS:「まけないで!」だよね。

posted by 杉幹雄 at 08:47 | Comment(0) | 医療

2023年02月12日

時代は変わる。。。

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綺麗な街になったよなぁ…ソラマチ。

昔話だけど…ここは東武の貨物列車の待機線があったんだよね。
東武も貨物列車で色々な物を運んでいたんでしょうね。
コンクリート工場なんかもあった場所だよね。。。

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車検があって…時間があるので久しぶりにファミレスに。
そしたら、こんなiPadみたいなオーダーを使うようになっていました。
コロナで多くのお店が閉店に追い込まれたからね。
人件費削減には…仕方ないのかな?d(^-^)ネ!
一方でお客さんは増えたね、2年前のファミレスはガラガラだった。

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コロナ後遺症の患者さんから…
少し良くなってきたことを書いた書面を診察時に頂きました。

「1月26日の初診時は、待合室で座って待っているだけでもスゴくしんどくて
電車にも乗れない、外出も困難で1人ではほとんど動くことが出来ない状態で
少し動くと疲れてしまって、寝込むことが多かったです。

今は、2週間前よりも動けるようになり、
今日も頑張って徒歩と電車で1人で両国まで来ました。

胃の症状は小康状態、服薬のお陰で以前に比べ睡眠が取れている。
食欲が出てきた。少し無理をすると倦怠感はまだあるものの、
2週間前よりも全然よくなりました。

先生にアドバイスされた、ネットの情報に過敏にならず一喜一憂しないよう、
今日やることだけ考えて過ごすようにしています。」と。

ありがとうございます。このような文面を頂き感謝しています。
良い方向へ転がって来ているので怖がることはないですよね。。

最後の文面の退職の可否に関しては…治って行く病変だから
必要ならば診断書を発行して上司の方にも理解して頂けたらと思います。

ーーー

一方…コロナ後遺症治療後のピアニスト学生さんの「ピアノの音が変わってきた」
との報告をお姉さんからお聞きしました。
お姉さんもコロナ感染してしまったんだよなぁ…治療を受けにいらしています。

音楽だから…崖っぷちを通った後の音は変わるんだろうね。
ペダルが踏めなかった時に、感じたことがとても大切なんだよなぁ。
音を通して、君の気持ちを相手に伝えることの重要さに気が付いたのかな?

忘れてはいけないし、賞が取れたからと言って怠慢になってもいけない。
コロナ後遺症で崖っぷちに立たされたことが君のスタートラインだよな。
いつも、この初心を持ち続けて欲しいよな。

お母様より…お姉さんにも何かをあげて欲しい、と。
ん〜〜〜そうだな。。。お姉さんらしく、しっかりとしている印象かな。
武士道精神の上司は尊い…最後は切腹覚悟と言うことだよね。
その様な人はしっかりとした証明を見せれば休ませてくれる。
その様な人は無理は言わない…人を観ることが大切だよなぁ。。
曖昧なことが嫌いなだけだよねぇ…その様な人は。。。

まぁ〜自分もこの部類だよね…曖昧はイヤだよなぁ。。。
病気という現象にも理由がある…曖昧に起きている訳ではないかな。
God does not play dice.(神はサイコロを振らない)
その言葉を残したアインシュタインを尊敬しています。

コロナは自分を気づかせてくれる部分もあるんだろうね。
次の時代に向かうことを宿命にしたコロナだからなぁ。当然かな(^^ )。

PS: 恋に落ちたら〜僕の成功の秘密
電車男のドラマの一つ前に放映されていたドラマなんだけど。
とても…良いドラマです。草g君が主演をしています。
断片的にYouTubeにも上がっている様です。
その主題歌の「恋に落ちたら」が今回の音楽です。うん!(^^)



YouTubeに第3話があったので…
入れておきます。素敵なドラマです。
posted by 杉幹雄 at 12:39 | Comment(0) | 医療

2023年01月09日

スペイン風邪も3年…コロナも3年かぁ。。。

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100年前のスペイン風邪で3年かかった、と。
コロナも同じ経過…もうすぐ3年、だよなぁ。。

ーーー
スペインかぜ(英語: 1918 flu pandemic, Spanish flu、スペイン語: La pandemia de gripe de 1918、gran pandemia de gripe、gripe española)は、一般的に1918年から1920年[2]にかけ全世界的に大流行したH1N1亜型インフルエンザの通称。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)によるインフルエンザ・パンデミック重度指数(PSI)においては最上位のカテゴリー5に分類される。

全世界で5億人が感染したとされ、 世界人口(18億-19億)のおよそ27%(CDCによれば3分の1)とされており、 これには北極および太平洋諸国人口も含まれる。死亡者数は5,000万-1億人以上、おそらくは1億人を超えていたと推定されており、人類史上最も死者を出したパンデミックのひとつである。現状の歴史的・疫学的データでは、その地理的起源を特定できていない。また、なぜ終息したのかも、依然として研究対象である。初期にスペインから感染拡大の情報がもたらされたため、この名で呼ばれている。パンデミックが始まった1918年は第一次世界大戦中であり、世界で情報が検閲されていた中でスペインは中立国であったため戦時の情報統制下になく、感染症による被害が自由に報道されていた。一説によると、この大流行により多くの死者が出たことで徴兵できる成人男性が減ったため、第一次世界大戦の終結が早まったといわれている。
ーーーwikipediaより

人類は進化していないんだよな。
100年前と同じ姿なんだよ、これ。

100年前と人間と同じ姿勢なのは…
「病気と闘う姿」が変わらないから…だよな。

病気に対する視点と同じく…
他の人を攻撃する姿勢も同じだよ、な。
「戦争も終わらないのかな?」ε-(ーдー)ハァ

コロナ感染の必然性を説得した人が、どれ程いるのかな?
戦争も…これからは仕掛けた国が負けるんじゃない???

人間生きていく上での全てのことがらに必然性がある。
当然…病気にも必然性がある。
コロナ感染にも必然性があることには他ならない。

そんな訳で…「病気の不可欠」を文字にしなくてはならないかな。
そんなことから…ブログの更新は1ヶ月に1度程度が限界かも・・・?
本当に必要なことはホームページに文字にしていこうと思います。
(ちなみにこのブログの記事は開業後以来535回目になります)

でも、さぁ。
たまには…よみぃ君にも登場して貰わないとね、
(^^)うん!(^^)

PS:今回は「ルパン三世」になっちゃいましたぁ。
  ルパン三世って好きなんだよね…お金より人の心を優先する。
  次に車買うのならば…フィアットのルパン車にしたいなぁ。
  小さいフィアット…素敵だよなぁ。。


よみぃ君も「ルパン三世」
弾いているんだよねぇ。うん!(^^)

posted by 杉幹雄 at 12:34 | Comment(0) | 医療

2022年12月19日

光を見つめて…コロナ後遺症患者さんに

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コロナ後遺症の患者さんやご家族は概して神経質になっています。
困ったことだよなぁ〜〜〜コロナ後遺症患者さんの治療の折に良く感じていました。
そんな折…丁度細やかな男性の症例があり、その経過をメールで報告して下さっていました。
光を見つめて治療を受けることの大切さが分かると思います。

コロナ後遺症の倦怠感と微熱の一例
30台後半 10月中旬コロナ感染
コロナ感染後に他の医療機関に受診をされており、コロナ後遺症を恐れていました。
何故か?「寝ていないで動くと悪化する」などと医師に言われていた、とのことです。
彼は電車で1時間半程度の距離でも頑張って診察にいらして下さっています。

11月22日

先週金曜日に受診させていただきました診察番号(番号)の○×です。先日は診てくださりありがとうございました。まだ漢方を服用して数日ですが、以前より快方に向かっている実感を得ております。また、ご指摘頂きました、下痢の副作用懸念も整腸剤のおかげか特に出ておりません。

その中で気になった点が出てきましたので、下記質問させて頂けたらと思います。(「何か気になったら連絡して」というお言葉に甘えさせて頂きたく)

@服用中、以前より眠気が強く増したように思います。(特に正午から夕方)これは漢方の影響でしょうか。それともコロナ後遺症の一つの症状でしょうか。

A現在会社は在宅勤務としておりますが、会社からいつ頃復帰出来るか問われております。おおよその根治の目安、もしくは出社可能な時期について、ご教示頂けたらと思います。(会社は自宅からバスと電車を乗り継いで約90分ございます)

BME/CFSやPEMといった症状が後遺症患者で時折見られると聞きます。怖い症状なので気になってしまいます。このような症状は、どのようにすれば回避出来るのでしょうか。

問い合わせフォームから聞いてしまってよいか分からず、もし意図と違う際は次回受診時に改めて質問させて頂きたく思います。
お手数お掛けしますが、宜しくお願い致します。

ーーー
困ったことだよなぁ〜と思い、診療時間後に直接電話をしました。「ネットからの情報で自分で診断しないように!」と。また「症状回復にも波があるため悪い症状に対して気にしないように」と、加えて「治療期間は人それぞれなので2〜3ヶ月と話しておけば良いのでは?」話した覚えが。。。ME/CFSってなぁに (^^ )?「クラッシュ症候群?」などは考えないこと…漢方治療をしていると感じるのは…病態把握が出来ない医師が作った病名だよなぁ。「症候群という病名は症状が3つそろえば成り立つ変な病名」なんだよなぁ。ネットはバーチャルなので信頼を置かないことが大切だよなぁ。。そんなことを話して元気が出たことを感じて電話を切りました。
ーーー

11月30日
診察番号(番号)の○×です。今週金曜再診に伺います、宜しくお願い致します。
再診前に、この二週間弱の経過を事前にご報告させて頂きたく思います。(当日報告漏れがないように)
お手数ですが、宜しくお願い致します。

【漢方服用後の身体の変化点や新たな症状】
@飲み始めて数日で以前より元気が出てきました。(それまでは一切湧かなかった性欲が出ました)
A家事で動悸を感じる機会も減ったと思います。
B興奮すると心臓がズキズキします。
C階段を昇ると6階あたりで心臓が痛みます。
D鼻呼吸がしづらいです。特に就寝時は口呼吸ばかりになります。
E以前も問い合わせさせて頂いたように、朝や昼に食事を取ると眠気が強くなります。特に、体調が落ちている時に強く感じます。
F発熱は体調が良いときには36.5まで下がりますが、倦怠感が強いと36.9まで上がります。

【二週間の経過】
22日以降体調がよく、回復しつつあるのを実感したため、先週26日土曜に電車で買い物を試しました。(所要時間5〜6時間程度)買い物中は元気で後遺症をあまり感じませんが、帰宅後に疲れが出てきました。
27日日曜は午前中体調がよかったので、午後に休憩を挟みながら一時間程度の散歩を実施、ゆっくりのペースでしたが帰宅後に疲れが出てしまいました。

翌日28日月曜は朝から疲れがあり、29日火曜も同様、動いていないけど倦怠感がありました。30日水曜も朝から倦怠感で横になる状態です。

元々季節の変化や寒暖差に弱いので体調を崩したのか、週末に出掛けたのが良くなかったのか、現時点では漢方服用前に近い身体の状態です。

取り急ぎ以上が経過報告となります。他にもあれば当日追加報告させて頂きます。宜しくお願い致します。

ーーー
あ〜ん〜もぅ。真面目だなぁ〜〜〜(^^ )。
身体が変わっているのを診察で確認して漢方処方を少し変更しました。
悪い方ばかり見ているのを注意して、少しでも良くなった症状を見つめることを話しました。
夜空の星を見つめるか? 暗い空を見つめるか? 光を見つめることが治癒につながります。
何でもコロナ後遺症に結びつけないのも大切だよなぁ。。
ーーー

12月15日
診察番号(番号)の○×です。
今週は17日(土曜)に再診に伺います。
再診前に経過のご報告です。

【経過】
前回から新たに服用した漢方の効果もあって服用後一週間経たずに回復を実感。前回は出来なかった一時間程度の散歩や、階段を昇った際の心臓の痛みもなく、コロナ前同様にこなせるようになり、日常生活はほぼ問題ないと思います。

ただ、まだランニングやジョギングは難しいようで、軽く走り出しても心臓が鈍く痛みます。
また、発熱も36.6の時もあれば36.9の時もあり、まだやや高い印象です。

加えて、再診後の一週間は凄く元気でしたが、12日の週は少し疲れもみられ、そういった時は特に眠気が強い印象です。

とはいえ、初診の頃から比較するとかなり回復したと実感出来て嬉しいです!

外出は半日程度なら無理なく出来そうなので、次の診察の際にはまずは週一回程度の出社が可能か相談させていただきたく思います。

宜しくお願い致します。

ーーー
もう大丈夫だね…ここまで来ると。診察すると軽い胃熱のみだもんなぁ。
彼に「このメールをブログの記事にしても良いかな?」と話したら許可してくれました。
仕事に行って疲れてもコロナ後遺症ではなくて「動いてなかったから疲れるんだよ」とか話しました。後は…順調に治って行くでしょう。お疲れさまでした(^^ )。

良くなった症状に眼を向け、光を見つめた君の勝利だよなぁ。
加えて、症状に怯えて医者をコロコロ変えると治らないだよん。

ーーー

まとめ
この症例は治療に対して光を見つめることの大切さを指摘しています。
身体は必要不可欠な症状を出しているだけです。
それに怯えないことが…病気の治療を受けている時には重要です。

コロナも全国の感染温度の差が無くなるように順調に感染が進んでいますので
来年は…もっと落ち着いてくると思いますよん。
未来へ向かって…光を見つめながら歩いて行きましょう。うん!(^^)

今はコロナに感染しても肺炎までには至らないことが殆ど。
もう「不要不急の外出をやめましょう」は…必要ないよね。
この不要不急の外出の自粛の要請で自宅に籠もった結果…
どれだけの人が歩けなくなったことだろう。
どれだけの人が精神不安定になったことだろう。

しかしぃ〜「傷寒論」って本は凄い本だよね。
コロナ後遺症なんて関係なく…書かれている治療が通用するんだよな。
できれば、傷寒論の理論解析を本でもネット記事にでもしたいなぁ。


PS: これが今年最後のブログになります。
  最後を飾るのはZardとよみぃ君です。

Zardは…CDが出るといつも買っていました。
とても好きな歌ばかりで助けられたことは数知れません。
ありがとう…坂井泉水さん。


よみぃ君にも元気を沢山貰いました。ありがとう!
いつまでもストリートピアノ…続けて下さい。
来年も期待しています。d(^-^)ネ!

posted by 杉幹雄 at 21:52 | Comment(0) | 医療

2022年11月13日

コロナ感染は遷延状態で8波では…ない!

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阪大中野先生の作図

この様な感染状態で、今は感染温度が低い所に広がっている状況。
東京は感染温度が高かったので、都市と地方の感染温度の差が改善されている。
そんな状態で…悪くない状態です。

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阪大の中野先生の作図

この様にK値も順調に落ちてきていますので…
新しい波ではなくて…地方に広がっている姿だと考えられます。

以下は阪大の中野先生のお話です。
「概況:
大阪は前週比が1を下回り(今週2回目)、東京はほぼ1です(差は1%以下)。
北海道は想定より若干多いですが、統計的なふらつきだと思います。
"8波"の入り口ではなく、出口に近づいています。
そもそも8波と呼ぶのはいかがなものかと思いますが。。。 」

感染者数に右往左往している行政の姿がありますが…
別に気にする必要はないと思われます。

日本の都市部と地方との感染温度の差が大きかったため地方で感染温度を上げている状態です。
この感染温度が日本で均一にならないと…強い感染は止まりません。

このことからすれば…とても良い経過を進んでいます。

今のオミクロン株は感染力は強い一方で…病毒性は弱くなっています。
昨年のデルタ株では自宅でも酸素吸入をされていた方も多くいますが…
今回のオミクロン株では入院でも酸素吸入をされる方も殆どいない様です。
そんな状態です。。。

コロナ感染で怖かったのは肺炎ですが…その脅威は去っているものと思われます。
行動制限などの余計な心配は必要ないと思います。

今、生きているということなんだから、生きていることを楽しみましょう。

PS1: コロナ後遺症の患者さんが石垣島から受診されました。
   w(゚o゚)w オオー! 驚きましたが…
    ご主人が東京で働いているから…という部分もある様です。
    精一杯…治療をしていきますね。
   石垣島かぁ…一度、行ってみたいなぁ〜(^^ )。

PS2:石垣島と聞いて「Drコトー先生の音楽」を聞きたくなりました。
   中島みゆきではないんだけど…上手ですね。うん!(^^)
       歌詞から感じる感情を歌にしていて素敵です。

posted by 杉幹雄 at 11:23 | Comment(0) | 医療